【社会人向け】英単語の覚え方と覚えられない理由を3つずつ紹介
単語学習は単純作業のように見えますが、覚えられたと思った単語が実は覚えられていなかったりと、非常に厄介です。
そこで本記事では、英単語を覚えられない3つの理由と、最も効率的な英単語の覚え方3つを解説します。また最後では、仕事や家庭で学習時間が取れない社会人向けの英単語の覚え方も紹介しています。
英単語が覚えられずに悩んでいる方は、ぜひ記事を最後までチェックしてみてください。今日から全く新しい形で単語学習をスタートできますよ。
目次
英単語をなかなか覚えられない3つの理由
英単語をなかなか覚えられない理由は以下の3つです。1つでも当てはまってしまうと、労力の割には語彙力が伸びません。
- 1回で覚えてしまおうとしているから
- 単語帳を眺めるだけで覚えようとしているから
- 単語を単体で覚えようとしているから
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1回で覚えてしまおうとしているから
英単語をたった1回の英語学習で覚えてしまうことは、ほとんど不可能です。人間の記憶には短期記憶と長期記憶があるのですが、1回の学習で覚えた単語は短期記憶にしかならず、短期記憶は期間が経てばすぐに忘れてしまいます。
例えば翌日の単語テストに向けて一夜漬けをして、なんとか翌日の単語テストは乗り切れても、そこで覚えた英単語は2週間もすればほとんど忘れてしまいますよね。
英単語を長期記憶にするためには、1回だけ学ぶのではなく、何度も単語に触れなければなりません。何度も触れるうちに脳が「この単語は何度も触れるから覚えておこう」と判断し長期記憶となるのです。
また大きな印象と共に刻まれた記憶であれば、たった1回の学習でも長期記憶になります。先生が面白エピソードと共に紹介してくれた単語などがその例です。
ただし大半の単語に印象に残るエピソードはないので、1回で覚えるのではなく複数回に分けて覚えなければなりません。
単語帳を眺めるだけで覚えようとしているから
単語帳を眺めるだけでは、なかなか単語を覚えられません。全く覚えられないこともないのですが、必要以上に時間と労力がかかってしまいます。
単語帳を眺めるときには「目」しか使っていません。耳や口など体の色々なところを使うことで、単語はより覚えやすくなります。また単語を聞き取れるようになりたくて単語を学んでいるのであれば、耳を使わない理由はありません。
英単語をなかなか覚えられない方は、単語帳を眺めるだけになっていないか思い返してみてください。特に電車の中など、眺める以外の動作が難しい場所で単語を勉強している方は要注意です。
単語を単体で覚えようとしているから
単語を1つ1つ単体で覚えようとするのは非効率です。単語には意味が似ている言葉やジャンルが同じである言葉、綴りが似ていて間違いやすい言葉などがあります。こういった単語を複数一気に勉強することで、少ない労力で効率的に英単語を覚えられます。
例えば意味が似ている言葉として“think”と“consider”が挙げられます。両者を別々に学ぶのではなく、同時に学んで「“think”と“consider”は意味が似ているんだな」「でも両者にはこんな違いがあるんだな」と考えた方が、簡単に両方の英単語を覚えられます。
全ての単語で、複数の単語を同時に学習すべきだとは言いません。しかし1つの単語を覚える際、他の単語も一緒に覚えられることが現状どのくらいあるか、考えてみてください。
最も効率的な英単語の覚え方3つ
効率的に英単語を覚えるためには「英単語をなかなか覚えられない3つの理由」とは逆の覚え方をすれば良いわけです。
効率的な英単語の覚え方は以下の3つです。
- 何度も反復をする
- 五感をできるだけ多く使う
- 関連付けて覚える
それぞれ詳しく見ていきましょう。
何度も反復をする
英単語を覚える際は、1回で覚えるのではなく、何度も反復しましょう。そうすることで、覚えたい単語が短期記憶から長期記憶へと変わります。
どのくらいのサイクルで反復するかはあなた次第ですが「1日10単語を10日繰り返して100単語覚える」ではなく「1日100単語に目を通す×10日」という形で英単語を覚えましょう。
もちろん1日目や2日目は覚えられていない単語の方が多いはずですが、日数が経つに連れて覚えられる単語は増えていきます。
また数週間や数ヶ月に一度、これまで覚えた単語を復習する機会を設けましょう。そこで忘れてしまっていた単語を抽出できれば、自作のノートにまとめるなどして、忘れてしまった単語だけを学習できるようになり、より効率的です。
五感をできるだけ多く使う
単語は目で見て覚えるのではなく、五感をできるだけ多く使って覚えましょう。具体的には以下のような行動が可能です。
- 目:単語帳を眺める
- 耳:単語帳に付属の音声を聞く
- 口:英単語や例文を声に出す
- 手:英単語を書く
耳で聞くだけ、手で書くだけと単体で実行するのではなく、上記をできるだけ同時に実践しましょう。例えば「目で単語帳を眺めつつ、耳で音声を聞き、口で単語を声に出し、手で英単語を書く」といった形です。
そうすることで感覚をフル活用できるので単語を覚えられる効率は上がります。また目を使えばリーディング、耳を使えばリスニング、口を使えばスピーキング、手を使えばライティングの向上にもつながります。
関連付けて覚える
単語は1つずつ覚えるよりも、関連付けて複数の単語を同時に覚えてしまった方が効率的です。以下の単語はまとめて覚えましょう。
- 意味が似ている単語
- ジャンルが同じである単語
- 綴りが似ていて間違いやすい単語
「上記のような単語を自分で探すのは大変」と感じる方もいるかもしれません。しかし単語帳には、意味が似ている単語が単語の説明欄に記載されていたり、ジャンルが同じ単語はまとめて収録されていたりするので心配不要です。
自分で「この単語も似ているな」というものがあれば、単語帳の端にペンで書き加えるようにしましょう。
英語が必要な社会人におすすめする英単語の覚え方
最後に、英語が必要な社会人におすすめする英単語の覚え方を紹介します。社会人は時間や期間に制限があったり、難易度の高い英単語を学ばなければならなかったりして、英単語を覚えるハードルが上がります。
英語が必要な社会人におすすめする英単語の覚え方は以下の3つです。
- 単語学習は通勤電車や昼休みなどの空き時間に行う
- 必要なジャンルに特化して学習する
- 英語コーチングスクールと組み合わせて使える英語を手に入れる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
単語学習は通勤電車や昼休みなどの空き時間に行う
英語学習は、単語学習だけではありません。リスニングやスピーキングなど、他にもやるべきことはたくさんあります。
時間の確保が難しい社会人は、最もまとまった時間を確保でき、集中して勉強ができる自宅での学習時間に単語を学ぶべきではありません。自宅で勉強をする際は、比較的単純な単語学習よりも、集中力が求められる他の学習に時間を費やすべきです。
単語学習は、単語帳が手元にあればすぐに始められます。また時間も5分しか確保できなくても問題ありません。よって単語学習は、日常生活の中で無駄になっている時間を使って行うべきです。
具体的には、通勤電車の中でスマホをダラダラ眺めていた時間や、会社の昼休みで食事を終えてから仕事が始まるまでの時間などが挙げられます。
オフィスの中など、単語帳を開くことに違和感がある場所でも、単語帳のアプリ版を使ってスマホで単語を学べば問題ありません。
必要なジャンルに特化して学習する
社会人になって英語を学ぶ方の大半は、具体的な目的を持って英語を学んでいる方が多いです。「何となく英語が話せたらいいな」といった漠然な目的意識で英語を学んでいる方は少ないように感じられます。
目的が明確なのであれば、その目的の達成に必要なジャンルに特化して英単語を学びましょう。
例えばTOEICで高得点を取得して転職で有利になりたいのであればTOEIC対策用の単語帳を購入すべきです。
限られた時間の中で満遍なく英単語を学ぶのは難しいので、ジャンルを絞ってそのジャンルの英単語をとことん極めましょう。
関連記事:【超人気】TOEIC単語帳レベル別おすすめ10選!勉強法も解説
英語コーチングスクールと組み合わせて使える英語を手に入れる
社会人が短期間で確実に使える英語を手に入れたいのであれば、英語コーチングスクールがおすすめです。英語コーチングスクールとは、英会話スクールとは異なり、英語講師と英語コーチの2名体制であなたの英語学習を徹底サポートするサービスです。
英語講師はレッスンを担当し、英語コーチはあなたの学習カリキュラムや学習進捗の管理やモチベーションの維持を担当します。
「英単語だけ覚えられればいい」という方はいないはずです。みなさん英単語を覚えた先に「英語を話せるようになりたい」という目標があるはずです。
社会人で時間が取れなかったり継続が難しかったりするからこそ、限られた時間で最大限の効果を発揮しなければなりません。
国内で英語の習得を目指すのであれば、英語コーチングスクールより優れたサービスはありません。ぜひ英語コーチングスクールの受講を検討してみてください。
関連記事:英語コーチングを受講して得られる4つの効果とは?不要論や英会話スクールとの違いも解説
まとめ
英単語を覚えられない3つの理由と、最も効率的な英単語の覚え方3つを解説しました。単語学習における改善点が見つかったのではないでしょうか?
早速今日から、新しい形で英単語を学んでみましょう。覚えやすさ、学習効率、全ての面でこれまでとの違いを実感できるはずです。
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トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。