花粉症は英語では何と言う?「私は花粉症です」と説明する例文やカタカナでの発音を紹介
花粉症は英語では、「hay fever」「pollen allergy」「pollinosis」と言います。
本記事では、上記3つの花粉症の英語表現の使い分け方や、「私は花粉症です」「私は花粉症がひどいです」など自身の花粉症について説明する方法をまとめました。
単純に花粉症の英語表現について知りたい方も、花粉症について英語で説明をしたい / 話したいと考えている方も、ぜひ記事を最後までチェックしてみてください。
目次
花粉症は英語では何と言う?使い分け方&カタカナ発音を紹介
「花粉症」という意味を表す英語表現はいくつかあります。その中でも使われる頻度が高いものは、以下の3つです。
- hay fever
- pollen allergy
- pollinosis
それぞれ使い分け方やカタカナ発音、例文を詳しく紹介します。
花粉症を表す英語表現①「hay fever」
今回紹介する花粉症を表す英語表現3つの中で最も広く一般的に使われているのが“hay fever”です。カタカナでは「ヘイ フィーヴァー」と発音します。
”hay”は「干し草」”fever”は「熱」、つまり直訳すると「干し草熱(枯草熱)」になります。
花粉症で熱まで出てしまう人はほとんどいませんが、干し草によって鼻水が出たり喉が痛くなったり、くしゃみが止まらなくなったりして、それに加えて熱っぽくなったことから、花粉症を意味する言葉として”hay fever”が使われるようになったようです。
熱が出ていなくても、“hay fever”を花粉症の英語表現として使用して全く問題ありません。
以下“hay fever”を使った英語の例文です。
- Hay fever is a common allergic condition triggered by pollen, causing symptoms like sneezing and itchy eyes.
「花粉症」は、くしゃみやかゆい目などの症状を引き起こす花粉によって引き起こされる一般的なアレルギー疾患です。 - During springtime, many people suffer from hay fever due to the high pollen count in the air.
春の時期には、空気中の花粉数が多くなるため、多くの人々が花粉症に苦しんでいます。 - Hay fever can be managed with antihistamines and nasal sprays, but it’s important to avoid allergens whenever possible.
花粉症は抗ヒスタミン剤や鼻スプレーで管理することができますが、できるだけアレルゲンを避けることが重要です。
以下のYouTube動画では、花粉症と言いたいときに使える英語表現を紹介していますので、ぜひご覧ください。
関連動画:花粉症って英語で言える?@英語コーチングTORAIZ
花粉症を表す英語表現②「pollen allergy」
”pollen allergy”はカタカナで「ポレン アレルギー」と発音します。
”pollen allergy”の”pollen”は「花粉」という意味です。つまり”pollen allergy”は直訳すると「花粉アレルギー」となります。
“hay fever”の方が頻繁に使用されていますが、“hay fever”でも”pollen allergy”でもどちらを使用しても問題はありません。
以下”pollen allergy”を使った英語の例文です。
- Pollen allergy affects many individuals during the spring season, causing symptoms such as sneezing and nasal congestion.
「花粉症」は春の季節に多くの人々に影響を与え、くしゃみや鼻づまりなどの症状を引き起こします。 - Wearing a mask can help reduce exposure to pollen, which is essential for managing pollen allergy symptoms.
マスクを着用することで花粉にさらされる機会を減らすことができ、花粉症の症状を管理するために重要です。 - Pollen allergy can be treated with antihistamines and allergy shots, but avoiding triggers is also crucial for long-term management.
「花粉症」は抗ヒスタミン剤やアレルギー注射で治療することができますが、誘因を避けることも長期的な管理には重要です。
花粉症を表す英語表現③「pollinosis」
”pollinosis”はカタカナで「ポリノーシス」と発音します。”pollinosis”は医学用語なので、病院など特定のシチュエーションにおいてよく使われる表現です。
“hay fever”や”pollen allergy”と比較すると、日常で使われることはあまりありません。
以下”pollinosis”を使った英語の例文です。
- Pollinosis is characterized by allergic reactions to pollen, leading to symptoms such as sneezing, itchy eyes, and nasal congestion.
「花粉症」は、花粉に対するアレルギー反応により、くしゃみ、かゆい目、鼻づまりなどの症状が特徴です。 - Many people with pollinosis experience worsened symptoms during the spring and fall seasons when pollen levels are high.
「花粉症」を持つ多くの人々は、春や秋の花粉の量が多い時期に症状が悪化することがあります。 - Effective management of pollinosis involves avoiding pollen exposure and utilizing antihistamines or nasal sprays to alleviate symptoms.
「花粉症」を効果的に管理するには、花粉にさらされることを避け、抗ヒスタミン剤や鼻スプレーを利用して症状を和らげることが重要です。
花粉症について英語で説明する際に使える表現
自身の花粉症について英語で説明する際に使える以下3つの言い回しについて解説します。
- 「私は花粉症です」
- 「(私は)花粉症がひどいです」
- 「私は(春になると)花粉症になります」
それぞれ詳しく見てみましょう。
「私は花粉症です」I have hay fever. / I have a pollen allergy.
体の不調や、病気であることを伝える際は”have”を使います。
「I have hay fever.」「I have a pollen allergy.」、どちらでも「私は花粉症です」という意味の英語表現になります。
花粉症以外にも、以下のような形で使えるので、この機会に覚えておきましょう。
- I have a fever.「私は熱があります」
- I have a headache.「私は頭痛がします」
- I have a cold.「私は風邪をひいています
また花粉症は花粉アレルギーですが、花粉以外にも様々なアレルギー症状を持つ方がいます。自分が持っているアレルギーを伝える際は、以下のように”I have a pollen allergy.“の文章を活用しましょう。
- I have an egg allergy.「私は卵アレルギーです」
- I have a nuts allergy.「私はピーナッツアレルギーです」
- I have a cat allergy.「私は猫アレルギーです」
海外のレストランで”Do you have any allergies?”「何かアレルギーはありますか?」と聞かれた時や、友人のペットと触れ合う機会がある時などに役立つ表現です。
関連記事:体調不良で使える英語表現・単語一覧を症状や状況別(メールやビジネスシーンなど)で紹介
「(私は)花粉症がひどいです」My hay fever is bad.
「ひどい」を“bad”で表現しています。他にも“I have severe hay fever.”と「ひどい」を“severe”で表現することも可能です。
「私は(春になると)花粉症になります」I get hay fever.
“I have hay fever.”と似た表現ですが、細かなニュアンスが異なります。
まず”I have hay fever.”は、すでに花粉症の症状が出ている時に使用します。一方で”I get hay fever.”は、今は花粉症の症状が出ていないけど、おそらく今年も花粉症になる、毎年花粉症になっているというニュアンスで使われます。
よって、”I have hay fever.”は花粉症シーズンによく使われます。日本であれば春です。一方”I get hay fever.”はそれ以外のシーズンで使われます。
関連記事:「春」を英語で何と言う?花粉症やお花見など春を表す役立ち表現も紹介!
花粉症の種類や症状に関する英語の単語一覧
ここでは、花粉症に関する話をするときに、よく一緒に登場する英語表現をまとめました。
花粉の種類(ヒノキ花粉やスギ花粉)に関連する英語表現
花粉の種類に関連する英語表現は以下のとおりです。
- cedar pollen「スギ花粉」
- cypress pollen「ひのき花粉」
“pollen”は花粉という意味なので、その前に花粉源となる植物の名前を入れることで、「〇〇花粉」という意味になります。有名な花粉の英語は以下です。
ちなみに日本の花粉症は、スギ花粉とひのき花粉によって引き起こされるものが大半です。
「体調不良」に関連する英語表現
花粉症以外の体調不良時に使える英語表現は以下のとおりです。
- achoo「ハクション」
- sneeze「くしゃみをする」
- itchy「かゆい」
- face mask「マスク」
- unwoven mask「不織布マスク」
くしゃみをした時の擬音である「ハクション」は英語で”achoo”と言います。発音は「アチュー」なので日本語の「ハクション」と全く異なりますよね。
このように擬音は国によって全く異なります。例えばニワトリの鳴き声は、日本語では「コケコッコー」です。しかし英語では”cock-a-doodle-doo”です。
このような擬音の違いを調べてみるのも面白いですよ。
関連記事:「お大事に」は英語でなんて言う?自然な表現を例文付きで紹介
花粉症の必須アイテム「マスク」を英語で言えますか?
実はマスクは”mask”では通じません。”mask”だと「仮面」「美顔用のマスク」のような意味になってしまいます。
マスクの英語は以下です。
- face mask「マスク」
- unwoven mask「不織布マスク」
日本では花粉症シーズンや冬にマスクを付ける習慣があります。しかしバイクが多くて大気汚染がひどい国以外では、日常的にマスクを付ける習慣はほとんどありません。
花粉症でくしゃみをした人に使う英語フレーズ
くしゃみをした人に対して使う英語は、”Bless you”です。
“Bless you”は、”May God bless you.”「神の御加護がありますように」が短縮された言葉です。
実際には、「お大事に」くらいのニュアンスで使用されます。くしゃみをした人に対して”Bless you”「お大事に」という感じです。
なぜこのような言い回しが生まれたかというと、以前英語圏では、くしゃみをすると魂が口から抜けてしまうという迷信がありました。この迷信から、くしゃみをした人に対して”Bless you”「お大事に」と言うようになったようです。
ちなみに2回連続でくしゃみをした人に対しては、”Bless you again”ということもあります。
あなたが”Achoo”とくしゃみをしてしまって、相手に”Bless you”と言われた時は、”Thank you”と返事をすればOKです。
まとめ
花粉症の英語表現について解説しました。
まとめると、花粉症には3つの表現があり、よく使われるのは”hay fever”と”pollen allergy”です。”pollinosis”は医学用語として使われます。
また関連する単語は以下の通りです。
- achoo「ハクション」
- sneeze「くしゃみをする」
- cedar pollen「スギ花粉」
- cypress pollen「ひのき花粉」
- itchy「かゆい」
- face mask「マスク」
- unwoven mask「不織布マスク」
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英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。