「朝」の勉強が英語を伸ばす!朝活で継続できる英語学習法を紹介
社会人の英語学習の壁、それは何といっても英語学習の継続ではないでしょうか。みなさんもご存じの通り、仕事をしながら英語を勉強するのは簡単なことではありませんよね。
仕事が終えてから勉強しようとなると、仕事の疲れもあり勉強していることがあまり頭に入らない、では早朝に起きて勉強しようとすれば、これがまた朝はやく起きるのがなかなか難しい。
こちらでは、そのような方におすすめしたい、継続できる学習法をご紹介したいと思います。続けることが難しい勉強を、何とか続けられるような工夫を一緒にしていきましょう。
こちらの記事でわかること
- 勉強を朝にするメリット
- 朝の勉強が続けられる学習法
目次
英語の勉強は朝がいい?夜がいい?
はじめに、英語の勉強は仕事前の朝にすべきか、仕事終わりの夜にすべきかを考えてみたいと思います。
まず、結論から言えば、それは人それぞれです。朝のほうが勉強しやすいし頭に入りやすいという方もいれば、朝は苦手で夜のほうが勉強がはかどるという方もいると思います。
そのため、どちらかがいいとは一概にいえませんが、こちらでは、朝に勉強するための学習法を考えていきたいと思います。というのも、朝には、継続できれば学習に効果的なメリットがあるからです。
そのため本記事では、まず朝に英語の勉強をするメリットを紹介し、朝の勉強を継続できる学習法を考えていきたいと思います。
朝に英語を勉強する科学的メリット
朝に勉強をするといいというのは、よく耳にする話です。しかしそれは、朝のほうが静かだから、朝のほうが気持ちいいからといった、ひとそれぞれに依存するような理由ではなく、朝の勉強は「脳にとっていい」という科学的な研究結果から来ています。こちらでは、朝の勉強の科学的メリットを2つご紹介したいと思います。
脳がクリアな状態で情報を入れやすい
1つ目のメリットは、朝は脳がクリアな状態にあるというものです。みなさんは、わたしたちの脳は睡眠中に、記憶や知識を整理しているという話を聞かれたことはありませんか。
というのも、私たちの睡眠には、ノンレム睡眠とレム睡眠というものがあり、ノンレム睡眠のときに体と脳を深く休め、レム睡眠のときに記憶や知識の整理をしています。
これはつまり、眠りから覚めたとき、すなわち朝は、脳と体が休まり、かつ記憶が整理された状態にあるということです。
言い換えると、眠りから覚めたこの状態であれば、あたらしい情報を入れやすく、整理されたものと結びつけやすいということになります。
学習に効果的な科学物質が分泌されやすい
2つ目のメリットは、学習に効果のある化学物質が朝に分泌されているというものです。
個人差はありますが、わたしたちの体は就寝から朝にかけて、最もホルモンが分泌されると言われています。そしてこのホルモンによって、体も脳も活発に活動するため、学習の効果が高いと言われています。
また、朝はやる気や意欲にかかわりのあるドーパミンという脳内物質も多く分泌されます。このドーパミンが多く分泌されると、脳が刺激されて活性化し、記憶力が高まる、思考が深まる、といった効果があるとされています。
一方、朝はぼうっとして勉強には向かないという意見もありますが、それは脳が眠りから覚醒できていない状態にあるためです。日光を浴びる、朝食を取るといった活動により、脳の覚醒を手助けできると、朝の学習の効果は大いに期待できます。
朝の勉強が続く学習法
これまで、朝学習のメリットをご紹介しました。ここからは朝の勉強を継続できる学習法を考えていきたいと思います。大切なことは続けること。そのためにできることを考えていきましょう。
何を勉強するかをはっきりさせる
1つ目の学習法は、前日などに何を勉強するかをはっきりさせておくというものです。これには、何を勉強するかをはっきり決めておくことで、「何をしよう」「まあ今日はいいか」というような気持ちになるのを防ぐといった狙いがあります。
そもそも勉強する内容が決まっていないと、何をしようかと選択することから始めなくてはならず、それに時間を取ってしまうこともあります。
また、単にテキストの続きをするというのも、得意ではないところや気の進まないところが出てくると、面倒になったり、退屈になったりすることもありますよね。
しかし、明日の朝はこのページのこの箇所を勉強する、毎週月曜は単語を5つ覚えるといった、何を学習すべきかを明確に決めておくことができれば、スムーズに学習に取りかかることができ、継続する学習に繋がります。
また、就寝前に翌朝する内容を決めてそのページを机に広げておく、といったちょっとした準備も効果があるかもしれません。
好きなこと、関心のあることをする
朝勉強の最大の敵は、やはり起床ではないでしょうか。とくに、朝が不得意な方には、勉強をするために早く起きるというのはとても難しいことですよね。そこで考えられる方法が、気負った勉強をしないというものです。
言い換えるなら、「勉強するために起きなくては」となるような勉強ではなく、好きなことや興味のあることを英語で朝にするというものです。
例えば、好きな人や作品について英語で書かれた文章を読む、興味のある分野に書かれた記事を読んだり、動画を見たりするといった、関心のあることで英語に触れるのもおすすめです。
英語は何も、机に向かうことのみで学べるというものではありません。読む、見る、聞く、すべてが英語の勉強に繋がります。
それがさらに関心のあることを通じてだと、より吸収しやすいですし、何より忙しい朝、起きるのが大変な朝でも、嫌にならない学習法になると思います。
ながらでもできる学習をする
3つ目の学習法は、「ながら」でもできる学習です。このながらとはつまり、歯を磨きながら、朝ごはんを食べながら、髪を梳かしながらといった、朝にする活動をしながら勉強をするというものです。
例えば、朝に歯を見ながら英語のニュースを見る、スマホを片手に朝ごはんを食べながら英文の記事を読むなど、忙しい朝でもできることはたくさんあります。ポッドキャストやラジオを聞きながら支度をする、というのもいいかもしれません。
英語の上達に最も必要なことは、どれくらい英語に慣れ親しめるかにあります。たとえそれが、ほかの活動と一緒に行われていても、どこかで知らないうちに身に付いており、続けていると「なぜかこれ知っている」というときが来ます。
まずは続けること。「ながら」でもいいので、継続することが大切です。
通勤時間を有効に活用する
最近はリモートが進んでいますが、自宅で仕事をしている人以外は、たいてい会社なり勤め先に通勤する時間がでてきます。朝の時間に勉強が難しいという方は、その通勤時間を朝勉強の時間として有効活用するというのもひとつの方法です。
電車で通勤される方は、本やテキストを広げることができるかもしれませんし、車ではBluetoothなどで英語のラジオをかけてもいいかもしれません。
少し話がそれますが、TOEICを運営するIIBCによると、TOEICの高得点を取る人は、この通勤時間といったスキマ時間をうまく利用しているといった調査があります。
多くの方にとって、通勤時間は必ず朝やってきます。そして、この時間をいつも活用すれば、学習の継続が可能となります。
まとめ
こちらでは、朝に勉強をするメリットと、それを続けるための学習法をご紹介しました。仕事をしながらの英語学習は大変ですが、まず何より続けることが大切で、それには続けるための工夫が必要となります。
また、継続した学習に限らず、何をどのように勉強するかも大切です。目的に合わせた効果的な英語学習をするなら英語コーチングがおすすめです!
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トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。