「ギリギリ」って英語で何と言う?期限や状態などニュアンスごとにわかりやすく解説!
「会議にギリギリで間に合った!」
「ギリギリで電車に乗れた!」
「良くない考えがよぎったけど、ギリギリのところで踏みとどまった。」
このように、日常生活で不意に「ギリギリで」という言葉を使いますよね。
「ギリギリ」には、「あと少しのところで」や「限界に近い状態で」といった意味がありますが、英語ではどのように表現するのでしょうか?
そこでこの記事では、英語で言う時に表現に迷いがちな「ギリギリ」についてお伝えしていきます。
この記事を読み終わる頃には、自分が言い表したい「ギリギリ」について、状況に応じて適切な表現を選択するための、具体的な知識や考え方を理解しているのでぜひ最後まで読んでみてください。
目次
「ギリギリで」を英語で使うには?
日本語で「ギリギリで」とひと口に言っても、そのシチュエーションによってその「ギリギリ」の意味は変わってきます。
時間がギリギリな事を指すのか、切羽詰まった状態を表してギリギリな事を指すのか、その都度に英語での表現は変わってきます。
その状況ごとに、あなたが言い表したい「ギリギリ」がどんな意味になるかを判断して、英語での「ギリギリ」を思い浮かべて使えるようになりたいですね。
「ギリギリで」を表す英語|時間を表す場合
「ギリギリで間に合った!」などの時間的なギリギリを表す場合は、主に以下のような英語表現を用います。
- Just in time
- at the last minute/moment
1. Just in time
In timeには「時間に遅れずに間に合う」という意味があり、そこに「Just」が加わることで「時間ギリギリで間に合う」を表現出来ます。
- I managed to arrive the meeting just in time.
→なんとか時間通りに会議に参加出来た。(ギリギリで間に合った。) - I finished the assignment just in time.
→時間ギリギリで課題を終えた。
併せて覚えたい表現
ギリギリを表す時にはJustとIn timeのセットで使われる場合が多いですが…
- You just made it!
→ギリギリ間に合ったね!
のように「Just」単体で「ギリギリ」を表現する場合もあるので併せて覚えておきたいですね。
補足:In timeとOn time
In timeと似たOn timeという表現もありますが、こちらはJustとセットになっても「時間ピッタリ」を意味するので「ギリギリで」の意味は持ちません。
混同しないようにしっかり区別して覚えたい表現です。
2. at the last minute/moment
at the last minuteは直訳すると「最後の一分で」の意味になります。
これが転じて「直前に」「ギリギリになって」の意味で使われます。
- She does her assignment at the last minute.
→彼女は時間ギリギリに課題をする。 - I made it for the train at the last minute.
→ギリギリで電車に間に合いました。
また○分を表すMinuteの部分を、瞬間、刹那を意味する「Moment」に置き換えても同じ意味で使われます。
- A good idea came across his mind at the last moment.
→ギリギリになって、彼に良い考えが浮かんだ。 - The bill passed at the last moment.
→その法案はギリギリになって可決された。
MinuteとMomentは「Just a minute」と「Just a moment」(両者とも「ちょっと待って」の意味)のように似た意味を持つのでセットで覚えてしまいたいですね。
関連記事:【要注意】正しい英語使えてますか?間違いやすい【英語表現/英単語/英会話フレーズ】まとめ
「ギリギリで」を表す英語|状況を表す場合
「ギリギリで○○しそうだった!」のように状況を表す英語表現には、以下のようなものがあります。
- almost
- close
- be on the edge of
1. almost
almostには「ほとんど」の意味を持つことはよく知られていますが、「ほとんど○○するところだった!」というニュアンスから「ギリギリ○○するところだった!」と表現出来ます。
- I almost missed the bus.
→バスにギリギリで間に合った。 - He almost dropped his glass.
→彼はもう少しでグラスを落とすところだった。
ほとんどバスを逃した。→ギリギリでバスに間に合った。
ほとんどグラスを落とした。→ギリギリでグラスを落とさずに済んだ。
といったように直訳から少しひねった解釈で「ギリギリ」を表現出来るということですね。
2. close
closeは形容詞で「~の近くに」の意味になりますが、almostと同じように「ほとんど○○するところだった!」のニュアンスからから「ギリギリ○○するところだった!」と表現出来ます。
- Her score was so close.
→彼女の得点は惜しかった。(ギリギリ足りなかった。) - I was close to fall down from the stairs.
→もう少しで階段から落ちるところだった。(ギリギリのところで踏みとどまった。)
といったように、almostと同じく直訳から少しひねった解釈で「ギリギリ」を表現出来るということですね。
3. be on the edge of
be on the edge of ~は「~のふち(edge)に立たされている」の意味になることから、ギリギリの状態を表す英語表現として用いられます。
- Some countries are on the edge of economic crisis.
→いくつかの国は経済危機に瀕している。 - He lives on the edge of financial solvency.
→彼は支払い能力ギリギリの生活をしている。
英検の上位級やTOEICのハイスコアを狙う人向けの単語帳でよく見かけるフレーズなので、英作文や英会話でとっさに使えると格好いい表現です。
関連記事:TOEIC頻出単語のチェックリスト!覚えている単語を確認してみよう
「ギリギリで」を表す英語|色々使えるフレーズ
In timeのようにJustと組み合わせる「Just barely」という表現は、色んな「ギリギリ」を表すことが出来る英語表現です。
- I just barely passed the exam.
→ギリギリで試験に合格した。 - We just barely achieved the goal.
→ギリギリで目標を達成出来た。 - I just barely stayed within budget.
→ギリギリ予算内に収められた。
オールマイティに「ギリギリで」を表現出来るので、覚えておきたいですね。
最後に
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英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。