英語で「上司」「部下」「同僚」何と言う?仕事で使える例文と共に紹介!
「上司」「部下」「同僚」など、取引先ではなく、同じ企業で働く人を表す英語表現をまとめました。
部下・上司・同僚、どれも英語表現は一つではありません。複数の英語表現があり、どれを使うかによって、与える印象が全く異なります。
本記事では、部下・上司を表す英語表現を3つ、同僚を表す英語表現を4つ紹介しています。
記事を最後までチェックして、正しい使い方を学びましょう。
目次
「部下」を表す3つの英語
部下を表す英語を3つ紹介します。部下を表す英語表現はいくつもありますが、表現によっては、部下に不快感を与えてしまうことも。場面によって正しい表現を選べるように、3つの表現の使い方を確認しましょう。
部下の英語①:subordinate
“subordinate”は”sub”「サブ」という表現からも想像できるように、部下のことを下に見ているニュアンスが含まれます。よって部下に直接使うべき言葉ではありません。
“subordinate”という表現を使うべきシチュエーションもありますが、英語非ネイティブである日本人にとって、その状況を見極める事は難しいので、できるだけ使わないようにするのが無難です。
例文
- I am liked by my subordinates.「私は部下に好かれています」
部下の英語②:team member
“subordinate”が良くないイメージを持つ一方で、”team member”は、言われた部下も、良い印象を受けます。なぜなら同じチームの一員だと認められている感覚になるからです。よって、”subordinate”ではなく”team member”を積極的に使うべきです。
例文
- I have 20 team members.「私には20人の部下がいます」
部下の英語③:workforce
“workforce”は部下というよりは、従業員という意味で使われる表現です。部下に対して直接使うことはありません。
例文
- Workforce is on strike.「従業員はストライキ中です」
「上司」を表す3つの英語
上司を表す英語を3つ紹介します。英語圏では、日本ほど上下関係が厳しくありません。今回は3つの英語表現を紹介しますが、単純に役職で呼び合うこともあるようです。
上司の英語①:boss
「ボス」と聞くと、「悪役のトップ」のようなイメージを持つ日本人は多いです。日本で「ボス」という言葉が使われるのは「ラスボス」など悪いイメージの方が多いように感じられます。しかし英語では”boss”は「上司」を意味します。
“boss”は「上司」のカジュアルな言い方です。商談など、よりフォーマルな場面では、後ほど紹介する”supervisor”や”manager”を使います。
一方で、社内、特に上司が目の前にいる場面などでは、使うべきではありません。
例文
- I need my boss’s approval.「上司の承認が必要です」
- She is my boss.「彼女は私の上司です」
- Is he your boss?「彼があなたの上司ですか?」
上司の英語②:supervisor
“supervisor”は、先ほど紹介した”boss”をよりフォーマルにした表現です。オフィス仕事よりは、現場仕事でよく使われる表現です。
日本でもカタカナで「スーパーバイザー」と言いますよね。ただし日本で使われる「スーパーバイザー」は、オフィス仕事や現場仕事に関係なく使われている印象です。
ちなみに動詞の”supervise”は「監督する」という意味です。日本語でも現場監督と言ったりしますが、そう言った意味に近いかもしれません。
例文
- My supervisor asked us to work overtime.「私の上司は私に残業をするように言った」
- This is my supervisor.「こちらが私の上司です」
- My supervisor is a nice person.「私の上司はいい人です」
上司の英語③:manager
“manager”も”supervisor”と同じく、”boss”よりもフォーマルな表現です。また現場仕事よりも、オフィス仕事でよく使われます。
「マネージャー」は「スーパーバイザー」よりも様々な場面で使われるカタカナ英語です。仕事のみならず、部活のような場面でも「マネージャー」という言葉を使いますよね。一方で部活のマネージャーのことを「スーパーバイザー」とは言いません。
動詞の”manage”は「管理する」という意味になります。
例文
- My manager is in meeting now.「私の上司はただいまミーティング中です」
おすすめ記事:取引先は英語で何ていう?例文や使い方とともに解説
「同僚」を表す4つの英語
同僚を表す英語を4つ紹介します。ただし前述の通り、英語圏での会話は日本での会話よりもカジュアルな傾向にあります。よって、今回紹介する4つ表現を使わずに、単純に同僚の名前を使うこともあります。
同僚の英語①:colleague
“colleague”は、職場や所属に関係なく、一緒に仕事をしている人といったイメージです。”colleague”には”league”という単語が含まれています。日本語の「リーグ」を想像するとイメージが湧きやすいのではないでしょうか?例えばJリーグは、所属は違えど、プロとしてサッカーをする人たちの集まりを指しますよね。
日本でも、他の都道府県にいる社員のことも同僚と言いますが、それと同じです。
例文
- I heard it from my colleague.「私は同僚からそのことについて聞きました」
- My colleague 〇〇 will be late.「私の同僚の〇〇は遅れるみたいです」
同僚の英語②:co-worker
“co-worker”は同僚の中でも、同じ場所で働く仲間を指す時に使われます。同じ企業に属している場合に使用できる”colleague”とは異なります。
“co-worker”の”co”には「一緒に」という意味があります。つまり直訳すると「一緒に働く人」となりますね。今後英語を学ぶ中で”co”とついた英語を目にする機会があるはずです。その時は「一緒に」と訳すとうまくいくケースが多いので、ぜひ覚えておいてください。
例文
- I love my co-worker.「私は同僚のことが大好きです」
- He is my co-worker.「彼は私の同僚です」
同僚の英語③:associate
“associate”は同僚の中でも「仕事仲間」や「ビジネスパートナー」「共同経営者」といった意味合いで使われます。同じ企業で働く一般的な会社員の間では使いません。
例文
- This is my associate 〇〇.「こちらは私の共同経営者の〇〇です」
同僚の英語④:workmate
“workmate”の用法は、ほとんど”colleague”と同じです。プライベートでの付き合いはなく、あくまで仕事上のパートナーという意味になります。またカジュアルな場面で使用します。
今回紹介した他の3つの表現と比べると、使用頻度は低いです。イギリスでよく使われる傾向にあります。よって話し相手が英語ネイティブではない場合、あまり使わない方がいいかもしれません。
例文
- Is he your workmate?「彼はあなたの同僚ですか?」
まとめ:ビジネスで使う英単語は必ず覚える
部下・上司・同僚を表す英語表現について、例文つきで解説しました。どの表現を使っても、意味は通じます。しかし正しい表現を使った方が、よりネイティブらしい英語が話せるようになりますよ。
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目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。