英語で「わかりません」は「I don’t know」じゃダメ?I’m not sureとI have no ideaとの違いは?
相手に尋ねられたことに対して「知りません」「わかりません」と英語で答える時、あなたは何と言いますか?
ほとんどの人の頭に思い浮かぶのはI don’t knowだと思います。
さらに、TOEICや英検、大学受験などで英語を勉強したことがある人は、「知りません」を表す英語表現として、I’m not sureやI have no ideaという表現があることもご存知の方が多いでしょう。
しかし、これらの「知りません」を表す英語表現にそれぞれどんな違いがあり、どんな使い分け方がされるのでしょうか?
この記事では、「知らない」を表す英語表現
- I don’t know
- I’m not sure
- I have no idea
のそれぞれの意味合いと使い分け方についてお伝えしていきます。
この記事を読み終わる頃には、I don’t know, I’m not sure, I have no idea, の違いについて理解し、適切に使い分けるためのイメージについてしっかり理解しているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
「I don’t know」 「I’m not sure」「I have no idea」の違い
- I don’t know
- I’m not sure
- I have no idea
これらの英文は、いずれも「知りません」や「わかりません」という意味を持ちます。
意味が同じなので一緒にして覚えてしまう人もいますが、I don’t know, I’m not sure, I have no idea, にはニュアンスの違いがあるので各シチュエーションごとに適切に使い分ける必要があります。
それぞれのニュアンスについて1つずつ見ていきましょう。
I don’t know
I don’t knowは「知りません」を表す英語の中で、日本人が一番馴染みのある表現だと言えます。
ただし相手の問いかけに対して「I don’t know.」とだけ答えると、ぶっきらぼうな言い方に聞こえてしまうため注意が必要です。
日本語で言うと「知らん」とか「知るかよ」のニュアンスに聞こえてしまうようです。
仲のいい友人同士の会話で用いる場合は自然な受け答えですが、まだ見知って間もない友人やビジネス上の相手に対して使う場合は注意が必要です。
もしとっさに「I don’t know」以外の表現が出てこなかった場合には…
- I’m sorry, but I don’t know. (すみませんが、知りません。)
- I’m afraid, but I don’t know.(恐縮ですが、知りません。)
など、言い方を工夫することで丁寧に表現しましょう。
I’m not sure
I’m not sureは、I don’t knowよりも少し優しい「知りません」を表します。
I don’t knowとI’m not sureには以下のような違いがあります。
- I’m not sureだけで使っても、ぶっきらぼうな聞こえ方はしない。
- 全く知らないわけではなく、推測する余地はある。
これらの違いは、「Sure」が「確信している」の意味を持っていて、I’m notでSureを打ち消しているため「あなたに尋ねられている事に対して、解答に足る確信がありません。」というニュアンスになることに起因します。
例: When is the next plane to Tokyo?(次の東京行きの便は何時ですか?)
I’m not sure, but I think there’s one in 5 minutes.(よくわかりませんが…5分後には来るかと思います。)
↑この例文を見てみると、尋ねられた「次の東京行きの便」に対して、明確な解答は出来ないものの「5分後には来るのではないか?」という推測が出来る程度には「知っている」のが伺えますよね。
I have no idea
I have no ideaはI don’t knowよりも、知らないことを強く言い表します。
日本語で言うなら「全くわかりません」「見当もつきません。」というニュアンスです。
英語で「わかりません」を使い分ける時のイメージ
I don’t know, I’m not sure, I have no idea, それぞれのニュアンスについてお伝えしてきましたが、それぞれ使い分ける時にイメージすると便利な観点があります。
それは「どれくらい知らないか」の度合いです。
順番に見ていきましょう。
I’m not sure:知らない度70%
I’m not sureには「確信は持てない。」や「確かではない。」のニュアンスが含まれていることをお伝えしました。
相手に尋ねられたことに対して、少し考えてみたものの確信がないために「知りません。」とやんわりと伝えるようなイメージですね。
I don’t knowのようにキッパリと「知らない。」と言うようなニュアンスではないので、I’m not sure単体で使ってもぶっきらぼうな聞こえ方はしません。
以上のことから、相手に尋ねられたことに対して70%程度の「知らない」を表すと言えます。
I don’t know:知らない度90%
I don’t knowは、相手に尋ねられたことに対して「知らない」と即答するような状況でよく使われます。
そのためI’m not sureよりも、尋ねられたことに対して「知らない」の割合が大きいイメージです。
I have no idea:知らない度120%
I don’t knowが相手に知らないことを即答するのに対して、I have no ideaは相手に尋ねられたことに対して少し考えた後に「すみません、全くわかりません。」と答えるようなイメージです。
尋ねられたことに対して考えた上で「全くわからない」と結論付けているので、反射的に「わからない」と答えているI don’t knowよりもわからない度が上だと言えますね。
まとめ
この記事ではI don’t know, I’m not sure, I have no idea, について以下の視点からお伝えしてきました。
- I don’t knowは「知らない!」と即答するイメージ。オフィシャルな場では「I’m sorry,」「I’m afraid,」と併用する方が自然。
- I’m not sureは少し考えて「すみません、よく知りません」と答えるイメージ。単体で使ってもI don’t knowほどぶっきらぼうには聞こえない。
- I have no ideaは、少し考えて「全くわかりません」と答えるイメージ。
英語では「日本語に訳すと似た意味になるけど、ニュアンスや使い方が微妙に違う」という場合が多々あります。
日本語に訳した意味にとらわれずに、それぞれのニュアンスをしっかり理解して適切に使い分けられるようにしたいですね。
最後に
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目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。