【今日からできる】英語の復習方法・ポイント4つを解説
「ただ英語の問題を解くだけでなく、きちんと復習もしたい」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
復習をしなさい、復習は大事だよと言われるばかりで、具体的な復習方法について教えてもらったことがない方も多いはずです。
そこで今回は、英語を復習する際の4つのポイントについて解説します。どれも準備が必要なものではありません。
どれも今日から実践できるので、記事を最後までチェックして英語学習の復習の質を高めましょう。
4つ全てを実践するのが大変な方は、1つや2つだけの実戦でも構いません。慣れてきたら2つ目3つ目と増やしていき、最終的には完璧な復習を目指しましょう。
目次
英語学習は復習が大切
英語学習では、ただ問題を解いて終わりではなく、問題を解いた後に復習まで行うことが大切です。
復習では、間違えた問題を再度解き直して「なぜ間違えたのか」「どうすれば次正解できるのか」を考えます。そうすることで、次同じ問題に遭遇した時に、軽々解ける状態を目指します。
勉強時間をしっかり確保しているのになかなか成果が出ない方の多くは、十分な復習時間を確保できていません。もしくは復習時間を確保できていても、復習方法を間違えてしまっています。
例えば100問の問題演習を解いたとします。そのうち10問間違っていたとして、復習をせずに次の問題に進んでしまえば、その10問は解けないままです。
次同じ問題に直面した時に、また同じミスをしてしまいます。しかし間違えた10問をその場で復習してしまえば、次同じ問題を解いた時はその問題を間違えずに済みます。
新たに間違えた問題の復習に時間を充てられるので、どんどん英語力が向上していきます。
英語を復習する際の4つのポイント
英語を復習する際は、以下4つのポイントを意識しましょう。
- 時間を開けて何度も解く
- 正解できたかどうかだけでなく本当に問題を理解できたかを考える
- 単語・イディオム・文法事項はメモ
- 「たくさん解きたい」という考えは捨てる
ただなんとなく復習をするのではなく、上記4つのことを意識することで、復習の効率は何倍にも上がります。
時間を開けて何度も解く
英語の復習は「1回だけ解き直して終わり」ではありません。時間を開けて何度も何度も同じ問題を解きましょう。
なぜなら1度復習しただけだと、結局期間が経てば忘れてしまうからです。一度も復習しないよりは長期間覚えていられるのですが、忘れてしまうことに変わりはありません。
具体的な回数が決まっている訳ではありませんが、最低でも3回はとき直したいところです。よって間違えた問題には、ただチェックをつけるだけではなく、何回復習したかも記載しておくべきです。
問題の横に「正の字」をつけるといいかもしれません。
復習のタイミングは、少しずつ広げていってください。例えば以下のような形です。
問題を間違える(要復習)
- 復習1回目(翌日)
- 復習2回目(1週間後)
- 復習3回目(1ヶ月後)
1回目の復習を翌日に持ってこなければ、そもそもどんな問題を解いたのか、どんな問題を間違えたのかを忘れてしまいます。
3回目の復習時に解けた問題は、記憶として完全に定着しており、今後忘れてしまう心配はほとんどありません。
「復習は1回だけやるもの」との認識を持っている方は多いです。最初は面倒に感じるかもしれませんが、時間をかけて何度も復習することを心がけましょう。次第に慣れてきますよ。
正解できたかどうかだけでなく本当に問題を理解できたかを考える
英語を復習する際は、その問題に正解できたかどうかだけではなく、問題文の意味などを含めて「完全に理解できたか」を考えましょう。
理由は2つあり、1つ目はその問題に正解できたのは偶然かもしれないからです。偶然正解できたものを「自分の実力で正解できた」と考えてしまうのはマズいです。特に選択肢が4つしかない記号問題では偶然の正解が起こりやすいので、採点時に本当に理解して正解できたのかどうかを確認しましょう。
そうすることで、復習の取りこぼしを防げます。せっかく復習をするのなら、完璧を穴だらけの復習ではなく、完璧な復習を求めたいですよね。
2つ目の理由は、問題文に書かれている内容も重要だからです。今回はたまたま正解には絡んでいないだけで、他の問題では正解に絡んでくる表現があるかもしれません。
せっかく問題を解いて、問題文の内容が頭に入っているので、そのまま問題文の内容まで復習してしまうべきです。一から新しい英文を読んで勉強するよりも、直前に解いた問題を復習した方が、内容がすでにある程度頭に入っているので効率的ですよ。
単語・イディオム・文法事項はメモ
問題が解けなかった原因を突き詰めれば、大半の場合は単語・イディオム・文法のいずれかに行き着くでしょう。問題を間違える原因となった単語・イディオム・文法は、メモしておきましょう。
メモをきれいに作る必要はありません。ただ間違いの原因になった単語・イディオム・文法を箇条書きで並べておくだけで構いません。
電車に乗っている時間のようなちょっとした空き時間を使って、メモを定期的に見返しましょう。そうすることで、30分や1時間のまとまった英語学習時間を確保することなく、負担ゼロで単語・イディオム・文法の復習ができます。
単語・イディオム・文法の復習をするために、夜に時間を作ったりして、他の英語学習をする時間を奪ってしまったら元も子もありませんからね。
また「ノートやメモはきれいに作らないと気が済まない」という方もいますが、それはやめておきましょう。ノートやメモを取ることにかなりの体力を使ってしまいますし、時間も余計に消費してしまいます。
どうせ自分だけしか見ないので、自分だけが理解できるように書いておけば問題ありません。
「たくさん解きたい」という考えは捨てる
英語学習のやる気があればあるほど「もっとたくさんの問題を解いてどんどん勉強したい」と考えてしまいます。しかし英語の復習を効率的に行うためには「たくさんの問題を解きたい」という考えは捨てましょう。
なぜなら「たくさんの問題を解きたい」という考えが先行するあまり、復習にかける時間が短くなってしまうからです。いくらたくさんの問題を解いても、復習して間違えた問題を次解けるようにならなければ意味がありません。
もちろんしっかり復習できるだけの学習時間を確保できるのであれば、問題をたくさん解いても構いません。しかし限られた時間の中で英語学習をしなければならない場合は「たくさん問題を解く」よりも「問題数は少なくても良いので1問1問きちんと復習をする」に比重を置きましょう。
「たくさん解きたい」という気持ちは分かりますが、焦らずゆっくりと学習を進めることが大切です。
まとめ
英語の復習方法、復習のポイントを4つ紹介しました。英語の復讐のポイント4つを再度まとめると以下の通りです。
- 時間を開けて何度も解く
- 正解できたかどうかだけでなく本当に問題を理解できたかを考える
- 単語・イディオム・文法事項はメモ
- 「たくさん解きたい」という考えは捨てる
上記の4つ全てを、今日から一気に実践するのは難しいかもしれません。その場合は、4つの中から比較的簡単に実践できそうなものを選んで、早速今日の英語学習からチャレンジしましょう。
一度復習を習慣化してしまえば、意識しなくても自然と「復習をしなくちゃ」と思えるようになりますよ。
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プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。