「積極的に」は英語でなんて言う?詳しくニュアンスごとに例文付きで解説
「積極的に」を英語でいうと「Active」や「Proactive」が適切な表現として挙げられます。
「積極的なコミュニケーション」や「積極的な行動」は周りから好かれる行動として認知されていて、日常会話でもビジネスシーンでも「積極的に」という言葉がよく使われます。
ただし、状況によっては「積極性」がマイナスに働く場合もあり、英語でいうときの表現も変わるときがあります。
この記事では、「積極的に」を表す英語表現を、丸暗記せずに詳しいニュアンスごとに使い分けができるよう例文付きで紹介します。
目次
「積極的に」を意味する英語表現まとめ
「積極的に」を英語で言うときには、以下の表現が使えます。
Active
Activeは元々「活動的な」や「活発な」という意味で使われます。
活動的であるさま、活発なさまを表す言葉を使って「積極的に」を表せるわけですね。
例文↓
- I will actively make that opportunity.
その機会を積極的に作ります。 - Martin Luther King Jr. was very active in bringing equality to everyone.
キング牧師は皆に平等をもたらすことに非常に積極的でした。 - Even though she’s 100 years old, she’s still trying to live an active life.”
彼女は100歳だが、今もなお積極的な人生を送ろうとしている。
Proactive
Proactiveも「積極的に」を表せる英語表現です。
先述した「Active」に似たつづり(スペル)をしていますが、意味は少し変わります。
Proactiveには、「先を見越した」「事前に行動するような」という意味合いがあります。
Activeの持つ「活動的な、活発な」とは少し違いますが、「先を見越した行動ができる人」は「積極的な人」といえますよね。
「先を見越した」という意味を持つことから、Proactiveは「積極的に」を表せる英語表現だといえるわけです。
例文↓
- I am proactive in lots of charity work.
私は多くの慈善活動に積極的に取り組んでいます。 - You should be more proactive in dealing with the problem.
その問題には、もっと積極的に取り組むべきだ。 - Sometimes it’s important to proactively work on problems.
ときには、問題を解決するために積極的に行動するのも大事です。
Progressive
Progressiveも「積極的に」を表せる英語表現です。
Progressiveは先述のActiveやProactiveとも少し違ったニュアンスを持っています。
Progressiveはもともと「Progress=進歩、発展的」を意味する名詞が、形容詞の形になったものです。
物事に進歩的な技術、知識、考え方を持っている人は、その分野において「積極的」だといえますよね。
例文↓
- He is a very progressive person in politics and world events.
彼は政治や世界の出来事で非常に積極的な人です。 - His ideas on marriage are very progressive.
彼の結婚に関する考え方は実に積極的(進歩的)です。 - I’m glad to hear that the UN is taking such progressive steps.
国連がこれほど積極的な対策を取ることにしていると聞いて、うれしいですね。
Positive
Positiveも「積極的に」を表せる英語表現です。
カタカナで「ポジティブ」と言われると、なんとなく「積極的に」のイメージに近いですよね。
Positiveには「肯定的な、好意的な」という意味があり、それが転じて「積極的に」という意味でも使われるわけですね。
例文↓
- He always participates positively in the lesson.
彼はいつも積極的にレッスンに参加します。 - Try to have a positive attitude about everything.
何事にも積極的な態度を取るようにしなさい。 - If he would learn to be a little more positive about things, people would probably like him a bit more.
もう少し物事に前向きになることを学んだら、彼ももうちょっと人から好感をもたれるのだけどなあ。
「積極的に」が”ネガティブに”表現される英語
「積極的に」というとポジティブな印象を持ちやすい言葉ですが、逆に「積極性」をネガティブに表現する英語もあります。
Agressive
Agressiveには、これまでお伝えした「積極的に」を意味する英語表現とは違った、積極性を”ネガティブ”に表す英語のひとつです。
Agressiveはもともと「攻撃的な」という意味で使われ、それが転じて「押し付けがましい、強引な」というニュアンスになり、「ネガティブな積極性」を表すようなイメージです。
- He was strangely aggressive when it came to competition.
競争となると彼は不思議なくらい積極的だった。 - You have to be aggressive to be a success.
出世のためには積極的な人間でなければならない。 - an aggressive salesman
積極的な(押しの強い)セールスマン
Pushy
Pushyも上述の「Agressive」のような「ネガティブな積極性」を表します。
Pushyは「押す」を意味する「Push」を形容詞の形にしたもので、「押し付けがましい、強引」というニュアンスで使われます。
「押し付けがましい」が転じて「積極的」を表すイメージです。
例文↓
- He is known for his pushy, bare-knuckled management style.
彼はその強引でなりふり構わない経営方法で知られている。 - He shed his image as a pushy boss.
彼は押しつけがましい上司として彼のイメージを落とした。
まとめ
この記事では、「積極的に」を表せる英語表現について、細かいニュアンスごとに適切に使い分けられるよう例文付きで使い方も含めて紹介しました。
ここまでお読みのあなたは、普段のポジティブな意味で使われる「積極性」から、押し付けがましいネガティブな「積極性」まで、シーンごとに適切に使い分けることができるでしょう。
この記事でお伝えしたことが、あなたの英語に対する理解をより深められたら幸いです。
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目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。