「努力」を英語でなんて言う?細かい意味やニュアンスごとに例文付きで紹介
「努力」を英語に翻訳すると真っ先に出てくるのが「Effort(エフォート)」です。
これをお読みのあなたも英語学習や勉学、お仕事などで努力するシーンも多いでしょう。
それだけ「努力」という言葉は日常生活やビジネスシーンでもよく使われる言葉です。
Effort以外にも、「努力」を表す英語は色々あり、ネイティブスピーカーは「努力」を表す色々な表現を細かい意味やニュアンスごとに適切に使い分けます。
この記事では、そんな「努力」を表す英語表現を細かい意味やニュアンスごとに例文付きで紹介します。
例文付きで紹介することで、具体的な使い方に触れて英語表現のイメージを掴んでいただき、丸暗記に頼らない学びを期待できるからです。
この記事を読み終わる頃には、ネイティブスピーカーが話す「努力」の表現を聞き逃すことがグッと減るだけでなく、あなた自身も適切に使い分けられるようになっているのでぜひ最後まで読んでください。
目次
「努力」を意味する英語表現まとめ
「努力」を意味する英語には主に以下の表現があります。
Effort
「努力」を英語に翻訳すると真っ先に出てくるのが「Effort(エフォート)」でしょう。
最近では「Effortless(エフォートレス)思考」という言葉が話題になっているので、「エフォート」という音の響きは聞き馴染みがある人もいるのではないでしょうか?
エフォートレス思考は「努力を注ぐべき部分へ集中させるために、無駄な努力を削る」という考え方ですので、「Effort(努力)がless(少ない、無い)」というイメージで使われています。
日常生活やビジネスシーンなど、幅広い場面で使われるので、まず一番最初に覚えておきたい「努力」の英語表現です。
例文↓
- Their effort resulted in success.
彼らは努力して成功した。 - It takes a lot of effort to learn a foreign language.
外国語を学ぶには多くの努力が必要です。
また、「努力する」という動詞の形で使うときは「Make」や「Put」と一緒に群動詞(他の英単語と一緒になって、ひとつの動詞になったもの)として使われます。
「努力する」の例文↓
- We need to make an effort to win over local consumers from now on.
これからは地元の顧客の支持を得るための努力が必要です。 - If you don’t put in the effort, you will fail your exams.
努力しないと試験に落ちるよ。
Endeavor
「努力」を表す英単語には、「Endeavor(エンデバー)」という言葉もあります。
Endeavor(エンデバー)という言葉の響きには、聞き覚えがある方もいらっしゃるかもしれませんね。
スペースシャトルの「エンデバー号」は、このEndeavorから来ています。
例文↓
- We wished him luck in his endeavor
彼の努力が実を結ぶように幸運を祈った。 - We endeavor to make our customers happy.
私達はお客さまを幸せにするように努力します。
↑の2番目の例文のように「Endeavor」だけで動詞の役割を果たす場合もありますし、EffortのようにMakeと一緒になって動詞になる場合もあります。
例文↓
- We make every endeavor to satisfy our customers.
私たちはお客さまに満足していただけるよう一生懸命努力をしている。
※EffortとEndeavorの違い
EffortとEndeavorは日本語訳すると「努力」や「努力する」となりますが、細かい意味、ニュアンスの違いがあります。
Effortは個人的な努力や、目標に対しての一時的な努力を指す場合が多いです。
例えば、ダイエットをしてシェイプアップする努力、資格の勉強をしてキャリアアップに向けた努力、お仕事を頑張ってチームの目標を達成するための努力などがEffortで表されます。
対してEndeavorは、より公(おおやけ)なものに対して、長期的な不断の努力をするときに使われる場合が多いです。
企業が顧客に価値を提供する不断の努力、環境を傷つけない商品開発をして地球環境に貢献するための努力、美容師さんが技術を磨き続けることでお客さんにオシャレになってもらう努力もEndeavorに当たりますね。
実際に使うときは、Endeavorを使うべきシーンでEffortを使うことはありますが、逆にEffortを使うシーンでEndeavorを使うと少し大げさに聞こえてしまう場合もあります。
細かい違いではありますが、2つの「努力」の違いを意識して使い分けると、ネイティブスピーカーも頷く適切な表現ができるので格好いいですよ。
Exertion
Exertionは、「努力」を意味する英語表現の中でも「激しい動きや感情を伴う努力」のニュアンスを持っています。
例えば、複雑で難しい案件を解決するための努力や、苦手なことを克服するための精神的な努力などがそうです。
EffortやEndeavorよりも、「短期的で熱量が高く、長くは続かない努力」といったイメージですね。
例文↓
- We were tired from the exertions of Christmas shopping.
クリスマスの買い物に奮闘して私たちは疲れていた。 - Its mental exertion is extremely harmful.
その精神的負担は非常に大きい。
「努力する」をカジュアルに表現する英語
直接「努力する」を表現する以外にも、Work hardやStudy hard、Try hardのように「〜hard」を使って「努力する」を表現することもできます。
EffortやEndeavorを使うよりも、少しカジュアルな表現になります。
例文↓
- I’m going to keep studying hard.
これからも勉強頑張りますね。 - I’ve been working really hard at finishing all my tasks at work.
仕事が全部終わるよう一生懸命頑張ってるよ。 - The reason you were successful is because you tried hard enough.
あなたが成功した理由は、あなたが十分に努力したからです。
まとめ
この記事では、「努力」を意味する英語表現について例文付きでお伝えしました。
ここまでお読みのあなたは、ネイティブスピーカーが話す「努力」の表現を聞き逃すことがグッと減るだけでなく、あなた自身も適切に使い分けられるだけの十分な知識が身についているでしょう。
この記事でお伝えしたことが、あなたの英語表現をより豊かにできれば幸いです。
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トライズでの1年は、
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プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。