ビフォーアフターは英語で何と言う?意味や使い方を例文付きで解説
リフォーム番組やダイエット番組、整形番組などで、「ビフォーアフター」という言葉がよく使われます。
「このビフォーアフターって和製英語なの?英語では何と言うの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ビフォーアフターは英語で何と言うのかについて解説します。
結論、ビフォーアフターは和製英語で、英語圏では「before and after」と言います。記事を最後までチェックして、英会話の中で自然に「ビフォーアフター」と言えるようになりましょう。
ビフォーアフターは英語で何と言う?
前述の通り、ビフォーアフターは英語で「before and after」と言います。
「before and after」を使った例文をいくつか見てみましょう。
- The before and after photos show the amazing transformation of the garden. 庭のビフォーアフター写真は、驚くべき変貌を示しています。
- She underwent a rigorous fitness program, and the before and after results were remarkable. 彼女は厳しいフィットネスプログラムを受け、ビフォーアフターの結果は素晴らしかった。
- The documentary highlighted the before and after effects of a healthy diet on people’s lives. そのドキュメンタリーは、人々の生活において健康的な食事を摂ることによるビフォーアフター効果に焦点を当てました。
- The interior designer showcased the before and after pictures of the house renovation. インテリアデザイナーは、家のリノベーションのビフォーアフター写真を展示しました。
- The weight loss program shared inspiring stories of individuals’ before and after journeys. その減量プログラムは、個人の感動的なビフォーアフターを提供しました。
日本人はbeforeとafterを使いすぎ?
beforeやafterは、テレビ番組の影響や、中学校で習う表現ということもあり、多くの日本人にとって馴染み深い英語表現です。
よって英会話の中で「前」や「後」を表す際、日本人はbeforeやafterを使い過ぎてしまう傾向にあります。
確かにbeforeやafterでも意味は通じます。しかし場合によっては、beforeやafterではなくagoやinの方が正しいケースもあるのです。
例えば現在を起点に物事を考えるのであれば、beforeではなくagoを使った方が正しいです。
- He went to Tokyo two days ago.
彼は、2日前に東京に行きました。
上記の例文では「彼は”現在から”2日前に」東京に行ったのでagoを使っています。
- He went to Tokyo two days before.
上記でも意味は通じます、違和感のある表現になってしまいます。
一方で以下の表現はどうでしょうか。
- He went to Tokyo two days before I went there.
私が行った2日前に、彼は東京に行きました。
上記の例文では、「私が東京に行った」という過去の時点から「2日前」のことを話しています。1つ目の例文のように現在を起点にしているわけではないので、agoではなくbeforeを使った方が正しいです。
afterとinの違いについても同様のことが言えます。以下の例文をご覧ください。
- I will see you in ten minutes.
また10分後に会いましょう。
上記の例文では、現在を起点にしています。よってafterではなくinを使うのが正しいです。一方で以下の例文をご覧ください。
- I went to the bar, but I left after 10 minutes.
そのバーに行ったんだけど、10分後に出ていったんだ
上記の例文では「バーに行った」という過去の時点が起点となっています。よってinではなくagoを使うのが正しいです。
before afterとago inの違いがお分かりいただけたでしょうか。最後に、ago inを使った例文を5つずつ紹介します。
まずagoを使った例文です。
- I met her two days ago. (2日前に彼女に会った。)
- They moved to a new city a year ago. (彼らは1年前に新しい街に引っ越した。)
- The movie was released three months ago. (その映画は3ヶ月前に公開された。)
- He graduated from college five years ago. (彼は5年前に大学を卒業した。)
- We visited that museum six weeks ago. (私たちは6週間前にその博物館を訪れた。)
続いて、inを使った例文です。
- I will see you in an hour. (1時間後に会いましょう。)
- The concert starts in ten minutes. (コンサートは10分後に始まります。)
- She will arrive in a week. (彼女は1週間後に到着する予定です。)
- We’re leaving for vacation in two days. (私たちは2日後に休暇に出発します。)
- The project deadline is in a month. (プロジェクトの締め切りは1か月後です。)
上記の例文はすべて、現在が起点になっています。before afterを使った例文も以下にまとめておきます。
まずはbeforeを使った例文です。
- I saw her just before the meeting started. (会議が始まる直前に彼女に会った。)
- He finished his work before the deadline. (彼は締め切りの前に仕事を終えた。)
- Please let me know in advance before you come. (来る前に事前に知らせてください。)
続いてafterを使った例文です。
- I will call you after I finish my dinner. (夕食を終えた後にあなたに電話します。)
- She always arrives at the office after 9 a.m. (彼女はいつも午前9時以降にオフィスに到着します。)
- We can discuss the details after the meeting. (ミーティングの後に詳細を話し合うことができます。)
まとめ
ビフォーアフターは英語で何と言うのかについて解説しました。
ビフォーアフターのような和製英語については、以下の記事でも詳しくまとめています。
関連記事:「コンセント」は和製英語?日本人が間違いがちな表現一覧47選!
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英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。