「きっかけ」は英語でなんて言う?細かい意味やニュアンスごとに例文付きで紹介
「彼女と出会ったのがきっかけで、私は画家を目指し始めた」
「留学は異文化を知る良いきっかけですよ」
↑のように、行動の起点や機会のことを指して「きっかけ」という言葉はよく使われますよね。
「きっかけ」は英語で「Turning point(ターニングポイント)」と言うことができます。
ただし、英語を話す外国人は、「Turning point」の他にも、細かい意味やニュアンスの違いから色んな英語を使って表現します。
この記事では、「きっかけ」を意味する英語表現を、色んな意味や細かいニュアンスから例文付きで紹介します。
例文付きで紹介することで、具体的な使い方に触れて英語表現のイメージを掴んでいただき、丸暗記に頼らない学びを期待できるからです。
この記事を読み終わる頃には、あなた自身も英語を話す外国人のように、「きっかけ」を意味する英語表現を、細かい意味やニュアンスごとに適切に使い分けられるようになっているのでぜひ最後まで読んでください。
「きっかけ」を意味する英語表現まとめ
「きっかけ」を意味する英語表現には、主に以下の表現が使われます。
Turning Point
「きっかけ」を英語で表現するときには、「Turning Point(ターニングポイント)」を使うことが出来ます。
日本でもカタカナ英語で「ターニングポイント」と言ったりしますよね。
大きな決断や、方向性が大きく変わる時の「きっかけ」のニュアンスで使われます。
例文↓
- Receiving that scholarship was a turning point in his academic journey, opening doors to new opportunities.
奨学金を受けることは彼の学業の旅路においてきっかけであり、新しいチャンスが広がりました。 - Meeting her was a turning point in my life, inspiring me to pursue my passion for art.
彼女に出会ったことは私の人生のきっかけであり、芸術への情熱を追求する励みとなりました。 - The discovery of penicillin was a turning point in the history of medicine.
ペニシリンの発見は医学史におけるターニングポイントでした。
Trigger
「きっかけ」を英語で表現するときに「Trigger(トリガー)」も使うことが出来ます。
Triggerは元々「(拳銃などの)引き金」を意味する英単語です。
例えば「転職のきっかけ」を話している際は、「有名な実業家のひと言が、彼を転職させる引き金を引いた」といったニュアンスで「引き金を引く=きっかけになる」を意味します。
例文↓
- A chance encounter with a famous author served as the trigger for her to start writing novels.
有名な作家との偶然の出会いが、彼女に小説執筆を始めるきっかけとなりました。 - The sudden change in weather acted as the trigger for the decision to postpone the outdoor event.
天気の急な変化が、屋外イベントを延期する決定のきっかけとなりました。 - The unexpected compliment from her colleague acted as the trigger for boosting her confidence at work.
同僚からの思わぬ褒め言葉が、彼女の仕事での自信を高めるきっかけとなりました。
Chance
「きっかけ」を英語で表現するときに「Chance(チャンス)」を使う場合もあります。
Chanceはそのまま日本語に訳すと「機会」となりますが、「(状況を変える)良い機会」というニュアンスで「きっかけ」のニュアンスで使われる場合もあります。
Chance(チャンス)のニュアンスから、「予測出来なかった良い機会」というイメージで使われることが多いです。
例文↓
- I had the chance to meet my favorite author at the book signing event.
本のサイン会で好きな作家に会うきっかけがありました。 - I couldn’t seize the opportunity or find the chance to step away from my seat.
席を立つきっかけをつかめずにいました。 - This is the chance for you to improve your English.
これはあなたの英語力を伸ばせる良いきっかけです。
Opportunity
「Opportunity(オポチュニティ)」も「きっかけ」を英語で表現するときに使われることがあります。
Opportunityは上述した「Chance(チャンス)」と似た意味、似た使い方をする英語表現で「(〜する)良い機会」のニュアンスで「きっかけ」を表現します。
新しいことを始めたり、良い結果を得るための好都合な時期や場面を指して「きっかけ」の意味になるイメージですね。
例文↓
- I want to create the opportunity for the two to meet.
僕は彼等が会えるきっかけを作りたい。 - We hope that this site will function as an opportunity to think about investment.
このサイトが、投資について考えるきっかけとして機能することを願っています。 - The campaign provided employees with a good opportunity to think about human rights.
今回のキャンペーンは、社員が人権について考える良い機会となりました。
関連記事:「さっき」は英語でなんて言う?細かい意味やニュアンスごとに例文付きで紹介
まとめ
この記事では、「きっかけ」を表す色んな英語表現を例文付きでお伝えしました。
ここまでお読みのあなたは、日常的によく使われる「きっかけ」の英語表現を、あなた自身も英語を話す外国人のように適切に使い分けられる十分な知識が身についているでしょう。
この記事でお伝えしたことが、あなたの英語表現をより豊かにできれば幸いです。
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トライズでの1年は、
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プロキャディ杉澤伸章さん
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目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。