ワーキングホリデー年齢制限全29か国一覧!なぜ制限がある?30代は?40代は?
ワーキングホリデー(以下ワーホリ )は、海外に1年間滞在でき、観光、就労、修学ができる制度です。
「ワーホリには年齢制限があるって聞いたけど本当?」「私30代(40代)だけどワーホリに行けるの?」とお悩みではありませんか?
結論、大半の国ではワーホリに行ける年齢は18〜30歳に制限されています。現状30代や40代の方がワーホリに行くことはできません。
今回は、ワーホリができる29の国と地域の年齢制限一覧や、ワーホリに年齢制限がある理由、年齢制限でワーホリに行けない人が取るべき行動について解説します。
ワーホリの年齢制限について知りたい方や、ワーホリに行けるのかどうか悩んでいる方は、ぜひ記事をチェックしてみてください。
ワーホリの基本的な情報については、以下の記事でまとめています。
関連記事:ワーキングホリデー(ワーホリ)とは?初めてでも分かるように簡単に解説
目次
ワーキングホリデー年齢制限一覧【オーストラリア ・カナダなど国別まとめ】
2022年11月現在、日本からは29の国と地域へワーホリに行けます。各国と地域の年齢制限について表にまとめました。
年齢制限が変わることは滅多にありませんが、念のために自分が行きたい国の年齢制限について、引用元である「一般社団法人日本ワーキングホリデー協会」でも確認するようにしてください。
国名 | 年齢制限 |
オーストラリア | 18〜30歳 |
ニュージーランド | 18〜30歳 |
カナダ | 18〜30歳 |
韓国 | 18〜30歳 |
フランス | 18〜29歳 |
ドイツ | 18〜30歳 |
イギリス | 18〜30歳 |
アイルランド | 18〜30歳 |
デンマーク | 18〜30歳 |
台湾 | 18〜30歳 |
香港 | 18〜30歳 |
ノルウェー | 18〜30歳 |
ポーランド | 18〜30歳 |
ポルトガル | 18〜30歳 |
スロバキア | 18〜30歳 |
オーストリア | 18〜30歳 |
ハンガリー | 18〜30歳 |
スペイン | 18〜30歳 |
チェコ | 18〜30歳 |
アルゼンチン | 18〜30歳 |
チリ | 18〜30歳 |
アイスランド | 18〜26歳 |
リトアニア | 18〜30歳 |
スウェーデン | 18〜30歳 |
エストニア | 18〜30歳 |
オランダ | 18〜30歳 |
イタリア | 18〜30歳 |
フィンランド | 不明 |
ラトビア | 不明 |
フランスとアイスランド以外の国は、全て年齢制限が18〜30歳となっています。
ワーキングホリデーにはなぜ年齢制限がある?
そもそも「なぜワーホリには年齢制限があるの?」と疑問に思いませんか?ワーホリには年齢の下限と上限が定められています。
ワーホリに年齢の下限と上限が定められている理由は以下の2つです。
- ワーキングホリデー最大の目的は「青少年の国際交流」だから
- 18歳から成人とする国が多いから
それぞれ詳しく見てみましょう。
ワーキングホリデー最大の目的は「青少年の国際交流」だから
ワーホリの最大の目的は、「青少年の国際交流」です。何歳から何歳までを青少年とするかについては、明確な定義はありません。
国や団体によって青少年の定義は異なり、0〜30歳を青少年と考える団体もあれば、12〜25歳とする団体もあります。しかし30歳を超える年齢を「青少年」と定義している国や団体は見受けられませんでした。
ワーホリは他のビザと比べて取得難易度が低いビザです。申請をすれば大半の方が取得できます。そんな便利なビザであるからこそ、どこかで年齢制限を設ける必要があったのでしょう。
そして大半の国では、その年齢制限が30歳となっているのです。
18歳から成人とする国が多いから
成人年齢は、国によって異なります。また度々成人年齢が変更されたりします。日本でも成人年齢が20歳から18歳に引き下げられましたよね。
世界の国々では、18歳を成人とみなす国が多いです。よってワーキングホリデービザを取得するための最低年齢も18歳となっているのです。
下限を設けなければ、高校生でもワーホリに行けることになってしまいます。また母国で成人に達していなくても、ワーホリ先で就労できてしまいます。
こういったことを避けるためにワーキングホリデービザを取得するための最低年齢が18歳になっているのでしょう。
30代40代の年齢オーバーでワーキングホリデーに行けない人が取るべき行動
30代40代の方は、現状ワーホリに行くことができません。しかしだからといって語学を学んだり国際交流をしたりできないわけではありません。
30代40代でワーホリに行けない方が取るべき行動は以下の3つです。
- 国内で語学力を高めて海外駐在や海外勤務がある企業への転職を目指す
- 仕事を退職して語学留学に行く
- 国内で語学を学び国内で外国語を使う
それぞれ詳しく見てみましょう。
国内で語学力を高めて海外駐在や海外勤務がある企業への転職を目指す
30代40代であれば、大半の方が何らかの職に就いているはずです。もし現在勤めている企業に海外部署があったり、海外駐在できる可能性があるのなら、そのルートで海外に行くことを目指しましょう。
そうすれば、仕事をしながら海外生活を満喫できます。
また現在勤めている企業が海外とは縁のない企業である場合は、転職をするのも一つの手です。
いずれにせよ、企業に語学ができる人材であると認められる必要があります。例えば英語の場合は、企業が英語力を測る際の指標としてよく用いられるTOEICの受験をおすすめします。
他の言語の場合も、採用時によく使われる資格を調べて、その資格を受験することをおすすめします。
社会人のTOEIC学習については、以下の記事でも詳しくまとめています。
関連記事:社会人はTOEICを独学するな!失敗する理由とおすすめの勉強法を紹介
仕事を退職して語学留学に行く
大きな決断にはなりますが、仕事を退職して語学留学に行くのも1つの手です。ただしその場合海外で就労をすることはできません。
しかしこれまで社会人として貯めてきたお金を使えば、十分自費での語学留学は可能です。
その場合、一度仕事を退職しなければならないというリスクがあります。もちろん帰国後の再就職すれば良いのですが、以前と同じ条件や、以前よりも良い条件の仕事が見つかるとは限りませんからね。
特に結婚をしていたり、子供がいたりする場合はこの選択肢は難しいでしょう。
現在独身の方で、「今の仕事を辞めて英語関係の仕事に就きたい」「でも英語力がなくて不安」と考えているのであれば、語学留学を選択肢の1つに入れてみてはいかがでしょうか。
ただし正直なところ、よほど強い意志がなければ、この方法はおすすめできません。
国内で語学を学び国内で外国語を使う
何もワーホリや留学だけが語学を学ぶ方法ではありません。国内でも語学を学び、外国語を使って交流することは可能です。
ただし30代40代の社会人には「仕事と語学学習の両立が難しい」という課題があります。仕事終わりの時間だけでは難しいので、通勤電車の中などスキマ時間を活用して時間を捻出しなければなりません。
英語を学ぶ場合は、英語コーチングスクールという選択肢もおすすめです。英語コーチングは英語を学ぶ社会人に人気のサービスです。日本人のコーチが学習計画や学習方法などの面でサポートをしてくれます。
まとめ
ワーホリができる29の国と地域の年齢制限一覧や、ワーホリに年齢制限がある理由、年齢制限でワーホリに行けない人が取るべき行動について解説しました。
ワーホリには年齢制限があるため、できるだけ早くワーホリに行きたいですね。また残念ながら年齢制限でワーホリに行けない方も、他の方法で十分語学を学んだり国際交流をしたりできます。
ワーホリに行けないからと諦めるのではなく、本記事で紹介したような別の選択肢を検討してみてください。
ワーホリ前に英語の準備ができるスクールは「トライズ」
ワーホリで失敗しないためには、渡航前の準備が重要です。ワーキングホリデーでより効率的に英語を習得し、多くの収入を得るためには、日本にいる時に英語の基礎力を習得しておくことが何よりも大切です。
トライズのワーキングホリデー準備英語コースは、3ヶ月でワーホリに必要な英語力を習得するプログラム。 専属のコンサルタントとネイティブコーチがあなたをサポートし、週3回のレッスンを含む1日3時間の短期集中学習で、徹底的なワーホリ対策を行います。
ワーホリを充実したものにしたい方は、トライズへ。
短期で英語を話せるようになりたい方に
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受講生のインタビューもご紹介します。
トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。