社会人でも英語は伸ばせる!目的別・大人の留学をわかりやすく紹介
確かに、交換留学や語学研修など、学生向けの留学制度が多く存在するのは事実です。
でも実は、社会人になってからでも留学は十分に可能です。
20代後半から40代以降の社会人が、自らの意志で“オトナ留学”に挑戦し、英語力を身につけながらキャリアや人生を豊かにしているケースも数多くあります。
社会人として働く中で、英語力の必要性を感じたり、海外の環境で自分を試してみたくなったりする方も多いはず。
- 「今さら英語が話せるようになるの?」
- 「留学って学生のものじゃないの?」
この記事では、そんな疑問や不安を抱えながらも、一歩踏み出して新しい世界を体験したいという思いがある方に向けて、大人になってからの留学についてわかりやすく解説していきます。
目次
大人が留学を考える理由やキッカケは?
キャリアアップ、人生のリセット、新しい環境での挑戦、大人が留学を考えるきっかけはさまざまです。
中でも、以下のような動機で留学を考える大人が多いのではないでしょうか。
- キャリアアップ目的:ビジネス英語や専門分野のスキルを身につけたい
- ライフスタイルの見直し:海外駐在やワーケーションの準備
- 夢の再挑戦:学生時代にできなかった夢を今こそ実現
こうした動機は、年齢を重ねたからこそ生まれるもの。
若い頃とは異なり、目的意識がはっきりしているのが特徴です。
社会人からの留学は可能?年齢の壁はある?
結論から言えば、社会人からの留学は十分に可能です。
実際に、語学学校や短期大学には30代や50代の日本人も多く在籍しています。
年齢によって学びが遅くなるという心配は、現実的にはほとんどありません。
むしろ、「大人の脳は効率的な学習に適応している」と言えます。
実際、カリフォルニア大学バークレー校の神経科学研究では、「大人は経験や目的意識をもとに、新しい情報を選択的に記憶しやすい」という結果が出ています。
(リンク先に書いてある「トップダウン処理」が、大人の脳の方が得意。第二言語習得論でも「外国語を子供は時間がかかるが深く学び、大人はスピーディーに学べる」との考えられています。)
つまり、限られた時間の中で必要な情報を優先的に学ぶ力があるのです。
また、ビザの取得や滞在方法においても、学生ビザだけでなくワーキングホリデーや観光ビザ+語学学校通学といった柔軟な選択肢も存在します。
大人が留学するメリット3選
大人、特に社会人が留学をすると、子供や学生では得難い留学のメリットもあります。
大人だからこそ得やすい留学のメリットを3つ厳選して紹介します。
明確な目的意識で学習効率が高い
社会人の多くは、留学に明確な目的を持っています。
キャリアアップや転職、資格取得などがゴールとなるため、学習への集中力が高く、成果も出やすくなります。
今この記事を書いている筆者も大学生の頃に語学留学を経験しましたが、「留学をすること自体がゴール」になっていたので「もっとこうすれば良かった!」と思うことも多いです。
目標が明確であれば、その分貴重な留学中の期間も意識を集中して取り組めるので、得るものが大きいわけですね。
実務経験を活かした学びが可能
すでに働いた経験があるからこそ、実践的な英語を学びやすいという利点があります。
ビジネス英語の理解や、現地でのインターン経験もより深い学びにつながります。
同じものを学ぶとしても、「学んだものをどう活かすか」を意識できるかどうかで、得られる学習効果は大きく違います。
ただ「実務に特化したクラスを受ける」というだけでなく、実務経験があるからこそ、「自分の業種、職種ではこんな風に使うだろうな」と意識して学べるというわけですね。
新しい人間関係や価値観に触れられる
学生時代とは違い、年齢・職業を超えた多様な人との出会いが待っています。
業種や職種が違う人々と関わり、国際的な視野を広げる絶好の機会になるでしょう。
上述した「すでに働いた経験があるからこそ、学んだ内容をどう活かすかを意識することで、大きな学びを得られる」という点と重なる部分がありますね。
すでに社会的な立場があるからこそ、自己開示も明確にできますし、相手もあなたの社会的な立場から「どんな風に人付き合いをできるか」を判断して友人関係を築けます。
視野や考え方だけでなく、長期的な目線で人脈を得られるのが、大人の留学の魅力だということですね。
大人の留学を叶えるまでの準備ステップ
大人が留学を成功させるには、以下のような準備がカギになります。
それぞれのステップを丁寧に進めることで、不安を最小限にし、より実りある学びを実現できます。
関連記事:英語圏への留学準備の流れを5つのステップで分かりやすく解説
1.目標設定
まずは「なぜ留学するのか」を明確にするところから始めるのが良いでしょう。
「何のために留学するのか?」をはっきりさせることで、国やプログラムの選定もスムーズになるからです。
例えば、キャリアアップを目指すのか、資格取得が目的なのか、それともリフレッシュ目的で行くのか。
目標を設定することで、次の「情報収集」で、何に集中して情報を集めるのかが明確になりますし、留学中の学びも大きくなります。
「留学を終えるころには、自分はこんな風になっている」と明確にイメージできるようにすると良いでしょう。
2.情報収集
目標設定をしたら、目標に応じて「行きたい国・学校・コース」などの情報を集めましょう。
国ごとの物価や治安、学校の評判、コースの内容などを比較検討してみます。
立てた目標に対して、どの国、どの地域が適しているのか、どんなコースを受けるのが効果的なのか、資金はどれくらい必要なのかなど、情報収集によって、より具体的に必要なものが見えてきます。
もし「自分の手に余る!」と思ったら、留学エージェントのカウンセリングを活用するのも良いでしょう。
あなたの立てた目標を伝えることで、それにマッチする選択肢を提示してくれますよ。
3.資金計画
学費・航空券・滞在費・保険・ビザ代などを含めて、全体でどれくらい必要かをハッキリさせましょう。
「これくらいの資金があれば大丈夫!」と金額を明確にすることで、より留学を現実的な目標として受け入れやすくなります。
自己資金+教育ローンや補助制度(自治体・企業の奨学金)を活用する例もあるので、色んな選択肢から計算してみましょう。
4.ビザや手続き
渡航先のビザ条件(学生ビザ、観光ビザ、ワーホリなど)を確認しましょう。
パスポート更新や健康診断、予防接種の確認も忘れずにやっておきたいですね。
5.英語力の強化
留学前にある程度英語力を身につけておくことで、現地での学びが格段にスムーズになります。
例えば、高校英語レベルにあたる英検準2級〜2級レベルを目安に勉強しておくと、英会話にも活用しやすくてスムーズになります。
留学前には、頭に浮かんだ言葉を英語に変換する「瞬間英作文トレーニング」が効果的です。
関連記事:無料あり!今すぐ使えるおすすめ瞬間英作文アプリ4選!
もし英語力が不安であれば、英語コーチングやオンライン英会話を取り入れることで、短期間でも基礎力を強化できますよ。
6.渡航準備
留学前最後の準備として、航空券・保険・滞在先の確保がありますね。
航空券の予約は3〜4ヶ月前が目安。
海外保険は留学用の長期プランを選択することになるでしょう。
留学中に滞在する先は、学生寮・ホームステイ・シェアハウスなど、どれが自分に合ったスタイルかを考えて検討すると良いですよ。
これまで挙げてきた中で、特に重要なのが英語力の準備です。
留学先での学習効果を最大化するためにも、十分に対策をしていきたいですね。
関連記事:【1ヶ月前までOK】留学前の英語勉強方法4つとおすすめ教材(本や参考書)まとめ
まとめ
この記事では、大人や社会人の留学について以下の点からお伝えしてきました。
- 大人になってからの留学は、年齢に関係なく実現可能
- 明確な目的意識と実務経験を活かせるのが大人留学の強み
- 英語力の不安は、英語コーチングを活用して解消できる
この記事でお伝えしたことが、あなたの英語の表現力をより豊かにできれば幸いです。
社会人からの留学は、人生に新しい風を吹き込む貴重なチャンスです。
英語力を鍛えながら、自分らしいキャリアと生き方を見つけに行きましょう。
また、英語学習方法にお悩みの方や英会話スクールで英語力が思っていたより伸びなかったという人におすすめなのが、英語コーチングです。
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受講生のインタビューもご紹介します。


トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。