「リスキリング」には英語学習が最適?5つの理由と正しい勉強法を紹介
数十年前と比べると時代の流れは速くなっており、これまで使っていたスキルが簡単に通用しなくなることもよくあります。
そんな中リスキリングという言葉を知り「私も何かやってみようかな」という気持ちになった方も多いのではないでしょうか。
「リスキリングと言われても何をしよう?」と悩む方も多いと思いますが、そんな方におすすめなのが英語学習です。
そこで今回は、リスキリングに英語学習が最適である理由や、リスキリングで英語を学ぶのに最適な勉強法について解説します。
「仕事だけじゃなく何か新しいことを学びたいな」「昔からやりたいと思っていた英語学習を本格的に始めたいな」と考えている方は、ぜひ記事を最後までチェックしてみてください。
目次
リスキリングとは?
リスキリングとは、現職とは異なる職種(特にデジタル職種)に転換するためにスキルを塗り替えることです。
現在は第4次産業革命に突入しており、これまで人間が担っていた業務を、ロボットに任せられるようになっています。ロボットに任せられるようになった業務の例は以下の通り。
- 商品の製造
- 事務作業
- 倉庫での肉体労働
しかし人間に担える仕事が減るばかりではなく、以下のように新たな仕事も生まれます。
- ロボットのプログラム設計
- 社内システムの管理
しかし必要なスキルを習得していなければ、上記のような業務をこなすことは難しいです。そこでリスキリングを行えば、上記のような業務に必要なスキルを習得できます。
リスキリングには英語学習が最適である5つの理由
リスキリングでは、どんなことを学んでも問題ありません。しかし「何を学ぼうかな」と悩んでいる方におすすめしたいのは、英語学習です。
リスキリングに英語学習をおすすめする理由は以下の5つです。
- 誰もが基礎を学び終えているから
- 外資系企業への転職等で年収アップが狙えるから
- 幅広い企業で評価されるから
- 仕事以外にも活かせるから
- 学習教材やサービスが整っているから
それぞれ詳しく見てみましょう。
誰もが基礎を学び終えているから
日本の学校教育を受けていれば、英語の基礎は学び終えています。中学・高校レベルの英単語、英文法知識があれば、英語の基礎は十分です。
基礎を学び終えている状態からスタートできるので、他のことをリスキリングするよりも難易度が低いです。
「中学・高校の英単語、英文法なんて忘れてしまったよ」という方もいるでしょう。しかし一度学んだことですので、復習をしたり大人になって再度学び直すことで、きちんと理解できるはずです。よって心配は不要です。
他のことを全くゼロの状態から習得するよりは時間も労力もかかりません。
特に文法に関しては、中学・高校の英文法を完璧に理解していれば、それ以上の文法知識は必要ありません。つまり日本の学校教育を受けた我々は、実は深いところまで英語を学んでいるのです。
せっかくここまで英語を学んだのに、中学高校英語レベルで放置してしまい、結局英語が話せない状態というのは、もったいないと感じませんか?
社会人からのやり直し英語については、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:社会人のための「やり直し」英語学習!初心者に効果的な勉強法をご紹介!
外資系企業への転職等で年収アップが狙えるから
リスキリングで新たなスキルを習得しようと考える方の中には「今よりも条件のいい企業に転職したい」と考える方も多いでしょう。
年収アップを目指す方にとって、外資系企業への転職はよくある選択肢です。外資系企業で働くからといって、常時英語を使って業務を行うとは限りません。例えば取引先が日本の企業であれば、日本語を使います。
しかし上司とのやり取りや会議などは英語で行う必要があります。出世にも英語は欠かせません。
また外資系企業でなくとも、昇進や昇給、海外赴任の条件として一定の英語力(TOEICスコアなど)が求められるケースは多いです。
リスキリングによって年収アップを目指すのであれば、英語学習は良い選択肢です。
関連記事:英語と年収の関係とは?年収700万以上の半数は英語ができる!
幅広い企業で評価されるから
社会人になってから身につけることのできるスキルや資格は無数に存在します。しかしその中でも英語力は、最も幅広い企業で評価されるスキルと言っても過言ではありません。
今の時代、大半の企業は英語ができる人材を求めています。理由は海外の企業を相手に取引をするケースが増えているからです。
しかし企業が、英語ができる人材をゼロから育成するのは大変です。英語ができる人材の育成には、時間もコストもかかります。それも英語を学びたいと思っていない人材に英語を学ばせるのなら尚更です。
TOEICなどスコアとして証明できる形で英語力を持っていれば、社内での評価に加えて転職活動においても有利になること間違いなしです。
転職と英語力の関係性については、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:転職には英語資格があると有利?その必要性とおすすめの資格5選
▼日経リスキリングにて企業英語研修について掲載されております、合わせてぜひご覧ください。
英語研修に失敗する企業の3つの特徴 研修担当者必見 : NIKKEIリスキリング
仕事以外にも活かせるから
英語力は、仕事に活きるのみならず、人生の可能性を広げてくれます。ご存知の通り、英語は世界共通言語です。
我々が中国語、アラビア語、フランス語と世界中の言語を1つ1つ全て習得することは不可能です。しかしどの国にも英語を話せる人は多数存在します。つまり英語が話せるようになれば、アメリカやイギリスといった英語圏の国の人のみならず、世界中の人々とコミュニケーションが取れるようになります。
またGoogle検索やYouTubeなどで英語のコンテンツを理解できるようになれば、触れられる情報の量も変わります。
英語で発信されているコンテンツの量と日本語で発信されているコンテンツの量には圧倒的な差がありますからね。
学習教材やサービスが整っているから
リスキリングの際に候補として挙げられるスキルや資格の中で、英語は最も学習教材やサービスが整っています。なぜなら最も多くの方が学んでいるものだからです。
学ぶ人が多ければ多いほど、様々な教材が発売されますし、クオリティも競争の原理が働いて高くなります。一方で、今後需要が伸びるであろうAIやブロックチェーン等に関するスキルは、英語と比べると学ぶ環境が整っていません。
よって高いリテラシーを持っていなければ、そもそも学習を進めることすら難しいでしょう。
一方で英語は書店に行けば参考書がずらりと並んでいますし、スクールやアプリなども充実しています。
英語のリスキリングには英語コーチングスクールがおすすめ
社会人になってから英語を本格的に学びたいのであれば、英語コーチングスクールがおすすめです。
英語コーチングスクールでは、一般的な英会話スクールとは異なり、レッスンに加えて自宅学習を日本人の英語コーチがサポートします。
何をいつ、どのくらい学べばいいのか、を英語のプロに決めてもらえるので、正しく英語力を伸ばせますよ。
まとめ
リスキリングに英語学習が最適である理由や、リスキリングで英語を学ぶのに最適な勉強法について解説しました。
リスキリングに興味を持った方は、ぜひ英語学習から初めてみてください。中学・高校でストップしている英語の知識を、実用レベルまで引き上げましょう。
「よし、英語学習を始めよう!」という気持ちになった方は、以下の記事も一緒にチェックしてみてください。
関連記事:社会人が英語をゼロから勉強する上で知っておきたい3つのこと
短期で英語を話せるようになりたい方に
おすすめのスクールは「トライズ」
トライズは、日本人コンサルタントとネイティブコーチが専属でサポートしてくれる、英語コーチングスクール。レッスンは週3回確保される上に受け放題。マンツーマンの面談やメールで日々サポートも受けられて、他のスクールとは一線を画す本格的なプログラムになっています。
「短期間でどうしても英語が話せるようになりたい」という方には、おすすめのスクールです。
受講生のインタビューもご紹介します。
トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。