会社までの通勤時間に役立つ英語の勉強方法おすすめ3選【社会人向け】
「通勤時間を英語学習に充てられたらいいのにな」と思った経験はありませんか?それと同時に以下のような悩みを抱える方もいるでしょう。
- 通勤時間に何を勉強していいのかわからない
- 満員電車でどうやって学習できるの?
- 短い通勤時間でも意味あるの?
そこで本記事では、「通勤時間での英語勉強に興味がある方」に向けて、通勤時間の英語勉強がおすすめである理由や、通勤時間におすすめの英語勉強方法3選を解説します。
記事を最後までチェックすれば、これまで何となく過ごしていた通勤時間が、英語力アップのための貴重な時間になりますよ。
「通勤時間をなんとか有効活用できないか」という悩みでこの記事にたどり着いた方は、ぜひ記事を最後までチェックしてみてください。
目次
通勤時間は英語勉強に最適な隙間時間
忙しい社会人にとって、1日にまとまった英語学習の時間を確保するのは難しいです。
よって社会人が英語を勉強するのであれば、細かな隙間時間を有効活用するに越したことはありません。そして通勤時間は貴重な隙間時間です。
例えば、年間で250日間通勤すると仮定しましょう。その場合、通勤時間が往復30分の方は125時間を通勤に費やすこととなります。さらに通勤時間が往復1時間の場合、年間250時間もの隙間時間が生まれます。
多くの方はこの通勤時間を、眠ったりスマホでSNSを見たりして過ごしています。この時間を英語学習に有効活用できたら、英語力向上に繋がると感じませんか?
『塵も積もれば山となる』という言葉があります。例え通勤時間が短くても、週に5日、毎週通勤をしていれば、1年後2年後には大きな時間となります。
そして通勤電車内での英語学習をしばらく続ければ、それはいずれ習慣となるでしょう。
通勤時間の英語勉強と自宅での英語勉強の違い
自宅では、声を自由に出すことができたり、他人や物音に邪魔されない環境でゆったりと学習ができたりします。
一方通勤時は、周りに人がいる公共の場ですので、自由に声を出せません。また至近距離に他人がいて、特に満員電車の場合などは集中力を維持することが難しいでしょう。
満員の電車やバスなどでは本や参考書はおろか、スマートフォンさえも出せないこともあります。電車、バス、車や徒歩など通勤時の学習環境は家での学習とは異なりますので注意が必要です。
どんな英語学習でも、通勤時間にこなせるというわけではありません。しかし通勤時間と相性の良い英語学習もいくつか存在します。
今回は、電車通勤の場合を例に、相性の良い英語学習方法を紹介します。
通勤時間におすすめの英語勉強方法3選
電車通勤中におすすめの英語学習方法は以下の3つです。
- 英単語やフレーズの暗記
- リスニング力を強化
- リーディングの練習
それぞれ詳しく見てみましょう。
英単語やフレーズの暗記
座席に座れた場合は、単語帳を開けます。また座れなかった場合でも、スマホを使って電子版の単語帳を見ることはできます。
英単語や熟語などの語彙力を鍛えることは、英語の基礎固めに欠かせません。語彙数が増えれば、理解できる英文や表現が格段に広がります。
しかし単語学習は単純作業なので、自宅でじっくりと時間をかけて行うほどではありません。自宅では、長文やリスニングのような頭を使う学習を行うべきです。
通勤時間をうまく使えば、自宅では一切単語学習をせずとも、着実に語彙力を伸ばせます。
関連記事:【社会人向け】英単語の覚え方と覚えられない理由を3つずつ紹介
リスニング力を強化
イヤホンを付ければ、電車のなかでもリスニング学習ができます。
リスニング学習は、満員電車で本や参考書、スマートフォンを出せない方におすすめです。
また電車で文字や画面を見たりすると酔いやすい方にもおすすめです。
参考書に付属の音源でもいいですが、洋楽、映画やポッドキャストなど興味のあるものから始めると続けやすいですよ。
英語をただ聞き流す状態のリスニングでは、回数を重ねても英文を聞き取れるようにはなりません。「聞いているだけ」にならないように、自分の英語力に合わせて難易度を選択し、意識して聞き取るようにしましょう。
以前「聞くだけで話せるようになる」といった教材が流行りましたが、それは間違いです。
リーディングの練習
スマートフォンに目を通せたり、書籍を開ける状況であれば、当然リーディングの学習も可能です。
CNN、USA TodayなどのニュースアプリやSNSなど英語を読めるコンテンツは山ほどあります。これらのコンテンツは、スマートフォンで気軽に目を通すことができます。
問題集や参考書で英語学習することが難しい場合は手軽にSNSを英語表記にしたり、海外の方の投稿を見るだけでもリーディング学習になりますよ。
関連記事:【和訳付き&無料】英語ニュースサイト5選!リスニング力UPにおすすめの勉強法も紹介
通勤時間におすすめな英語勉強ツールまとめ
電車通勤時に英語学習のお供となるツールを紹介します。
- アプリ
- 本、参考書
- SNS、洋楽、動画
それぞれ詳しく解説します。
アプリ
単語やフレーズを暗記するアプリの種類は多数あり、一問一答形式のアプリではゲーム感覚で学習ができます。
問題数を指定できるので、短時間の通勤でも手軽に実践可能です。単語やフレーズだけでなく、リスニングやリーディングに特化したアプリや総合的に学習できるアプリも数多くあります。
通勤時間の英語勉強に役立つアプリについては、後ほど詳しく紹介します。
関連記事:【無料あり】社会人に最もおすすめするビジネス英語勉強アプリ8選
本、参考書
「スマートフォンだとSNSなどの誘惑があり勉強できない」という方は、あえて書籍を使いましょう。
満員電車や立っている場合は難しいかもしれませんが、長時間座って移動する方にはおすすめな学習ツールです。
SNS、洋楽、動画、チャットアプリ
アプリと似ていますが、普段からSNS、音楽や動画を通勤時間に楽しんでいる方にはうってつけです。
例えば英語のYouTube動画を見たり、洋楽を聴いたり、Netflixで海外ドラマを見たりするだけでも、英語の勉強になります。
通勤時間に英語勉強をする際にやってはいけない3つのこと
通勤時間に英語学習をする上で注意すべきポイントを3つ確認しましょう。
- 通勤時間に学習を終えられない量の教材を使用する
- 異なる学習を行う
- インプットしかしない
それぞれ詳しく解説します。
通勤時間に学習を終えられない量の教材を使用する
通勤時間が10分しかないのに、長文のリーディングや長めのリスニング音声を使って学習しようとすると、時間内に終わらず中途半端になります。
そうなると学習が面倒になったり、嫌気がさして学習を続けることが難しくなります。
リーディングやリスニングの強化をしたい場合、短時間で完了するアプリを使用するなど、ご自身の通勤時間に合わせて学習方法を選ぶことが重要です。
長時間の通勤時間の場合、乗り換えまでは単語やフレーズの暗記する、乗り換えたらリスニングを行うなど、ルーチンにするとさらに習慣化しやすくなりますよ。
異なる学習を行う
英語学習は復習・反復が大切です。
新しい教材や内容を学習することも重要ですが、それ以上にインプットした知識を定着させるための復習と反復が大切です。
学習時間の半分を前日の復習に当てるなど、ご自身のルールを決めておくと自然と復習・反復が身につきます。アプリでは、間違えた問題の復習もできるので有効活用しましょう。
インプットしかしない
通勤時間での英語学習はインプットの学習が多くなります。覚えた知識を自分のものにして使いこなすには、アウトプットが必要不可欠です。
通勤時間であってもチャットアプリやSNSで英語を使用して投稿ややりとりすることでアウトプットの練習ができます。
【無料あり】通勤時間の英語勉強に役立つアプリおすすめ4選
通勤時間の英語勉強に役立つおすすめアプリは以下の4つです。
- TORAbit
- abceed
- TED
- ディクトレ
それぞれ詳しく見てみましょう。
TORAbit
「TORAbit」は、1万人以上が受講した英語コーチングスクール「TORAIZ」によるAIシャドーイング・パターンプラクティスアプリです。
日本人が苦手なリスニング力を高めるため、AIシャドーイングし放題でビジネスから日常会話まで様々なオリジナル教材を使ってシャドーイングを練習することができます。採点は人を介さず全てスマホで完結できるため、1日5分のスキマ時間からでも気軽に始めることができます。
英会話スクールでは効果が出ない、他のアプリやサービスは高くて効果が出るか不安という方にはTORAbitがおすすめです。
今なら10日間無料で始めることができますので、まずは無料で体験することをおすすめします。
料金:10日間無料 以降:1,980円(税抜き)/月
TORAbitのおすすめポイント
- シャドーイングのトレーニングがスマホだけでできる
- パターンプラクティス(瞬間英作文)もスマホで可能
- 1日5分のスキマ時間でいつでもどこでも可能
- 他のシャドーイングサービスより低価格(10日間も無料)
TORAbitを試したい方は、以下よりお申込みください。
abceed
abceedは、各参考書に収録されている音声を無料で聞けるアプリです。
例えば単語帳の単語を音声として聞けたり、問題集の問題をそのまま読み上げてくれたりします。
abceedは、現在使用している参考書の音声を聞く際に役立ちます。例えば通勤電車に参考書を持ち込むのは荷物になりますし面倒ですよね。
しかしabceedを使えば、スマホ1つでその参考書の学習ができます。
人気参考書であれば大抵は網羅しているので、インストールしておいて損はないアプリです。
TED
価格:無料
TEDは経営者や学者などのスピーチを無料で視聴できるアプリです。学問、政治、テクノロジーなど、様々なジャンルのスピーチ動画が多数公開されています。
全てのスピーチに英語字幕がついており、日本語字幕がついているものも多いです。電車通勤でそれほど混んでいない場合は、字幕をみながらスピーチ動画をみましょう。
車通勤だったり電車が混んでいる場合は、音声のみでも十分です。
スピーチでは、ゆっくり、そしてはっきりと英語が話される傾向にあります。よってラジオの音声を聞いたりするよりも難易度は低いです。
TEDについては、以下の記事でも詳しく解説しています。
関連記事:英語学習には【TED】がおすすめ!効果的な勉強法とレベル別のTED10選!【初心者OK】
ディクトレ
価格:無料
ディクトレは、ディクテーションをスマホで気軽に行えるアプリです。
ディクテーションとは、聞き取った音声を紙に書き起こす勉強方法のこと。どこが聞き取れてどこが聞き取れないのかが明確になるため、リスニング力の向上に役立ちます。
しかし本来のディクテーションは、聞き取った音声を紙に書き起こすのが面倒でした。
一方ディクトレでは、スマホで文字を入力するだけでディクテーションができます。よって通勤電車での英語学習におすすめです。
通勤時間に使える英語アプリについては、以下の記事でも紹介しています。
関連記事:【無料あり】人気の英語リスニングアプリ5選!聞き流し〜中学高校生向けまで
まとめ
「通勤時間での英語学習に興味がある方」に向けて、通勤時間の英語学習がおすすめである理由と、通勤時間におすすめの英語勉強方法3選を解説しました。
移動時間でできる勉強方法には限りがありますが、例え5分という短い時間であっても継続することが英語力の向上に繋がります。
紹介した学習方法を参考にして、ご自身に合った通勤時の英語学習方法を見つけて英語力を鍛えましょう。
短期で英語を話せるようになりたい方に
おすすめのスクールは「トライズ」
トライズは、日本人コンサルタントとネイティブコーチが専属でサポートしてくれる、英語コーチングスクール。レッスンは週3回確保される上に受け放題。マンツーマンの面談やメールで日々サポートも受けられて、他のスクールとは一線を画す本格的なプログラムになっています。
「短期間でどうしても英語が話せるようになりたい」という方には、おすすめのスクールです。
受講生のインタビューもご紹介します。
トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。