「目的」を英語でなんて言う?細かいニュアンスや意味ごとに例文付きで紹介
「目的」を英語に訳すと真っ先に出てくるのが「Purpose(パーパス)」です。
「この会議の目的は〇〇です。」「目的意識を持って行動する。」など、「目的」といわれるとビジネスシーンやライフハックの話などでよく使う表現ですよね。
ただし英会話や英文メールなどでは、Purposeの他にも「目的」を意味する英語表現が多様に使われています。
この記事では、「目的」を意味する英語表現を、各ニュアンスやイメージごとに例文付きで紹介します。
例文付きで紹介することで、具体的な使い方に触れて英語表現のイメージを掴んでいただき、丸暗記に頼らない学びを期待できるからです。
この記事を読み終わる頃には、「目的」を意味する英語表現を、意味やニュアンスの細かい違いを十分に理解して適切に使い分けられるようになっているのでぜひ最後まで読んでください。
「目的」を表す英語表現まとめ
「目的」を表すには主に以下の英語表現があります。
Purpose
「目的」を英語に訳すと真っ先に思い浮かぶのは「Purpose(パーパス)」です。
ロングマン英英辞典によれば、”the purpose of something is what it is intended to achieve”…つまり「何を達成しようと意図しているのか」を意味するとされています。
つまり、「行動や動作の、動機や意図」を意味する英単語だと言えます。
例文↓
- What is the purpose of your visit?
滞在の目的は何ですか?(海外旅行、空港でよく聞かれるフレーズ) - The purpose of this meeting is to elect a new chairman.
この会議の目的は、新しい会長(社長)を選ぶことです。 - The purpose of this presentation is to raise awareness of global poverty.
このプレゼンテーションの目的は、世界の貧困への認識を高めることです。
関連記事:英語会議のアジェンダの書き方!すぐに使えるサンプル付き
Goal
「Goal(ゴール)」も「目的」を英語で表すときがあります。
カタカナで「ゴール」と言うとサッカーやバスケットボールの得点につながるゴールが思い浮かぶかもしれませんね。
英語の「目的」としてのGoalの意味には、「マラソンのゴールテープ」をイメージすると連想しやすいですよ。
マラソンのランナーは、ゴールテープに向かって少しずつ着実に走りますよね。
それと同じで、目的に向かってコツコツと着実に、お仕事や勉強を積み重ねるイメージです。
例文↓
- The goal of exercise is to lose 5 kilos in two months.
エクササイズの目的は、2ヶ月で5キロ落とすことです。 - My goal in entering graduate school is to study psychology and to become a psychologist.
大学院に入る目的は心理学を勉強して心理学者になるためです。
関連記事:「目標」を英語で言うと?細かい意味やニュアンスの違いごとに例文付きで紹介
Objective
「Objective(オブジェクティブ)」も「目的」を英語で表す時に使える表現です。
Objectiveの元となっている「Object(オブジェクト)」には色んな意味で使われるので少し混乱しがちですが、「元になっているイメージ(コアイメージ)」をつかめば、しっかりと整理して使いわけができるようになります。
Objectのコアイメージは「物体」です。そこから転じて「障害”物”」や「対象”物”」という意味でも使われます。
そして今回の「目的」の場合は、「何もない空間にひとつ、”物体”を置くことで、そこに意識を集中させる」ようなイメージです。このイメージから「目的」と連想されるわけですね。
例文↓
- What’s your objective for studying English?
あなたが英語を勉強する目的は何ですか? - Our objective is to achieve this goal.
私達の目的はこの目標を達成することだ。
Aim
「Aim(エイム)」も「目的」を表現できる英語です。
元々「Aim(エイム)」は「狙う」を意味します。
銃を使ったゲームをする方は「エイムの精度を上げる」という使われ方をするのでピンとくるかもしれませんね。
行動や動作の「狙い」という意味で、「目的」の意味でも使われるわけですね。
例文↓
- He went there with an aim to buy it.
それを買う目的で彼はそこに行った。 - We aim to lead students to their first choice.
私たちは、生徒を第一志望校まで導くことを目的としています。
Intention
Intention(インテンション)も「目的」を表現できる英語です。
Intentionは元々「意図」という意味があります。
「なにかを意図して行う」ということは、つまり「なにかを(目的があって)行う」と言い換えることができますから、「意図」の意味から「目的」を連想できるとスムーズですね。
例文↓
- His intention was to become rich and famous.
彼の目的は豊かで有名になることだった。 - I opened the window with the intention of ventilation.
換気をする目的で窓をあけた。
関連記事:「Expand」「Expanding」の意味や使い方は?例文付きで詳しく解説
Target
「Target(ターゲット)」も「目的」を英語で表現できます。
「目的」というよりは、「目標」のニュアンスの方が強いです。
「ターゲットを絞って行動する。」「〇〇をターゲットにする。」といった感じで、カタカナ英語で使われる感覚で使いやすい表現です。
例文↓
- Do you think we will be able to meet our target by the end of this month?
今月末までに目標を達成できると思いますか? - Our target for next year is to increase our sales by 15 percent.
来年の目標は、売上を15パーセント上げることです。
関連記事:英語を目標なく勉強するのはもったいない!成果を出す人だけが知っている勉強方法とは
まとめ
この記事では、「目的」を表す英語表現を例文付きで紹介しました。
ここまでお読みのあなたは、英会話で「目的」を意味する表現を、細かいニュアンスに応じて適切に使い分けることができます。
この記事でお伝えしたことが、あなたの英語表現をより豊かにできれば幸いです。
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目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
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