【社会人向け】リカレント教育で英語を学ぶメリット・デメリットまとめ
「最近リカレント教育という言葉をよく聞くし、何か勉強してみようかな」と考えている方におすすめなのが英語学習です。
英語単体で仕事の役に立つことは稀です。しかし英語と仕事のスキル等を組み合わせることによって、あなたの可能性は大きく広がります。
そこで今回は、リカレント教育で英語を学ぶメリット・デメリットについて解説します。
記事を最後までチェックすれば、あなたがこれから英語学習を始めるべきなのか、別のことを学ぶべきなのか、そして英語を学ぶとすればどうやって学べばいいのかが明確になりますよ。
目次
リカレント教育とは?
リカレント教育とは、学校を卒業して社会人になった後も、必要に応じて学習を行うことを指します。
「社会人になったら仕事をするだけで、何か新しいことを勉強する機会は全くない」という方も多いのではないでしょうか。
しかし近年、平均寿命の伸びや技術革新の急速な進展によって、学生時代に身につけたスキルが数年後にはあまり役に立たなくなってしまうことも珍しくありません。また終身雇用で同じ企業に勤め続けるのではなく、キャリアアップやキャリアチェンジのための転職も珍しくなくなっています。
こういった背景から、リカレント教育(=社会人の学び直し)が注目を集めています。
リカレント教育で英語を学ぶメリット
「リカレント教育といっても何を学ぼう」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
そこでリカレント教育におすすめなのが、英語学習です。リカレント教育で英語を学ぶメリットは以下の3つです。
- 転職に有利になる
- 昇給や昇進、海外赴任に役立つ
- 中高で一度学んでいるので誰にでも始めやすい
それぞれ詳しく解説します。
転職に有利になる
英語力は転職で大きな武器になります。英語力を必要としている求人はもちろんのこと、それ以外の企業への転職でも有利になります。
なぜなら例え英語を使う機会が少ない企業であっても、海外から問い合わせが来たり、海外の顧客や取引先と英語でやり取りをしなければならない可能性は十分にあるからです。
また外資系企業への転職では、英語力で足切りが定められているケースが大半です。
しかし転職時に英語力をアピールするには、スコアや級で簡単に現在の英語力を判断できる資格を持っていなければなりません。面接時に行うスピーキングテスト等だけで英語力を判断するのは無理がありますからね。
転職に有利な英語資格については、以下の記事で詳しくまとめています。
関連記事:転職には英語資格があると有利?その必要性とおすすめの資格5選
昇給や昇進、海外赴任に役立つ
英語力は、昇給や昇進、海外赴任にも役立ちます。昇給や昇進、海外赴任の条件として一定の英語力の取得を定めている企業は多いです。
英語が使えるようになると、仕事の幅が広がります。海外の取引先とやりとりができるようになったり、海外赴任をして、海外支社や海外工場などで現地スタッフとやりとりができるようになったりします。
「現在勤めている企業でもっと上を目指したい」「海外赴任をしてみたい」と考えている方は、ぜひ英語を学んでみましょう。
こちらも転職と同様に、簡単に英語力を証明できる資格等を取得する必要があります。具体的には、ビジネス英語力を測定できるTOEICを取得しなければならないケースが多いです。
TOEICについては、以下の記事で詳しくまとめています。
関連記事:【単純明快】社会人におすすめのTOEIC勉強法3選【英語初心者でもOK】
海外赴任については、以下の記事で詳しくまとめています。
中高で一度学んでいるので誰にでも始めやすい
英語は、中学・高校で一度学んでいます。よって全くのゼロの状態からスタートするわけではないので、誰にでも始めやすいです。
実は中学・高校で習う英語を完璧に使いこなすことができれば、そこに仕事で使うような専門的な英語表現が加わるだけで、十分流暢に英会話を行うことができます。
まずは中学・高校で習った英語の復習を行い、そこからTOEICに向けた対策であったり、スピーキングの勉強であったり、各々が必要な勉強を行いましょう。
リカレント教育で英語を学ぶ際の注意点
リカレント教育で英語を学ぶ際の注意点は、以下の3つです。
- ライティングやスピーキングも学習する
- 目標とするレベルを明確にする
- どうやって学習時間を確保するか考える
それぞれ詳しく解説します。
ライティングやスピーキングも学習する
「英語学習=リスニングやリーディング学習」といったイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。確かに学校の英語教育では、リスニングやリーディングのようなインプット中心の学習が行われていました。
しかし仕事で英語を使うには、リスニングやリーディングはもちろんのこと、ライティングやスピーキングの能力も求められます。
例えばライティング力は英語でメールやチャットメッセージを行う際に必要です。スピーキング力は、いうまでもなく、相手と会話をする際に必要です。
そしてリスニングやリーディングの答えは1つですが、ライティングやスピーキングの答えは1つではありません。よって独学で勉強をするのではなく、英語が話せる方に採点をしてもらったり相手をしてもらったりするのが理想的です。
目標とするレベルを明確にする
英語学習を始める前に、目標とするレベルを明確にしておきましょう。なぜなら目標とするレベルによって必要な英語学習時間や学習内容が変わってくるからです。
そして必ずしも英語ネイティブのような英語力を目指す必要はない点も頭に入れておいてください。
英語は世界共通言語です。英語は世界中で話されていますが、実は英語ネイティブよりも第2言語として英語を話している人の人口の方が多いです。
もちろん「海外ドラマや映画が好きで、私もこんな風に話せるようになりたい」というのであれば、英語ネイティブのような英語力を目指してもいいでしょう。
しかし「仕事で英語を使いたい」だけであれば、簡単な英語をうまく使いこなせるようになるべきですし、訛りや発音はそれほど気にする必要はありません。
目標を「英語ネイティブレベル」ではなく「仕事で不自由なく英語が使えるレベル」とするだけでも英語学習が大分楽になりますよ。
どうやって学習時間を確保するか考える
言語の習得には、一般的な資格等よりも、長い勉強時間が必要です。仕事と両立をしながら、どうやって学習時間を確保するのかを考えなければなりません。
日本人が英語を習得するには、最低でも2,200時間の学習が必要だと言われています。日本の中学高校で英語を学ぶ時間は1,200時間なので、単純計算で社会人はあと1,000時間、英語を学ばなければなりません。
1,000時間の学習時間を確保するには、1日3時間の学習でも1年間かかります。よって早朝や寝る前、通勤時間などをうまく活用しつつ、学習時間を確保しなければなりません。
関連記事:日本の社会人が英語を話すためには、なぜ1,000時間が必要なのか?
まとめ
リカレント教育で英語を学ぶメリット・デメリットについて解説しました。
ライティングの添削相手やスピーキングの話し相手を確保したり、学習時間や学習内容をうまく管理してもらうには、英語コーチングスクールがおすすめです。
英語コーチングスクールを受講して、仕事と両立しながらうまく英語を学びましょう。
短期で英語を話せるようになりたい方に
おすすめのスクールは「トライズ」
トライズは、日本人コンサルタントとネイティブコーチが専属でサポートしてくれる、英語コーチングスクール。レッスンは週3回確保される上に受け放題。マンツーマンの面談やメールで日々サポートも受けられて、他のスクールとは一線を画す本格的なプログラムになっています。
「短期間でどうしても英語が話せるようになりたい」という方には、おすすめのスクールです。
受講生のインタビューもご紹介します。
トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。