「忙しい」は英語でBusyだけじゃない?ビジネスでも使える表現を例文付きで紹介
「”忙しい”を英語に翻訳すると?」と聞かれれば、多くの日本人が「Busy」と答えるでしょう。
Busyは中学校の英語の授業で習う英語なので、日本人に馴染みが深い表現だからですね。
ただし「Busy」という表現が、実は少し砕けたカジュアルな表現だという事実はご存知でしょうか?
英語を使う外国人は、カジュアルな場とビジネスシーンなどのオフィシャルなシーンとで「忙しい」を意味する英語表現を使い分けています。
この記事では、そんな色んなシーンで「忙しい」を意味する英語表現を例文付きで紹介します。
例文付きで紹介することで、具体的な使い方に触れて英語表現のイメージを掴んでいただき、丸暗記に頼らない学びを期待できるからです。
この記事を読み終わる頃には、「忙しい」を意味する英語表現を、「Busy」以外にも、ビジネスシーンなどのオフィシャルなシーンで使える表現も合わせて適切に使えるようになっているので、ぜひ最後まで読んでください。
「忙しい」を意味する英語表現まとめ
「忙しい」を意味する英語表現には、以下のものがあります。
定番の「Busy」の表現
「忙しい」を英語で表現したいときに定番なのが「Busy」です。
Busyは中学校の英語の授業で習うので、日本人の私たちにも馴染みの深い表現だと言えるでしょう。
Busyは広い意味で「忙しい」を表現できるので便利です。
反面、漠然と「忙しい」のニュアンスだけが伝わる側面もあるので、例文のように「何が忙しいのか」を具体的に付け加えてあげると相手に親切ですよ。
例文↓
- I can’t talk right now; I’m too busy with work.
今話す時間がないよ。仕事で忙しいんだ。 - Sorry, I can’t make it to the party tonight. I have a busy schedule.
ごめん、今晩のパーティには行けないよ。予定がいっぱいだから。 - She’s always busy with her studies, but she manages to find time for her hobbies.
彼女はいつも勉強で忙しいけど、趣味の時間も見つけることができる。
Busyは広い意味で「忙しい」を表現できて便利な一方で、少し砕けた(カジュアルな)表現であり、ビジネスシーンなどのオフィシャルな場面では好んで使われない傾向があります。
オフィシャルな場面でも使える「忙しい」の英語表現
「忙しい」の意味で知られる「Busy」が、少し砕けた(カジュアルな)表現だと前項の最後でお伝えしました。
本項ではビジネスシーンなどのオフィシャルな場面で使える「忙しい」の英語表現を紹介します。
Occupied
Occupiedを使って、フォーマルに「忙しい」を英語で表現することができます。
ビジネスシーンの中でも、上司や目上の人に対してや、公式の文章でも使われるようなフォーマルな表現です。
Occupiedはもともと「〜を占める」を意味する「Occupy」から来ていて、「自分の時間を仕事や作業で占められている」というイメージから「忙しい」を連想できますね。
例文↓
- I’m currently occupied with a meeting.
今会議で忙しいんだ。 - She’s occupied with her studies and doesn’t have much free time.
彼女は勉強に忙しく、あまり自由な時間がない。
関連記事:Let me knowはどんな意味?ビジネスでも使える表現を例文付きで紹介記事:
Engaged
Engagedも、「忙しい」をフォーマルに表現できます。
通話中や会議中など、特定の活動に参加している場合に使われるのがEngagedです。
Engageには「従事する」のニュアンスがあるので、「〜に従事している」の意味から、「〜に従事しているから忙しい」というニュアンスを連想できますね。
例文↓
- She’s engaged in a conference call.
彼女は今電話会議中(で忙しい)です。 - She’s always engaged with her volunteer work on weekends.
彼女は週末にいつもボランティア活動で忙しい。
Tied up
Tied upも「忙しい」をフォーマルに言うことができる英語表現のひとつです。
Tied upは「忙しい」を意味する英語表現の中でも、忙しくて「他のことができない状況」を指す表現です。
Tied upで使われている「Tie」は、ネク「タイ」を表しているので、何かに結び付けられている状態を表します。
ですので、Tied upは「お仕事に結び付けられている=忙しい」というイメージで使われているわけですね。
例文↓
- I’m sorry, I’m tied up with work right now.
ごめんなさい、今仕事で忙しいんです。 - I can’t meet for lunch today; I’m tied up with back-to-back meetings.
今日はランチに会えないよ。バックトゥバックの会議(※)で忙しいんだ。
※:バック・トゥ・バックとは、前の会議が終わる前に次の会議が始まるような、連続した状態を指す言葉のことです。
関連記事:進捗・進捗状況・進捗報告は英語で何と言う?例文付きで詳しく解説
カジュアルに使う表現
Busyのように、「忙しい」をカジュアルに言える英語表現には主に以下の表現が挙げられます。
Swamped
Swampedは、非常に忙しい状況をカジュアルに表現する際に使うことができます。
Busyよりも少しだけカジュアルな表現です。
Swampは元は「沼」という意味で、日本語でもドツボにはまることを「沼る」と表現しますよね。
「沼る」のイメージで「仕事で沼る=忙しい」を連想できます。
例文↓
- I’m swamped with assignments this week.
今週は課題ですっごく忙しいんだ。 - The restaurant is usually busy on weekends, but tonight it’s swamped with customers celebrating a special occasion.
そのレストランは週末にいつも混んでいるけど、今夜は特別な機会を祝うお客さんでぎゅうぎゅうだよ。
Hectic
Hecticも、カジュアルなニュアンスで「忙しい」を表現する言葉です。
Hecticは「めちゃくちゃ忙しい」や「慌ただしい様子」を意味する言葉なので、「忙しい」の意味で使われる英語表現だと言えます。
Busyは「I’m busy」で「私は忙しい」を意味できますが、Hecticは「I’m hectic」と言うと「私は慌ただしい人だ」という意味で伝わってしまい、相手が首をかしげてしまうので注意しましょう。
例文↓
- My schedule is really hectic lately.
この頃の僕(私)のスケジュールは本当に忙しい。 - I enjoy my job, but it can get really hectic when we have tight deadlines to meet.
仕事は楽しんでいますが、締切を厳守しなければならないときは本当に忙しいことがあります。
まとめ
この記事では、「忙しい」を表す色んな英語表現を、細かい意味やニュアンスごとに例文付きでお伝えしました。
ここまでお読みのあなたは、「忙しい」を英語で、Busy以外にも、カジュアルな場とオフィシャルな場とで適切に使い分けられるようになっているでしょう。
この記事でお伝えしたことが、あなたの英語表現をより豊かにできれば幸いです。
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英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。