ビジネス英語で電話を受ける時の必須フレーズ10選
「ビジネス英語をある程度学んでいても、電話になると緊張する」という方も多いのではないでしょうか。
またこちらが電話をかける側ではなく、電話を受ける側の場合は、イレギュラーな内容への対応力も求められます。
そこで本記事では、以下の内容について解説します。
- ビジネス英語で電話を受ける時に気をつけること2つ
- ビジネス英語で電話を受ける時のフレーズ10選
今回紹介するフレーズは、どれも今日から即使える、簡単で実用性のあるフレーズばかりです。記事を最後までチェックして、ビジネス英語を使った電話に役立ててください。
目次
ビジネス英語で電話を受ける時に気をつけること2つ
ビジネス英語で電話を受ける時は、以下の2点に気をつけましょう。
- 少しでも聞き取れなければ聞き返す
- 日常英会話との違いを意識する
少しでも聞き取れなければ聞き返す
ビジネス英語を使って電話を受ける時は、相手の言葉が聞き取れなければ遠慮せず聞き返しましょう。「聞き取れなければ聞き返す」は一見当然のことのように感じられます。しかしビジネス英語を話す場面においては、聞き取れなくてもなんとなくで解釈し、そのまま受け流してしまう方が多いです。なぜなら「相手はただしい英語を話している。聞き取れなかったのは自分のせいだ」という考えが働いてしまうからです。聞き返すのをなんだか申し訳なく感じてしまいます。
しかし相手に申し訳ないと感じる必要はありません。むしろ申し訳ないと感じて相手に聞き返さない方が、後々面倒なことになります。
いくらビジネス英語を勉強しているとはいえ、あなたは英語ネイティブではありません。それは電話の相手も分かっています。ビジネスの場面だと、聞き返すことが失礼に当たると感じる方もいるかもしれませんが、遠慮なく聞き返しましょう。
日常英会話との違いを意識する
ビジネス英語を使って電話を受ける時は、日常英会話との違いを意識しましょう。よく「英語には敬語がない」と言われますが、英語にもラフな表現と丁寧な表現はあります。
ビジネスの場面では、友人と話す時のようなラフな表現、日常英会話ではなく、ビジネス英語を話さなければなりません。
“Hi.”ではなく”Hello.”、”can”ではなく”could”など、細かいところですが気をつけましょう。
ビジネス英語で電話を受ける時のフレーズ10選
ビジネス英語で電話を受ける時に役立つフレーズを、以下5パターンに分けて紹介します。
- 最初の一言に使えるフレーズ
- 電話を取り継ぐ時に使えるフレーズ
- 担当者が不在で電話を取り次げない時に使えるフレーズ
- スペルを確認する時に使えるフレーズ
- 電話を切る時に使えるフレーズ
最初の一言に使えるフレーズ
電話に出た時に使えるフレーズを1つ紹介します。この表現は、どんな電話でも確実に使う表現です。絶対に覚えておきましょう。
- “Thank you for calling 〇〇.”「お電話ありがとうございます。〇〇でございます」
上記の例文の〇〇には会社名が入ります。例えば、”Yamada corporation”「株式会社ヤマダ」のような形です。
“Thank you for calling Yamada corporation”「お電話ありがとうございます。株式会社ヤマダです」
また”Thank you for〜”で「〜してくれてありがとう」という意味です。”Thank you for helping.”など様々な使われ方をします。
電話を取り継ぐ時に使えるフレーズ
電話があなた宛であれば、簡単な挨拶の後本題に入ります。しかしあなた宛ではない場合、電話を取り継がなければなりません。電話の取り次ぎで使えるフレーズを3つ紹介します。
- “Could you wait for a moment, please?”「少々お待ちいただけますか」
よく日常英会話で”Wait a moment.”「ちょっと待って」と言いますが、それを丁寧にした表現です。
- “Thank you for holding.”「お待たせしました」
フレーズ①でも紹介した”Thank you for〜”で「〜してくれてありがとう」の形を使用したフレーズです。
- “I’ll connect you now.”「今お繋ぎいたします」
電話を取り継ぐ際に使うフレーズです。
英語コーチング「トライズ」のYouTubeでは、英語での電話対応についてわかりやすく動画にしていますのでぜひ参考にしてください。
おすすめ動画:英語で「電話代わります」ってなんて言う?@英語コーチングTORAIZ
担当者が不在で電話を取り次げない時に使えるフレーズ
電話を受けて担当者がいれば、そのまま取り次ぎます。しかし担当者がいない場合は、その旨を伝えなければなりません。
担当者が不在で電話を取り次げない時に使えるフレーズを5つ紹介します。
- “I’m sorry, 〇〇 is on another call.”「大変申し訳ありません。〇〇は今別の電話に出ております」
〇〇には担当者の名前が入ります。例えば以下のような形です。
“I’m sorry, he is on another call.”「大変申し訳ありません。彼は今別の電話に出ております」
固有名詞以外にも、”he”や”she”などの代名詞でも問題ありません。
- “I’m sorry, 〇〇 isn’t in the office.”「大変申し訳ありません。〇〇はただいま席を外しております」
⑥と同じく、〇〇には担当者の名前が入ります。例えば以下のような形です。
“I’m sorry, he isn’t in the office.”「大変申し訳ありません。彼はただいま席を外しております」
- “Can I have 〇〇 call you back later?”「後ほどかけなおさせましょうか」
〇〇には担当者の名前が入ります。
“have 人 動詞の原型”で「人に動詞をさせる」という意味です。”let 人 動詞の原型”、”make 人 動詞の原型”とともに、使役動詞という名称で習ったはずです。
- “Can I take a message?”「メッセージをお預かりしましょうか」
担当者が不在の時に使える表現です。”Can I have 〇〇 call you back later?”とどちらを使うべきか考えて使用しましょう。
スペルを確認する時に使えるフレーズ
電話は対面での会話と比べても、相手の声が聞き取りづらいです。相手が何と言ったか聞き取れなかった場合、もしくは相手が難しい単語を行った時にスペルを確認する表現を紹介します。
- “Could you spell that for me, please?”「スペルを言っていただけますか」
“Could”や”please”を使って、最大限丁寧な表現にしています。スペルが聞き取れなくて、何となくで解釈してしまうと、後々面倒なことになりかねません。聞き取れなかった時は、きちんと上記の表現を使ってスペルを確認しましょう。
電話を切る時に使えるフレーズ
電話の最後、電話を切る時んい使えるフレーズを1つ紹介します。
- “Thank you for calling 〇〇. Have a good day.”「お電話ありがとうございました。それでは失礼いたします」
こちらも”Thank you for〜”で「〜してくれてありがとう」が使われています。”Thank you for〜”はビジネスの場面において汎用性が高いので、ぜひ覚えておきましょう。
まとめ
ビジネス英語で電話を受ける時に役立つフレーズ10選を紹介しました。どれも即使える、実用性が高い表現ばかりです。
今回紹介した表現は、メモをしたり記事をブックマークするなどして、絶対に使いこなせるようになりましょう。
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目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。