【無料あり】ディクテーションおすすめ教材(アプリ&YouTube)おすすめ5選
英語のリスニング力を上達させるのに最適な勉強方法が、ディクテーションです。
そしてディクテーションは、アプリやYouTube、参考書など、様々な教材を使って学習ができます。
その中でも特におすすめなのが、気軽に音声を再生したり速度を調整したりできるアプリとYouTubeです。
今回はディクテーションにおすすめの教材(アプリ&YouTube)5選と、教材を使ってディクテーションを行う前にやるべきこと、教材の選び方についてまとめました。
英語学習にディクテーションを取り入れようと考えている方は必見です。
目次
教材を使ってディクテーションに取り組む前にやるべきこと
教材を使ってディクテーション学習を始める前に、以下2つのことができているかを確認しましょう。
- 最低限の単語・文法知識を身につける
- ディクテーションの正しい方法を学ぶ
これら2つができているのとできていないのとでは、教材を使ってディクテーションを行う際に得られる効果が大きく異なります。
最低限の単語・文法知識を身につける
教材を使ってディクテーション学習を行う前に、最低限の単語・文法知識を身につけるべきです。
ここでいう最低限の単語・文法知識とは、中学高校レベルの英単語・英文法知識です。
なぜなら最低限の単語・文法知識がなければ、1つの英文の中に聞き取れなかったり理解できなかったりする表現がいくつも出てくるからです。
そうなってしまうと、1問1問に時間がかかってしまい、問題量をこなすことができません。
もちろん1問1問に時間をかけてもいいのですが、まずは基礎学習を行い、中学高校レベルの単語・文法知識が身についてからディクテーションを行った方が、効率的です。
ディクテーションは効率的な勉強方法ですが、「英語学習者であれば誰もがディクテーションを実践すべき」というわけではありません。
まずは中学高校レベルの英単語・英文法知識が身についているかどうかを確認しましょう。
基礎文法を勉強したい方におすすめの参考書は以下の記事で紹介しています、ぜひ合わせてご覧ください。
関連記事:基礎英語を学ぶならこの参考書!「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく」の使い方・口コミを紹介
ディクテーションの正しい方法を学ぶ
ディクテーションについて何となくしか知らない状態で教材を使って学習を始めるのはおすすめできません。
学習を始める前に、ディクテーションの正しい学習方法について学ぶべきです。なぜなら正しい学習方法を知っているのと、知らないのとでは、同じ時間の学習でも得られる効果が全く異なるからです。
野球の素振りでも、正しいフォームで素振りをするのと、我流で素振りをするのとでは、正しいフォームでの素振りの方が効果が得られるはずです。それと同じです。
ディクテーションの教材には、ディクテーションができる問題がたくさん収録されています。しかし、ディクテーションのやり方について詳細に解説されているわけではありません。
ディクテーションがどういった勉強方法なのか、どんな順番で学習するのが正しいのか、分からない方は、勉強を始める前にディクテーションの正しい方法について学ぶべきです。
ディクテーションの正しい勉強方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:英語のディクテーションとは?やり方や効果、シャドーイングとの違いを解説
ディクテーション教材の選び方2つ
ディクテーションの教材を選ぶ際は、以下の2点に気をつけましょう。
- 便利な機能がついている教材を選ぶ
- 自分の目的や目標に合った教材を選ぶ
それぞれ詳しく解説します。
便利な機能がついている教材を選ぶ
アプリやYouTubeといった教材には、参考書にはない、便利な機能が備わっていることが多いです。
せっかく参考書ではなくアプリやYouTubeといった教材を使ってディクテーションを行うのなら、便利な機能がついているものを選びましょう。
例えば音声の速度を調整できたり間違えた単語のリストを自動で作成してくれる機能が搭載された教材があります。
こういった機能をうまく使いこなせば、より効率的に英語学習ができるようになります。
自分の目的や目標に合った教材を選ぶ
「英語学習」と一言で言っても、その目的や目標は人によって様々です。
ビジネス英語を習得するために英語を学んでいる方もいれば、TOEICで高得点を取得するために英語を学んでいる方もいます。
適当に教材を選ぶのではなく、自分の目的や目標に合ったディクテーション教材を選びましょう。
例えばTOEICで高得点を取りたい方がディクテーション教材を探しているのなら、TOEIC頻出単語が多く出題される教材を探すべきです。
一方でビジネス英語を習得するためにディクテーション教材を使うのであれば、政治や経済に関する内容など、丁寧な言い回しが含まれる教材を使用すべきです。
TOEICで高得点を取得したいのに、ビジネス英語を習得したい方向けの教材を使っても、あまり意味がありません。
ディクテーション教材を選ぶときは、自分の目的や目標に合った教材を選びましょう。
関連記事:TOEIC対策にディクテーションは効果あり?やり方や注意点を解説!
ディクテーションにおすすめの教材5選【無料あり】
ディクテーションにおすすめの教材5選を紹介します。
一般的には、単語学習やリスニング用の教材を使ってディクテーションを行うことが多いです。しかし今回は、ディクテーション用に作られた教材をできるだけ紹介しています。
ディクテーションにおすすめのアプリ3選
まずディクテーションにおすすめのアプリは以下の3つです。
- ディクトレ
- TEDICT
- 究極の英語ディクテーション
それぞれ詳しく見てみましょう。
ディクトレ【無料】
ディクトレは、ディクテーションのために作られた無料アプリです。無料ですが600問のディクテーション問題を解くことができます。
問題のジャンルは様々で、TOEICに関する問題や日常英会話に関する問題などが収録されています。英語を学ぶ目的や目標に合わせて、解く問題を選ぶのがおすすめです。
難易度も初心者向けのものから上級者向けのものまで用意されています。音声を繰り返し何度も再生できるループ機能がついているので便利です。
TEDICT
TEDICTは、TEDに投稿された動画を使ってディクテーションができるアプリです。
英語学習者であれば「TED」について知っている方も多いのではないでしょうか。TEDは世界的な著名人や学者などが英語でプレゼンを行う番組です。
TEDは無料で視聴でき、字幕もついています。よってTED自体も英語学習教材として人気を集めています。
TEDについては以下の記事でおすすめを紹介していますのでご覧ください。
関連記事:英語学習には【TED】がおすすめ!効果的な勉強法とレベル別のTED10選!【初心者OK】
TEDICTはそんなTEDのコンテンツの中でもディクテーションに焦点を絞って開発されたアプリです。学問的な話やテクノロジー的な話、自己啓発的な話など、様々なテーマがあるので、自分で気になるテーマを選んでディクテーションをしてみましょう。
内容はかなり専門的なので、英語初心者の方にはおすすめできません。英語中級者から上級者向けです。TEDは無料ですが、TEDICTは370円なので注意が必要です。
究極の英語ディクテーション
ディクテーションアプリ「究極の英語ディクテーション」は、アルクが出版する書籍「究極の英語ディクテーション 」のアプリ版です。
価格は610円です。内容はDAY1〜30まで分かれており、ちょうど1ヶ月間で、アプリを一通り学習できるようになっています。
本記事で紹介した「ディクトレ」や「TEDICT」と比べると、比較的簡単な内容が収録されています。よって英語初心者向けの教材であると言えます。
書籍版の「究極の英語ディクテーション」は、Vol.2まで出版されており、価格は1冊2,090円です。アプリの方が場所を問わずに学習できますし、値段も安いです。よって書籍版よりもアプリ版を購入すべきです。
ディクテーションにおすすめのYouTube2選
ディクテーションにおすすめのYouTube2選は以下のとおりです。
- アメリカ人英語講師の英語学習・子育てチャンネル
- ケンドラ・ランゲージ・スクール
それぞれ詳しく見てみましょう。
アメリカ人英語講師の英語学習・子育てチャンネル
「アメリカ人英語講師の英語学習・子育てチャンネル」には、アメリカ人講師の発音によるディクテーション用音声をまとめた動画が公開されています。
他の教材のようにナレーターが音声を収録しているわけではなく、いちネイティブスピーカーが収録しているので、英会話に近い形でディクテーションを行いたい方にはおすすめです。
参考動画:【中級#01】dictation ディクテーション練習問題【聞き取れますか?】 @YouTubeより
ケンドラ・ランゲージ・スクール
「ケンドラ・ランゲージ・スクール」には、短めのディクテーション用音声をまとめた動画が公開されています。
2000万回以上再生されている動画もあり、ディクテーション用動画の中で最も人気のある動画の1つです。
英文1つ当たりの長さが短く、英文のレベルも低いので、英語初心者におすすめです。
おすすめ動画:英語の耳を作る!リスニング訓練 @YouTubeより
まとめ
ディクテーションにおすすめの教材(アプリ&YouTube)5選と、教材を使ってディクテーションを行う前にやるべきこと、教材の選び方について解説しました。
ディクテーションは参考書よりもアプリやYouTube教材を使って学習した方が効率的です。
今回は5つの教材を紹介しましたが、早速気になるものがあれば使ってみてください。
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英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。