【人気参考書】英会話ペラペラビジネス100の特徴や効果的な使い方まとめ
本記事では、ビジネス英語参考書を代表する一冊「英会話ペラペラビジネス100」の特徴や効果的な使い方を解説します。
ビジネス英語を習得したい方、「英会話ペラペラビジネス100」の購入を検討している方は、是非記事を最後までチェックしてみてください。
目次
「英会話ペラペラビジネス100」の概要
「英会話ペラペラビジネス100」は2002年に発売され、これまでに累計で90万部以上売れた、大人気のビジネス英語参考書です。2021年には、音声ダウンロード機能を追加した改訂版が出版されています。
本書ではタイトルの通り、ビジネス英語を100のシチュエーションで学びます。専門的なシチュエーションではなく、ビジネスパーソンなら誰にでも当てはまる、挨拶や質問の仕方などを中心に収録しているので、広く受け入れられている一冊です。
上記画像のように、見開き1ページに1つのシチュエーションが収録されています。例文のみならず、実際の会話でどのように使うかまで記載されているので、実践でも役に立ちます。
「英会話ペラペラビジネス100」の特徴3つ
「英会話ペラペラビジネス100」がここまで多くの方に愛されるのは、本書の内容が魅力的だからです。そんな「英会話ペラペラビジネス100」の特徴を3つ紹介します。
小難しい表現は一切収録されていない
「英会話ペラペラビジネス100」には、小難しい表現は一切収録されていません。全て中学で習うような簡単な表現で構成されています。
ビジネス英語というと「難しい言葉を話してナンボ」というイメージを持つ方が多いです。確かに難しい言葉を完璧に使いこなした方が、かっこいいですよね。
しかしビジネスシーンにおいては、難しい言葉を使うことよりも大切なことがあります。それは「会話に詰まらないこと」です。
会話に詰まらずに、スムーズにやりとりをすることの方が大切です。これはビジネス英会話のみならず、日常英会話でも同じです。
難しい英語表現は、あなたの専門領域に関することだけで問題ありません。例えばあなたが医者だとします。その場合は、医学的な専門用語を英語で知っておく必要がありますよね。しかしビジネスコミュニケーションに関する英語は、簡単な表現だけでOKです。
英語だけでなくビジネスに必要なアメリカの文化についても学べる
「英会話ペラペラビジネス100」には100のシチュエーションで使えるビジネス英語が収録されています。1単元につき見開き1ページで紹介されているのですが、右ページの上部には”TIPS(お役立ち情報)”が記載されています。
TIPSは「日本でよく使われるこの表現は実は間違い」や「欧米では握手をする機会が多いが、握手で大切なのは握力ではなく手の接地面積の大きさ」といった情報が記載されています。
単純に読み物としても面白いですしアメリカや英語圏の文化についても学べます。
シチュエーションごとに会話を学べる
「英会話ペラペラビジネス100」では、どんなジャンルで働く人にも該当するであろうシチュエーションでの英会話が100パターン収録されています。
単語帳のように1つ1つ単語や例文がまとめられているのではなく、そのシチュエーションで使う英語表現を、1単元につき10個程度まとめて学べます。
英語学習では、関係のない表現を10個学ぶより、同じ単元の表現を10個学んだ方が、効率的に暗記ができると言われています。なぜなら同じ単元の表現を同時に学んだ方が、それぞれを関連付けて覚えられるからです。
今日はこの単元、明日はこの単元、のように、単元単位で学習計画を立てましょう。
効果的な「英会話ペラペラビジネス100」の使い方
「英会話ペラペラビジネス100」を使って最大限に英語力を高めるための使い方を3つ紹介します。
自分に関係のある単元から学習する
本書では、挨拶から商取引まで、ビジネスにおけるあらゆるシチュエーションで使用するビジネス英語を紹介しています。参考書を使って学習をする際、何も考えずに1ページ目から学習を始める方が多いです。
確かにせっかくお金を払って購入した参考書なので、1ページ目から最後のページまで、隅から隅まで学習したい気持ちは分かります。また、最初のページから始めないと、なんだか違和感を感じますよね。
しかし本書のように複数のシチュエーションに分かれている場合は、必ずしも最初のページから参考書を読み進める必要はありません。なぜなら自分に必要な単元とそうではない単元があるからです。
例えば本書の場合、1つ目の単元「何ておっしゃいました?」はどなたにも当てはまるはずです。
一方で9つ目の単元「混んでますねぇ」は、必要な人と必要でない人に別れるはずです。
自分に必要な表現から重点的に学習することが、最速で使えるビジネス英語を習得する鍵です。
状況をイメージし、声に出して学習する
「英会話ペラペラビジネス100」ではタイトルの通り、100のシチュエーションが収録されています。本書は、ただの読み物のように読み進めるだけでは効果がありません。
それぞれのシチュエーションをイメージし、英文を声に出して学習しましょう。
本書では、各単元に画像が掲載されています。よって、状況をイメージしやすいです。画像には大抵2人の登場人物が描かれているので、自分がどちらかの役を演じるのもいいですね。
また協力してくれる方にもう一人の役を演じてもらうのもいいでしょう。本書には音声ダウンロード機能がついています。協力してくれる方がいない場合は音声をダウンロードしてうまく活用しましょう。
「英会話ペラペラビジネス100」には2002年に出版されたものと2021年に出版された改訂版があります。2002年版には音声ダウンロードが付いておらず、代わりにCDがついています。音声ダウンロードの方が便利なので、購入時には2002年に出版されたものか2021年に出版された改訂版かどうかを確認しましょう。
外出先では赤シート学習
「英会話ペラペラビジネス100」では、収録されている英文は全て赤文字になっています。そして参考書には赤シートが付属されています。
英語学習は声に出した方が効果的ですが、外出先では必ずしも声を出して英語学習ができる環境があるとは限りません。例えば通勤電車の中や会社での休憩時間に、英語を声に出して学ぶことは不可能ですよね。
そんな時は赤シートを使って学習しましょう。一度学んだ単元を、赤シートで隠しながら復習するのがおすすめです。もし一度学んだ単元にもかかわらず、忘れてしまっている文章があれば、チェックマークをつけて、後日再度学習しましょう。
まとめ
「英会話ペラペラビジネス100」の概要や特徴、効果的な使い方について解説しました。「英会話ペラペラビジネス100」は90万部以上も売れた、長年愛されるベストセラーです。
ビジネス英語の参考書選びに悩んでいる方は、是非購入してみてください。
そしていくら良い教材を手にしても、学習習慣がなければ意味がありません。参考書を購入しただけでは意味がなく、参考書を使って新しい知識を得てこそ意味があります。
「英会話ペラペラビジネス100」を購入したら、早速学習計画を立てましょう。自宅学習に自信がない方は、英会話レッスンに加えて自宅学習のサポートも受けられる英語コーチングがおすすめです。気になる方は以下の記事もチェックしてみてください。
短期で英語を話せるようになりたい方に
おすすめのスクールは「トライズ」
トライズは、日本人コンサルタントとネイティブコーチが専属でサポートしてくれる、英語コーチングスクール。レッスンは週3回確保される上に受け放題。マンツーマンの面談やメールで日々サポートも受けられて、他のスクールとは一線を画す本格的なプログラムになっています。
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受講生のインタビューもご紹介します。
トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。