「催促する」ときはどんな英語を使う?ビジネスで使える表現を紹介
相手に何かを催促するときには「Reminder」という表現が使えます。
特にビジネスシーンでは、書類の提出や問い合わせへの回答などを、期日までに間に合わせるために部下や社外のビジネスパートナーなどへ行動を催促することも多いでしょう。
「催促をする」という行為は、特に海外支店とのやり取りがある会社では英語で行われることも多いです。
現に今この文章を書いている筆者も、企業向け機械の輸入商社に在籍していた時に、海外のメーカーに「この商品の仕様について回答が欲しいです。御社の商品に興味を持っているお客さんに説明するためです。」と催促の英文メールをよく入れていました。
期日に間に合わせることが、お互いの利益につながるからですね。
この記事では、英語で「催促をする」時に役に立つ表現を例文付きで紹介します。
例文付きで紹介することで、具体的な使い方に触れて英語表現のイメージを掴んでいただき、丸暗記に頼らない学びを期待できるからです。
この記事を読み終わる頃には、ビジネスシーンで使われる「催促」の英語表現を適切に使えるようになっているのでぜひ最後まで読んでください。
目次
相手に催促する場合の英語表現
相手に返事や行動を催促する場合には、以下の英語表現が役に立ちます。
Reminder
英語で相手に何かを催促する時は「Reminder」が使えます。
Reminderは特に英語のビジネスメールでよく使われている表現です。
Reminderはカタカナで「リマインダー」とも言われるように、「相手に思い出してもらう」というニュアンスがあります。
例文↓
- This is a reminder to submit your quarterly sales report by the end of the week.
週末までに四半期の売上レポートを提出するようリマインダーいたします。 - This is a reminder to submit your quarterly sales report by the end of the week.
週末までに四半期の売上レポートを提出するようリマインダーいたします。 - A quick reminder that the deadline for project proposals is approaching. Kindly submit yours by next Monday.
プロジェクト提案の締切が近づいていますので、来週の月曜日までにご提出いただきますようリマインダーいたします。
英語で相手を催促する時の盤外戦術
「催促」はつまり「相手に行動を要求している」ことなので、例えばビジネスシーンで社外でパートナー関係の人に催促をしたり、ましてお客さんに対して行動を催促する場合には角が立たないように気をつけた言い方をするでしょう。
それは英語でも同じです。
ここでは英語で相手に催促する時に使える「ちょっとした盤外戦術」をお伝えします。
してほしい行動を明確にする
相手を催促する上で、「相手に何をしてほしいのかを明確に伝える」のがとても有効です。
日本人は特に、文化的に物事を遠回しに伝えがちです。
例えば、相手に情報を問い合わせて「回答が欲しい」のに、「ご確認をお願いします」といった感じで「回答をください」とは言わずに、「確認してください(確認したら返事してね)」といった感じに遠回りで相手に催促をしがちなわけです。
相手に催促をするような場面ではすぐに結果が欲しいわけですから、「回答をください」や「書類を送ってください」など、自分が相手に求める行動を明確にしたほうが有効だというわけです。
例文↓
- I would be grateful if you could let me have your answer the inquiry I sent last week.
先週送った問い合わせにご回答いただければ幸いです。 - I will be delighted if you could reply to my email below.
下記のメールに関してご返信いただければ幸いです。
関連記事:進捗・進捗状況・進捗報告は英語で何と言う?例文付きで詳しく解説
具体的な期限を設ける
具体的な期限を設けることも、相手を催促するのにとても有効です。
「期限付き」だとわかるだけで、相手に優先順位を意識して行動してもらいやすくなるからですね。
特にビジネスシーンでは相手も限りあるスケジュールの中で動いていますから、「いつまで」の期限がないと先送りにされがちです。
さらに「なるべく早く」などの抽象的な期限よりも、「15日の17時まで」といった具体的な期限の方が相手に行動してもらいやすいです。
例文↓
- Please respond by this coming Friday.
今度の金曜日までにお返事をください。 - I would appreciate it if you could give us your reply by March 15.
3月15日までにお返事いただけると幸いです。
関連記事:「確認させてください」は英語で何て言う?定番フレーズまとめ
催促している理由を伝える
催促している理由を伝えることで、「急いでいる状態」を共有することができます。
例えば、「金曜日のお客さま訪問のために、明日の17時までに書類が必要」と伝われば、相手も「確かにお客さんへの説明に、書類が必要だな」と考えてもらうことができ、「自分と相手の共同のタスク」だと認識してもらえます。
「共同のタスク」と認識してもらえれば、「要求されている感」がなくなります。
その結果、相手に「お客さんへのアプローチを成功させるために、書類を作って時間内に送ろう」という意識で動いて貰いやすくなるので、相手の行動を促すのに大変効果的だと言えるわけですね。
例文↓
- I need your information in order to complete our report.
報告書を作成するために、あなたからの情報が必要です。 - That documentation must be submitted to the client by March 5.
書類は3月5日までに顧客に提出される必要があります。
まとめ
この記事では、相手の行動を「催促する」時に役に立つ英語表現を例文付きで紹介しました。
ここまでお読みのあなたは、特にビジネスシーンで相手へ行動を催促する時に、適切な英語表現を使って相手に迅速な行動を促すことができるでしょう。
この記事でお伝えしたことが、あなたの英語表現をより豊かにできれば幸いです。
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トライズでの1年は、
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プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
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目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。