【もう困らない!】英語の電話応対に使える基本フレーズまとめ
英語で電話をかけたり受けたりするのはビジネスでもプライベートでも、対面の会話よりもハードルが高いと感じている方は多いと思います。何よりも、音声が聞き取りにくくなるので相手の英語も余計に聞き取れないという不安や苦手意識がありますよね。
そこで、英語の電話応対への克服の仕方や電話応対の基本のフレーズを紹介します。
目次
英語の電話対応に慣れる
日本語でもそうですが、電話口では音声が聞き取りにくいことがありますよね。英語だと、対面時でも聞き取りにくいものが更に聞き取りにくくなります。
そうした不安もあって、英語での電話に苦手意識を持っている人は多いのではないでしょうか。電話特有の音質を介した英語に慣れるために筆者が効果的だと感じたのは、このコロナ禍で一気に普及したZoomです。
筆者が通っている米国の大学でも、Zoomによるオンライン授業が取り入れられ、3月からずっとそれが続いています。Zoomやskypeなどのオンライン会議ツールでは、対面時よりも聞き取りにくく、「ただでさえリスニングが苦手なのに、余計に英語の聞き取りができない」という悩みを持っている人もいました。
その人は、実際に教室で話を聞いているときには聞き取れていたと話していたので、やはりZoomなど電話音声に似たツールを介しての英語のリスニングもひとクセあるようです。よって、電話の英語に苦手意識を持っている人の訓練としてオススメなのは、こうしたオンライン会議ツールを利用し、ネイティブとカジュアルな会話を楽しむことです。
ネイティブの知り合いがいればZoomでお喋りをしたり、オンライン英会話の利用も効果的です。電話音声ならではの聞き取りにくさや、それに伴う苦手意識を克服したい人はこの方法から気軽に試してみましょう!
電話で名乗るときの英語フレーズ
中学レベルの英語はほとんど完璧にこなせる人でも意外と知らないのが、電話口で自分の名前を名乗る表現です。「私は〇〇と申します」と日本語では言いますから、そのまま “I am ~.” と伝えたくなりますが、電話では “This is ~ speaking.” とします。山田太郎さんなら、 “This is Taro Yamada speaking.” と言えばOKです。
「どちら様ですか」は英語で?
電話を受け相手の名前を確認したいときに使えるフレーズは、 “May I ask who’s calling, please?”です。これはビジネスの場で使われるような丁寧な表現です。もっとカジュアルな言い回しとしては、
- “Who’s calling. Please?”
- “Who is this?”
があります。慣れていない人は、「誰ですか」= “Who are you?” なんて思わず聞きたくなると思いますが、乱暴で失礼な印象を受けるのと、そもそも電話口では使われないので気をつけましょう。
「~さんをお願いします」は英語で?
「~さんをお願いします」「~さんと話したいのですが」と伝えたいときには、 “I would like to speak to ~.”と伝えます。例えば、 “Hello, this is Taro Yamada. I would like to speak to Mr. Brown?” のように使えます。 ほかに、
- “May I speak to ~?”
- “Is ~ available?”
と尋ねることもできます。availableは、「利用可能な/入手できる」という意味ですが、人に対して用いるときには「都合がよい/お手隙である」という意味になります。ほかにも色々な表現があり、 “I’m calling for ~.”など人によって違う言い方をすると思いますが、ビジネスの電話で最初に具体的な人名が出てきたら、「〇〇さんに繋いでほしいんだな」と解釈して良いと思います。
「~は席を外しております」は英語で?
「~さんをお願いします」と言われたものの、その人が離席中であったりお手隙ではない場合には、 “He/She is not available right now.” と伝えましょう。先程出てきた “available” がここでも使えます。また、家の電話などカジュアルな場面で単純に外出中の場合は、“He/She is out now.”と言ってもOKです。「彼/彼女は外出しております」という意味の非常に簡単な表現です。
「ご用件は何ですか?」は英語で?
主にビジネスの場面で、指定の人物が不在で用件を聞く表現として、 “May I ask what your call is regarding?”という決まり文句があります。
- “May I ask why you are calling?”
- “What is this regarding?”
という表現もあります。電話の場合のthisが指すのは、「今、通話中のこの電話」のことです。Regardingは、「~に関する」という意味で、簡単に言うと “about”と同じです。また、 “How can/may I help you?” というフレーズもありますが、電話を受けた際に “Hello. This is 〇〇 company. How can I help you?”のように使われます。
「伝言をお預かりしましょうか?」は英語で?
何か伝言があるか確認したいときのフレーズは、 “Would you like to leave a message?” です。 “leave a message” は「伝言を残す」の決まった言い方です。“Do you want to leave a message?” と言うこともできますが、前者よりカジュアルな響きになります。逆にこちらから伝言をお願いしたい場合には、 “Can you take a message?”(伝言をお願いできますか?) とtakeを使って伝えましょう。
「戻ったら折り返しいただけるようお伝えください」とお願いする
相手が不在の場合に、いつ戻るか分からないことがあると思います。こちらから何度もかけるよりは、相手の都合の良いときに折り返してもらうのが最適ですから、そのような場合には、 “Could you tell him/her to call me back when he/she returns?”とお願いしてみましょう。自分の手間も省けますし、電話をかけてもなかなか捉まらないような相手なら、かけ直してもらうよう頼むのが賢い選択です。
「~さんお願いできますか?」→「私です」の流れの場合
4番の項目で説明した「~さんお願いできますか?」に対して、電話に出た人がまさにその本人だったということがありますよね。その場合には、 “This is he/she.” と言います。Mr. Brownなど男性を指している場合にはhe、Ms. Greenなど女性を指している場合にはsheで受けるという仕組みです。「ブラウンさんお願いできますか?」「私はその“彼”ですよ」といったニュアンスです。
まとめ
英語の電話対応だけでなく日本語でも、「どちら様ですか?」「席を外している」「ご用件は何ですか?」など電話特有の表現や話し方をしますよね。母国語なので特に違和感や疑問もなく使っていると思いますが、それらは電話における言葉のルールとして身につけ使っているものです。英語でも同じように、電話ならではの英語表現があり、ルールがあります。対面時ではこう言うけれども、電話ではこう言う、と決まったフレーズがありますので、今回紹介したものを決まり文句としてそのまま覚えておきましょう!
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受講生のインタビューもご紹介します。
トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。