ビジネス英会話は一人で習得できる?独学する4つの方法
ビジネス英会話を習得したい人の中には、高額な授業料を払うよりも、独学で身に付けたいという人もいるでしょう。しかしどうすればビジネス英会話を独学できるのかわからないという人も多いのではないでしょうか。そもそも、独学だけでビジネス英会話を身に付けられるかどうかも、不安に思う点ですよね。
そこで今回は、ビジネス英会話を独学で学習する方法や独学だけでビジネス英会話を身に付けられるかどうかについてまとめてみました。ぜひこれを参考に、ビジネス英会話の学習を始めてみてくださいね。
目次
ビジネス英会話を独学する4つの方法
まずはビジネス英会話を独学で身につける効果的な方法をご紹介していきます。
今回は、ビジネス英語全般というよりもビジネス英会話という点を重視して、独学の方法をお伝えしていくので、ビジネスでの会話力をアップしたい人必見ですよ。
自分のレベルや目的に合ったビジネス英語の参考書を選ぶ
ビジネス英会話を独学するときに重要なのは、自分のレベルや目的に合った参考書を用意することです。
しかし、ビジネス英語・ビジネス英会話関連の参考書は、たくさん発行されています。ですから、選ぶのが難しいと感じる人もいるでしょう。
参考書を選ぶときに必須なのは、スクリプトを読み上げたリスニング音源があるかどうかです。以前はCD付きのものが主流でしたが、最近は音声DLができるものも多くなっているので、どちらでも自分に合ったものを選びましょう。
参考書を選ぶときにインターネットの口コミを参考にするのは良いのですが、実際に購入するときには、書店に行って中身をチェックすることをおすすめします。
選ぶときのポイントは、中身を見てある程度は意味が理解できるかどうか、使われている語彙は難しすぎないかなどです。また、ビジネス英会話を学ぶということを考えると、さまざまなシチュエーションでの例文がたくさんある参考書だと、会話練習がしやすいので、おすすめです。
もしもビジネス英会話を使うシーンが限られる場合、たとえば電話応対しかしないという場合などなら、そのシーンに特化した参考書を探してみましょう。
参考書はたくさんあれば良いわけではありません。おすすめは、1〜2冊程度に絞ることです。たくさん参考書を買っても、結局やらないという人は多いです。少数に絞りこんでおくことで、しっかり1冊やりきることができるんですね。
よく使いそうな表現を丸暗記する
参考書を用意したら、まずはよく使いそうな表現を暗記していきましょう。繰り返し発音して、音で覚えると、丸暗記がはかどります。
文法構造などをあまり理解できていなくても、丸暗記した表現が増えていけば、なんとなく英語の文法構造などが身についていきます。
ビジネスで使う英語フレーズは、意外と決まった表現が多いのです。そのため、ただ丸暗記をするだけでも、実際のビジネスシーンである程度英語を使った会話をすることが可能です。
特によく使う表現は、参考書の中でもわかりやすく書いてあることがほとんどなので、そういう表現はしっかり覚えるようにしましょう。
シャドーイングをする
ただ丸暗記をするだけでは、「会話力」という点では劣ってしまうかもしれません。なぜなら、英語には独特のリズムや強弱があり、あまりにリズムや強弱のつけ方がズレていると、相手に伝わりづらいからです。
そんな英語独特のリズムを身につけるのにおすすめなのが、シャドーイングです。シャドーイングとは、リスニング音源を聞きながら、それを後追いするように真似る練習方法のことです。
シャドーイングでは、英語を聞きながらすぐに真似るので、英語のリズムや強弱のつけ方が自然と身につく、会話練習にはとても役立つ勉強方法なのです。
また、集中して英語を聞くことになるので、スピーキング力だけではなくリスニング力の向上にもとても効果があります。
シャドーイングをするときには、会話形式になっているスクリプトを選ぶことが重要ですが、なるべく長すぎないものを選ぶことも大切です。同じスクリプトを何度もシャドーイングすることで正確性がアップします。つまり、長いものを一度シャドーイングするよりも、短めのスクリプトを何度もシャドーイングした方が良いのです。
ちなみにシャドーイングは丸暗記とも相乗効果があります。シャドーイングで何度も同じフレーズを口にしていれば、嫌でもそのフレーズはそのまま覚えてしまうでしょう。
ディクテーションをする
シャドーイングの他に、ディクテーションも独学方法としておすすめです。ディクテーションとは、読み上げられている英語を、聞こえたままに書く勉強方法のことです。シャドーイングでは声を出しますが、ディクテーションでは声に出さず書くことになります。
ビジネス英会話力をアップさせたいなら、シャドーイングだけでも十分だと思う人もいるでしょう。しかし、シャドーイングでは補えないスキルもあります。それは、正しいスペルで英語を覚えるということです。
シャドーイングはあくまで聞くこと・話すことに特化した勉強方法です。ですから、シャドーイングでどれだけフレーズを覚えても、それが正しく書けないなんてこともあります。また、「a」や「the」また語尾の「s」などといった細かいところが抜け落ちてしまうこともあるでしょう。
その点、ディクテーションなら聞こえたままを書き取り、あとからしっかり答え合わせをするので、スペルミスやしっかり聞こえていない部分を拾うことができるのです。
ビジネスでの英会話力を鍛えたい場合、スペルなどはそれほど重要ではないと考える人もいるでしょう。しかし、ビジネスシーンでは会話だけをするわけではありません。むしろビジネス英会話が必要な場面よりも、ビジネスメールや文書を作成する場面の方が多いかもしれません。
そういう時に備えて、正しいスペルと文章を書けるようになっておくのは、非常に重要です。また、正しい文章を知ることで、会話をするときのミスがより少なくなります。
丸暗記やシャドーイングと合わせてやれば、相乗効果で語彙力アップにも繋がりますし、やっておいて損はないでしょう。
独学でビジネス英会話はどこまで身につく?
上記でご紹介した方法にしっかり取り組めば、独学でもビジネス英会話でよく使う表現は身につきます。また、実際のビジネスの場の雰囲気も、参考書からではありますが、なんとなくつかめるはずです。
しかし独学には、1つ大きな問題点があります。それは、実際のビジネスシーンは参考書のスクリプトどおりに進むわけではなく、その時その時で臨機応変に対応することが必要だということです。
そしてシャドーイングなどで独学をしても、その状況に合わせて表現を使い分けるというスキルは、なかなか身につきません。なぜなら、それにはある程度経験が必要だからです。
独学するならレッスンも取るのが最短の方法!
ビジネス英会話を独学したあとに、実際に仕事でビジネス英会話を使っていれば、応用力・対応力は身につくでしょう。しかし、即戦力としてすぐに活躍したいなら、やはり実践の前にしっかりスキルを磨いておくと安心です。
そのためには、やはり実際のシーンを想定したリアルな会話練習が必要でしょう。独学だけでも、ある程度の会話力は身につきますが、即戦力として活躍できるような能力を身に付けたいなら、独学しながら会話主体のレッスンも取るのがおすすめです。
特にビジネス経験豊富な講師と会話練習ができれば、ビジネスの英語表現だけではなく海外でのビジネスマナーなども教えてもらえるでしょう。
基礎的な語彙力や会話力をつけるために、最初は独学だけでも良いかもしれませんが、行き詰まりを感じたらレッスンを取ることを考えてみてくださいね。
まとめ
今回はビジネス英会話を独学する方法についてご紹介しましたが、独学で頑張れそうでしょうか。確かに独学でも、しっかり取り組むことができれば、確かなビジネス英会話力が身につきます。
ですが、一人で頑張るのは難しいと感じる人もいるでしょう。
もしも独学をしてみて、一人では頑張れないと感じたら、ぜひ一度コーチング英会話トライズにご相談ください。トライズでは、あなたにあった勉強方法や会話練習など、トータルでサポートさせていただきます。独学が難しいと感じたときには、どうぞご一考くださいね。
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受講生のインタビューもご紹介します。
トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。