【要注意】正しい英語使えてますか?間違いやすい【英語表現/英単語/英会話フレーズ】まとめ
日本と英語圏の言葉の伝え方やニュアンスの違いから、ついつい勘違いして覚えてしまう英語は少なくありません。しかしビジネスシーンや大切な人との会話では、時に失礼にも聞こえてしまうフレーズや表現はできるだけ避けたいもの。
そこで今回は、日本人が間違えやすい英語の表現、単語、フレーズを徹底解説。ぜひ本記事をきっかけに正しい英語を学び、自信を持って使えるようになりましょう。
目次
間違いやすい単語のペア
まずは単語からチェックしてみましょう。いつも使う身近な単語でも、意外とニュアンスが異なっているものが多くあります。
meetとsee
案外知られていないこの使い分け。「どちらも同じじゃないの?」と思っている方もいらっしゃるかと思いますが、次のように使い分けましょう。
- see;何度も面識のある人と「会う」
- meet;初対面の人や面識のない人と「会う」
「会ったことがあるかどうか」が重要なキーポイントなんですね。両親や友人などの場面では「see」、取引先や先生などに新しく出会う場合は「meet」を使います。
wishとhope
「〜だったらいいな」と、希望などを願う単語ですが、若干ニュアンスが異なります。さらに文法上での使い方も違うので、合わせて確認しておきましょう。
- wish;そうなって欲しいけど恐らく叶わないとき、叶わないと分かっているとき
→現在のことは過去形で、過去のことは過去完了形で表す
- hope;叶いそうな気がするけど、どうなるかまだわからないとき、確実ではない
→未来のことであっても現在形で表す
叶う可能性によって、使い分けることができるんですね。可能性が高い場合に「hope」、低い時には「wish」を選びましょう。
closeとnear
どちらも「近い」という意味を持つワードですが、正しくは以下のように使い分けます。
- close;人との関係性や時期
- near;物理的な距離感
「ケンとエマは親密な関係だよ」と言いたいときは「close」、「うちの家と駅までとても近いよ」と言いたいときは「near」を使います。
reservationとappointment
日本語では使い分けることのない「予約」という意味の単語ですが、英語の場合は明確に使うべきポイントが分かれています。ビジネスシーンでも多用するワードなので、ぜひしっかり覚えておきましょう。
- reservation;飛行機などの座席、ホテルなどを予約するとき
- appointment;会議などの目的で、時間や場所を決めて人に会うとき
「人に会うか会わないか」で使いどころが変わります。また、上記の他にレストランやコンサートでの予約の際にも「reservation」が最適。同義語に「book」があります。
間違いやすい表現
次に、間違いやすい表現をチェックしていきましょう。日本語と英語が持つ単語のニュアンスや概念は、それぞれ大きく異なります。そして、あらかじめ英語脳と日本語脳の切り替えをしっかりと意識するようになると、このようなミスを減らすことができます。
Can you speak English/Japanese?
「英語を話せますか?」「日本語を話せますか?」と丁寧に聞いているつもりでも、実は失礼に聞こえてしまうこちらの表現。
というのも、「Can」は「〜する能力がある」「可能である」という意味を含んでいますよね。そのため、これは「君には、英語を話すスキルがあるの?」という少し上から目線な印象がプラスされてしまうんです。
正しくは「Do you speak English/Japanese?」が適切です。言語を話すという行為は。その人のスキルよりかは人間の習慣のような感覚ですよね。
Where is the capital of Canada?
「カナダの首都はどこですか?」という日本語訳に引っ張られて、「どこ=where」を使いがちなこのフレーズも、実は間違いなんです。正しくは「What is the capital of Australia?」が正解。首都の名前が「何か」という主語になるため、「What」を使います。
他にも、「住所はどこなの?」と聞きたいときは「Where’s your address?」ではなく「What is your address?」を使いましょう。もし「Where」を使いたいなら「Where do you live?」が◎。
日本語訳や日本語脳に引っ張られずに覚えていくことが大切です。
We are four family.
初対面の人と話す際は、頻繁に話題となる家族の話。しかし、意外と知られていないですが、「We are five family.」だけでは「私は5人家族です」と言うことができません。「We are a family of 〜」というフレーズを使用して、「We are a family of five.」というのが正解です。他にも、「There are five people in my family.」という言い方もできます。
How do you think?
「あなたはどう思う?」など、意見を求めたい時には「What do you think?」を使いましょう。先ほども解説したように、日本語訳の「どう」に引っ張られて「How」を使うことはできません。仮に「How do you think?」と聞いた場合、「それはどうやって考えるの?」と、思考回路を聞いているようなニュアンスになってしまいます。
間違いやすい文法
せっかく英語を勉強するのであれば、文法の初歩的なミスは避けたいところ。こちらの項目では、日本人が間違いやすい文法をいくつかピックアップしました。中学で学んだことをもう一度振り返りながら、正しい英語を再確認しましょう。
boring/bored
「私が退屈している」のか、「私が誰か(何か)を退屈させているのか」によって使い方が異なります。これぞれの使い分けは以下の通りです。
- bored
→人の感情を表したい時に、例えば「I’m bored.」「He is bored.」のように使う
「私」は退屈させられている状態なので、受け身で表すことができる
- boring
→感情を起こす元となるものを説明したい時、例えば「It’s boring」と使う
「それ」は「退屈である」ことを説明できるため、仮に「I’m boring.」と言った 場合、「私は退屈な人間です」という宣言になる
I enjoy so much
enjoyは必ず後ろに目的語をおかなければなりません。つまり「I enjoy so much」だけでは、「何を楽しんだの?」という曖昧な文になってしまいます。「it」はもちろん、「I enjoy talking so much.」「I enjoy playing tennis.」のように、動名詞を使って詳しく説明するのもおすすめです。
正しい英語を使って自信につなげよう
今回は、間違いやすい英語の表現、単語、フレーズなどをご紹介しました。「普段から割と使ってたかも…」「これ間違いだったんだ!」など、意外と知らない勘違いも多かったのではないでしょうか。
ぜひ本記事をきっかけに、正しい英語を意識してみてくださいね。もしネイティブとの会話が不安な方は、事前に「I am bad at English so I might be rude.(英語が得意ではないので、失礼があるかもしれません。)」というように一言伝えておくのもおすすめです。
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トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。