「ありがとうございます」と丁寧に感謝を伝える英語表現23選【ビジネス・メールでも使える】
感謝やお礼を伝えるフレーズは、いくつもあります。場面や相手との関係などを考慮して、どのフレーズを使うのか、使い分けなければなりません。
感謝やお礼のフレーズがたくさんあるのは、日本語も英語も同じです。
特にビジネスシーンにおいては、どういった場面でどのフレーズを使うべきなのか判断するのが難しいです。
そこで今回は、「ありがとうございます」と感謝を伝える丁寧な英語表現23選を紹介します。
色々な場面で使えるものを紹介しているので「自分だったらどれを使うのが良さそうか」「どれが簡単に使えそうか」考えながら読み進めてみてください。
目次
「ありがとうございます」と感謝を伝える丁寧な英語表現23選
「ありがとう」「ありがとうございます」の英語フレーズを以下のシーン別に紹介します。
- カジュアルな場面
- フォーマルな場面
- ビジネスシーン
それぞれ詳しく見てみましょう。
カジュアルな「ありがとう」の英語表現
カジュアルに「ありがとう」と伝える際は「Thank you」を使いましょう。これは説明するまでもありません。
「Thank you」(ありがとう)よりも丁寧でフォーマルな場でも使える英語表現
「Thank you」よりも丁寧で、フォーマルな場面でも使える英語表現は以下の2つです。
- 「appreciate」
- 「grateful」
「appreciate」は、「Thank you」よりも丁寧な表現として使われることが多い英単語です。ビジネスシーンでも使用頻度が高いため、ぜひ覚えておきましょう。
ニュアンスとしては以下のように、その人のしてくれた行為そのものを明確にする役割も持っています。
- 「I appreciate your help.(助けていただきありがとうございます。)」
- 「I appreciate your quick response.(早いレスポンスをありがとうございます。)」
一方「Thank」は後に「 you」が続くように、「人」に感謝する際に使われることが多い英単語です。
また「grateful」も丁寧に感謝する気持ちを英語で伝えたいときに使える英語表現です。「恩を感じている」という意味合いも含まれています。使い方は以下の通りです。
- I am grateful for your understanding.(ご理解に感謝致します。)
- I’m grateful for your guidance.(ご指導ありがとうございます。)
形容詞なので、「主語+b動詞+grateful for ~」の形で覚えておくと◎
ビジネスシーンで使える「ありがとう」の丁寧な英語表現【シーン別】
続いて、ビジネスシーンで使える「ありがとう」の丁寧な英語表現を、以下のシーン別に紹介します。
- お問い合わせをもらった時
- メールの返信をもらった時
- 会食などに誘われた時
- 何かをしてもらった時
- 締めに再度感謝を伝えたい時
それぞれ詳しく見てみましょう。
お問い合わせをもらったことに感謝の気持ちを伝える英語表現
お客さんや先方からお問合せをもらったときは、まずはお礼を述べましょう。丁寧なビジネス対応を見せることができますし、本題へ入る際にもスムーズに進めることができます。
- Thank you very much for inquiring. (お問い合わせありがとうございます。)
- We appreciate your mail today.(メールをありがとうございます。)
- Thank you for contacting WW company.(WWカンパニーにお問い合わせいただき、ありがとうございます。)
- We are grateful to have received your order.(ご注文ありがとうございます。)
「Thank you very much for inquiring. 」の「inquiring」は「asking」に変えることもできます。またカスタマーセンターなどで電話を受けた際は「We appreciate your mail today.」の「mail」を「call」に変えてもOKです。
関連記事:「問い合わせ」はビジネス英語でなんて言う?英文の問い合わせメールの書き方を紹介!【例文付き】
メールの返信をくれたことに感謝を伝える英語表現
メールに対して「お返事ありがとうございます。」「ご連絡ありがとうございます。」と伝えるのは大切な義務のひとつ。しっかり丁寧なビジネス英語フレーズで対応しましょう。
- Thank you for your prompt reply.(迅速な返信ありがとうございます。)
- I appreciate your quick response.(迅速な返信に感謝致します。)
- I’m grateful for your response.(ご対応ありがとうございます。)
「迅速な返信」というワードの場合、「prompt」や「quick」を使うことができます。基本は「Thank you」で十分ですが、返信する相手によってほかの英単語と使い分けましょう。
関連記事:ビジネス英文メール、レターが書きやすくなる!基本のビジネス英語フレーズ集!
会食などに誘われたことに対して感謝を伝える英語表現
いくつかの事業に携わっていると、時に会食やパーティーなどに誘われることもあるでしょう。その際は、参加するかしないかの旨を伝える以前に、感謝を伝えますよね。具体的な場面ごとに、最適なビジネス英語フレーズを知っておきましょう。
- Thank you for inviting me to the party. (お誘いありがとうございます。)
- appreciate your invitation.(お招きいただきありがとうございます。)
- I appreciate the invitation to the seminar.(セミナーへお招きいただきありがとうございます。)
続けて、都合次第で以下のように伝えます。
- I’m really looking forward to the event.(イベントを楽しみにしております。)
- Unfortunately, I cannot make it this time.(残念ですが、今回は参加できません。)
何かをしてもらった際に感謝を伝える英語表現
先方に何かを依頼して、それが完了したタイミングでメールを入れましょう。この場合は、その人の行為を明確に感謝できる英単語「appreciate」を使ってみるのがおすすめです。
- I appreciate very much for your kindness.(あなたの優しさに感謝します。)
- We appreciate your advise.(ご指導ありがとうございます。)
- We appreciate your help resolving the problem.(問題解決をサポートしてくださり、ありがとうございます。)
また、依頼する際に前もって挨拶しておきたい場合は、「Thank you very much in advance.(前もってお礼させていただきます。)」という英会話フレーズもおすすめです。
締めに再度感謝を伝えたい時の英語表現
日本語でも「改めて感謝致します」と、数回お礼を述べるように、英文メールでもこれを活用できます。最後の結びにも便利なビジネス英語フレーズですので、ぜひチェックしておきましょう。
- Thank you again for your help.(重ねて感謝申し上げます)
- May I again tender my cordial thanks.(改めてお礼申し上げます。)
- Please let me express my sincere gratitude once again.(改めてお礼申し上げます。)
いずれも上品なビジネス英語表現になります。大切な取引先や目上の上司に使うよう意識してみましょう。「help」は「kindness(優しさ)」や「cooperation(協力)」と使い分けることができます。
【まとめ】その場に適した丁寧な「ありがとうございます」を英語で言おう
今回は、「ありがとうございます」と感謝を伝える丁寧な英語表現23選を紹介しました。感謝と聞くと「Thank you」がパッと思い浮かびますが、それ以外の英語表現を知っておくことでより違和感なく英語でのやりとりができるようになります。
ぜひさまざまなビジネス英語表現を使い分けて、円滑なビジネスへと導いてくださいね。
ビジネス英語を勉強して仕事で英語を使いこなしたい、キャリアアップしたいという方は「コーチング英会話トライズ」がおすすめです。
ビジネス英語を独学で習得するのは困難ですが、トライズには専属の英語学習コンサルタントとビジネス経験豊富なネイティブ講師がダブルでサポートします。
効果的なインプットと実践的なアウトプットができるトライズに興味を持たれた方は、無料カウンセリングで話を聞いてみてくださいね。
英語コーチング「トライズ」に興味を持たれた方は、以下のリンクから無料カウンセリングをご予約してみてはいかがでしょうか?
短期で英語を話せるようになりたい方に
おすすめのスクールは「トライズ」
トライズは、日本人コンサルタントとネイティブコーチが専属でサポートしてくれる、英語コーチングスクール。レッスンは週3回確保される上に受け放題。マンツーマンの面談やメールで日々サポートも受けられて、他のスクールとは一線を画す本格的なプログラムになっています。
「短期間でどうしても英語が話せるようになりたい」という方には、おすすめのスクールです。
受講生のインタビューもご紹介します。
トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。