【独学OK】英語のスピーキングを伸ばす勉強法を5つ紹介【独り言からアプリまで】
英語を勉強している方の多くが、スピーキング力を伸ばしたいと思っています。しかし、どうすればスピーキング力が伸びるかわからず、悩んでいる方もいるでしょう。
特に日本人は、英語のリスニングやリーディングはできても、スピーキングが苦手な方が多いです。
日本人がスピーキングが苦手である原因は、以下の2つです。
- スピーキングの練習をする場がないから
- 正しい勉強法を知らないから
そこで本記事では、英語のスピーキング力を向上させる5つの勉強法を紹介します。もちろん講師や友人など、英会話ができる相手がいることが望ましいですが、一人でできるスピーキングの勉強法も紹介しています。
正しい勉強法が分かれば、後はそれを実践するだけ。英語のスピーキングで悩んでいる方は、ぜひ記事を最後までチェックしてみてください。
目次
英語のスピーキング力を伸ばすために必要な3つのスキル
英語のスピーキング力を伸ばすために必要な勉強は「話す」だけではありません。
まず単語や文法などの基本的な英語知識が必要です。知らない単語も知らない文法も、英会話の中で使うことはできませんよね。スピーキングを学ぶための土台として、最低でも中学レベルの英単語や英文法知識は必要です。
そして基礎知識と共に必要なのが「聞く」スキルです。スピーキングは「話す」能力なので、なぜ「聞く」能力が重要なのか不思議に思う人もいるでしょう。
ですが、英語は日本語とは全く発音もリズムも全く異なる言語です。ですから、しっかり聞いて、その発音や独特のリズムなどを体に覚えさせる必要があります。
英語でスピーキングをするとき、発音が完璧である必要はありません。しかし、あまりに英語そのものの発音やリズムから離れていると、文章は正確だったとしても相手に伝わりません。
きちんと相手に伝わる英語を話すためには、しっかり英語を聞いて、聞いたままを真似て話してみるというのが、とても重要なのです。
まとめると英語のスピーキングを学習するには、以下の3つのスキルを高める必要があります。
- 単語と文法
- 聞く
- 話す
基礎的な単語や文法に自信がない方は、中学英語をやり直しましょう。一度学んでいることなので、1週間2週間で総復習できるはずです。
関連記事:【基礎英文法を学ぶ参考書】「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく」の使い方・口コミ!
関連記事:【孫正義氏に学ぶ】中学英語とほんの少しの+αで英語を流暢に話す方法
そして本記事では、「聞く」と「話す」に絞って、スピーキング力を伸ばすための5つの勉強法を紹介します。
英語のスピーキング力を伸ばす5つの勉強法
英語のスピーキング力を伸ばす勉強法は以下の5つです。
- 英語を聞く量を増やす
- シャドーイング
- 英語で独り言を言う【声に出さなくてもOK】
- 言語交換相手を見つける
- 英会話レッスンを受ける
全てを実践する必要はありませんが、気になるものを複数選んで実践してみましょう。
それぞれ詳しく紹介します。
英語を聞く量を増やす
まず重要なのは、「聞く」という形でのインプットです。英語を「話す」のがアウトプットであるのに対し、「聞く」は英語を頭に入れるインプットとなります。
もちろんアウトプットも重要ですが、インプットなしではアウトプットはできません。一度も聞いたことがない表現を会話で使うことは不可能ですよね。
ですから、生活の中でできるだけ英語を耳にするようにしましょう。しっかり集中して聞く時間も取るべきですが、英語独特のリズムを自然と身に付けるためには、聞き流しも効果があります。
掃除などの家事をしているときは聞き流しをし、英語のための時間を取れるときにはじっくり聞く、という風に工夫しながら英語を耳にする時間を増やしてください。通勤通学中に、イヤホンで音を聞くことができるなら、そういう時間も使いましょう。
内容は、自分がそこそこ理解できるものなら、何でも大丈夫です。持っている教材のリスニング音源でも構いませんし、ポッドキャストやインターネット上のラジオなども活用してください。おすすめはTEDです。
関連記事:英語学習には【TED】がおすすめ!効果的な勉強法とレベル別のTED10選!【初心者OK】
TEDが難しすぎるという場合は、YouTubeで英語学習系の動画を見るだけでも効果があります。楽しく動画を見ているだけで、英語を聞く量を増やせます。
関連記事:初心者も楽しく学べる!英語学習におすすめのYoutubeと参考書まとめ
シャドーイングをする
ただ聞いているだけでもリスニング力はアップしますが、それだけでスピーキング力まで伸びるわけではありません。スピーキング力を伸ばすには、実際に聞いたものを自分で発音する練習も必要です。
ただ音読するだけでも多少の効果はありますが、それだと英語独特のリズムは掴めないでしょう。
そこでおすすめな勉強法が、シャドーイングです。シャドーイングは、英語の音源を聞きながら、それを追いかけるようにして発音する練習方法です。
シャドーイングでは今聞いたままを、そのまま真似するので、文章の中でどこを区切るべきなのか、どんなリズムで読むべきなのか、そしてどこにアクセントを置けばよいかが自然と身につきます。
スクリプトを見ずにシャドーイングをしても良いですが、スクリプトを見た方がしっかり身につきそうなら、見ながらシャドーイングをしてみましょう。どちらにしても、どのようにスクリプトの英語が読み上げられているのか意識しながら聞き、真似してみましょう。
関連記事:【初心者向け】シャドーイングとは?3つの効果と勉強方法(やり方)を解説
英語で独り言を言う【声に出さなくてもOK】
リスニングやシャドーイングは、英語そのものの音やリズムの癖を習得するために行います。つまりこの時、あなたは自分の考えたことを口にしているわけではありません。
ですが、実際に身に付けたいスピーキング力というのは、自然な会話力ですよね。もちろん、会話練習をする相手がいるのがベストなのですが、いつも相手がいるというわけではないでしょう。
そこでおすすめしたいのが、英語での独り言です。頭に浮かんだことをそのまま英語で呟いてみましょう。練習なので、別に間違っても構いません。もしも頭に何も浮かんでこないなら、目に見えているもののことを説明したり、今日あったことを英語で呟いたりしてみてください。
独り言なので間違いをチェックしてくれる人はいませんが、英語を話す瞬発力を身につけるには役立ちます。この時重要なのは、頭に浮かんだことを一度日本語にするのではなく、ダイレクトに英語にするということです。
もしも単語などがわからなければ、その部分だけ日本語になってしまっても構いません。ですが、あとから英語を調べて、もう一度言い直してみましょう。
もしも誰かに英語をチェックしてほしいなら、英語の独り言を録音しておくと良いですよ。英会話のレッスンを受けている人なら、講師にチェックしてもらえるでしょう。
英語の独り言勉強法については以下の記事で詳しくまとめております。
関連記事:独り言で英会話を学ぶ方法まとめ!やり方やおすすめアプリを紹介
言語交換相手を見つける
ある程度英語で会話が成り立つなら、英語で話す外国人の友達や言語交換のパートナーを作ってみましょう。特に言語交換のパートナーと定期的に会話練習をするようにすると、間違いも指摘してもらえますし、色んな話ができるので良い練習になります。
ただし、相手の日本語のお手伝いもする必要があることをお忘れなく。
また相手は講師ではないため、必ずしも正しい英語を教えてくれるというわけではない点についても注意が必要です。
英会話のレッスンを取る
シャドーイングや独り言だけでは、やはり実際のコミュニケーション能力は身につきません。なぜなら相手がいないからです。実際の会話では、相手が何を言ってくるのか決まっていないので、臨機応変に対応する必要があります。
そんな練習をするためには、やはり英会話レッスンを受講するのがおすすめです。英会話レッスンを受ければ、会話の練習をしつつ間違いも指摘してもらえるので、自分の英語をしっかり正すことができます。ほとんど話せなくても、講師は初心者慣れしていますから、勇気を持ってレッスンを取ってみましょう。
英会話レッスンを受講する方法は、以下の3つです。
- 英会話スクール
- オンライン英会話スクール
- 英語コーチングスクール
その中でも確実にスピーキング力を伸ばしたい方におすすめなのが英語コーチングスクールです。英語コーチングスクールでは、英会話レッスンを受けて終わりではなく、学習カリキュラムを作ってくれたり、必要な勉強法を提案してくれたり、自宅学習に関するサポートも充実しているので、確実にスピーキング力を伸ばせます。
英語のスピーキング力を伸ばすのにおすすめのアプリ&参考書5選
ここまで英語のスピーキング力を伸ばす勉強法について解説してきましたが、各勉強法を手助けしてくれるアプリや参考書といった教材についても紹介いたします。
今回紹介するアプリ・参考書は以下の5つです。
- どんどん話すための瞬間英作文トレーニング
- 新ゼロからスタートシャドーイング 入門編
- ハリウッドスターの英語
- Real英会話
- ELSA Speak
それぞれ詳しく見ていきましょう。
どんどん話すための瞬間英作文トレーニング
価格:1,980円
「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」は、瞬間英作文教材の中で最も人気のある教材です。Amazonでは英作文カテゴリーでベストセラー1位を獲得しています。
本記事では瞬間英作文という勉強法について触れていませんが、これまで英語をアウトプットする機会があまりなく、インプットするばかりだったという方にはおすすめの勉強法ですので、ぜひ試してみてください。
内容は中学レベルですので、中学英語の学び直しを終えた方が習熟度を計るために使ってみるのも良いかと思います。
新ゼロからスタートシャドーイング 入門編
価格:1,540円
「新ゼロからスタートシャドーイング 入門編」は、英語初心者のためのシャドーイング参考書です。シャドーイングは他の勉強法と比べると、必要とされる英語力が高く、初心者にはなかなか実践できないのが難点でした。
しかし本書であれば、英語初心者の方でもシャドーイングを実践できます。「シャドーイングが気になるけれど自分の英語力だとちょっと…」という方はぜひ本書を試してみてください。
ハリウッドスターの英語
価格:1,980円
「ハリウッドスターの英語」は、アルクの月刊誌「ENGLISH JOURNAL」に掲載されたハリウッドスターのインタビューを収録した参考書です。
シャドーイング教材として利用でき、海外ドラマや映画が好きな方にはぴったりです。無機質な参考書で淡々と勉強するよりも、自分が好きな俳優について学ぶ方がモチベーションも上がります。
Real英会話
価格:980円
「Real英会話」は、ネイティブがよく使う英語フレーズをクイズ形式で出題してくれるアプリです。一般的な参考書には載っていないような砕けた表現も学ぶことができるので英語中上級者におすすめです。
電車の中など声を出せない環境でスピーキングの勉強をしたい時に役立ちます。
ELSA Speak
価格:無料
「ELSA Speak」は、AIが英語の発音の正確さを判定してくれるアプリです。自分一人だとなかなか改善ができない発音の学習に役立ちます。
スピーキング力を伸ばす時の注意点
スピーキング力を伸ばすためには、勉強するときに注意すべきこともあります。それは、間違いを恐れないこと。そして、間違いを正すことです。
勉強法によっては、間違いに気づかない場合もあるでしょう。しかし、間違ったフレーズを何度も口にしていると、それが癖になってしまう可能性もあります。
実際に英会話をする際には、完璧な英語で話す必要はなく、伝われば問題ありません。ですが、全く伝わらないような間違いをそのまま覚えていると、言いたいことが伝わらなくなってしまいます。
きちんと伝えるためにも、間違いを正しておくことは重要です。スピーキング力をしっかりアップするには、やはり間違いを指摘できる第三者の協力が必要不可欠でしょう。
英語コーチングスクールでは、外国人英語講師と日本人の英語コーチの二人体制であなたの学習をサポートします。
まとめ
今回はスピーキング力を伸ばすための練習方法をご紹介しました。今回紹介した勉強法を実践すれば、時間とともにスピーキング力は向上していきます。
ですが、もっと効率的に正しい英語でのスピーキング力を身に付けたいなら、ぜひ英語コーチングスクールのトライズにご相談ください。文法や語彙などもしっかり身につき、間違いはしっかり正していきますから、より効率的にスピーキング力をレベルアップさせることができますよ。
短期で英語を話せるようになりたい方に
おすすめのスクールは「トライズ」
トライズは、日本人コンサルタントとネイティブコーチが専属でサポートしてくれる、英語コーチングスクール。レッスンは週3回確保される上に受け放題。マンツーマンの面談やメールで日々サポートも受けられて、他のスクールとは一線を画す本格的なプログラムになっています。
「短期間でどうしても英語が話せるようになりたい」という方には、おすすめのスクールです。
受講生のインタビューもご紹介します。
トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。