英語を目標なく勉強するのはもったいない!成果を出す人だけが知っている勉強方法とは
「最初は意気揚々と始めるのに、時間と共になぁなぁになってしまう…」
そんな風に思うことはありませんか?
英語学習はその性質上、成果が出るまで時間がかかりがちです。英語学習で成果を出せずに挫折してしまう人が多いのはこれが原因と言っても過言ではありません。
しかし、そんな多くの人が抱える問題は、「英語学習の目標を、適切に・効果的に立てる」ことでいとも簡単に解決してしまいます。
この記事では、そんな「適切な英語学習の目標の立て方」についてお伝えしてきます。
この記事を読み終わる頃には、あなたはきっちりと成果を出せる目標の立て方を実践出来るようになるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
英語学習で目標を立てるメリットとは?
英語学習で適切に目標が立てられると、以下のようなメリットがあります。
- 英語学習が効率化する
- 知らないうちにモチベーションを維持できる
ではその根拠について、順を追ってお伝えしていきますね。
1.英語学習が効率化する
目標を適切に立てることが出来れば、英語学習が驚くほど効率化されます。なぜなら、やるべきことが明確になるからです。
例えば、あなたの目標が「外国人と楽しく英会話が出来るようになる」だった場合、ただ漠然と英会話スクールやオンライン英会話をしていればその目標は達成できるでしょうか?
答えはNoです。
確かにある程度の英語力の改善は見られるかもしれませんが、ただ漠然と練習するだけではすぐに頭打ちになってしまうでしょう。なぜなら、自分の目標と、それに必要な改善点を明確にしていないので、何に注力して学習や練習をすれば良いのかを見失ってしまうからです。
対して、適切に目標を立てることが出来れば、現在の自分の課題と目標とのギャップを直接結びつけることが出来ます。自分の課題を意識出来れば、勉強や練習の際にそこに注力出来るようになるので、やるべきことが明確になり、結果英語学習の効率が驚くほど上がるということですね。
2.知らないうちにモチベーションを維持できる。
目標を適切に立てることが出来るようになると、無意識のうちにモチベーションが上手に維持出来るようになります。なぜなら、学習や練習の成果や見通しを視覚化出来るからです。
例えば、「この単語帳をやりきる!」と意気込んでいたのに、いつの間にか挫折していた経験はありませんか?これは、単語帳を進めているうちに「これいつ終わるのかな…」「こんなのでちゃんと英語力ついていってるのかな…」と不安になってきて、やる気が霧散していくことが原因です。
対して、目標を適切に立てることが出来れば、それまで自分が積み重ねてきた成果と、いつまでに目標を達成できるかを目視することが出来ます。
成果を目で見ることが出来れば、「自分は1か月前よりも、これだけ勉強を進めることが出来た!」と感じることが出来ますし、「今から1か月経つ頃には、今よりもこれだけ進んでいるんだなぁ」と近い未来にも期待を持たせることが出来ます。
このように、英語学習を「視覚化」することは、知らずのうちにモチベーションを維持するのにとても役に立ちます。挫折との戦いでもある英語学習ですから、無意識のうちにモチベーションを維持出来るのは成果を出すためにとても役に立ちますね。
このように英語学習で成果を出すためにとても役に立つ「目標」ですが、しっかりと成果を出すためにはその目標の立て方にちょっとコツがいります。
そのコツを把握していないと、ただ漠然と英語を勉強するのと変わらないくらいに挫折の李クスが高いので、しっかりと押さえておきたいところですね!
英語学習の目標の立て方
英語学習の目標は、以下のように立てると効果的です。
- 成果を具体的に決める
- 勉強するもの(テキストなど)を決める
- 期間を具体的に決める
この3つを通して、「可能な限り具体的に」がポイントになります。
順を追ってお伝えしていきますね。
1.成果を具体的に決める
英語の勉強や英会話の練習による成果を可能な限り具体的に設定しましょう。出来れば数字で決めるのが良いです。数字ほど変化を客観的かつ具体的に測るのに最適なものはありません。
例えばTOEICでスコアアップを測る場合は具体的に何点スコアを上げるのか、リスニングのパートいくつでどれくらい、リーディングのパートいくつでどれくらいスコアを伸ばすのかを、具体的な数字で設定すると効果的ですね。
(例:現在TOEIC350なので、TOEIC600オーバーを目標に! 現在リスニング200でリーディング150なので、スコアを伸ばしやすいPart1、Part2とPart5で7割以上取れるようにして、リスニングで350、リーディングで250で600に到達する!など)
英会話などの数字で示しづらい目標であれば、「どんな話題を振られた時に、どんな風に解答出来るようになるか」など、具体的なシチュエーションを考えたうえで後述する「期間、テキスト」を決める時に具体的な数字にしていけます。
2.勉強するもの(テキストなど)を決める
成果を具体的に決めたら、次は勉強するものを決めましょう。
例えばTOEICであれば、成果を具体的に決めた段階で「どのパートをどれくらい伸ばすか」がはっきりしていると思います。
そこで、伸ばすスキルを補うために必要な練習や実践するテキストを決定しましょう。
ここでのポイントも、「数字レベル」で具体的に決めるという点です。
テキストで勉強するのであれば、何ページのテキストを、いつまでに、何周するのかがそれに当たります。
英会話力の向上であれば、瞬間英作文シリーズのようなテキストを期間とページ数で具体的に設定しても良いですし、リスニング音声のシャドーイングやリピーティングをいつまでにいくつマスターするかを設定するのも良いですね。
3.期間を具体的に設定する
目標を設定するうえで、意識していないと無意識に避けようとしてしまいがちなのが「期間の設定」です。「いつまでに達成する!」という期限を設定しなければ、いつまでも先延ばしに出来るからです。
人間の心理というのは楽な方に流される力がとても強く、能力の高い人ほどそれを自覚しています。そこで、期限という時間的な制約を設けることで先延ばしを避ける効果が期待出来ます。
この期間の設定には2つのコツがあります。
- 3か月単位で目標を設定する
- 設定した目標を細分化し、1日のタスクを設定する
3か月単位で目標を設定する
英語学習で大きな成果を出すためには長期的な計画が必要になりますが、期間が長すぎても間延びしてしまって非効率です。ではどうすれば良いのかと言えば、3か月単位で目に見える成果をコンスタントに達成していくのが非常に効果的だと言えます。
例えば、TOEICのスコアが350の状態から3か月で800や900オーバーを目指すことはかなり難しいです。(大学受験で英語がトップクラスで得意だった人などは別かもしれませんが)
目覚ましい成果をあげるためには、1000時間やそれを超える勉強時間が必要です。
根拠となるオックスフォード大学の表があるのでそれを参考にしてみてください。↓
目標スコア | |||||||
現在のスコア | 350 | 450 | 550 | 650 | 750 | 850 | 950 |
250 | 200 | 450 | 700 | 950 | 1150 | 1450 | 1750 |
350 | 225 | 450 | 700 | 950 | 1225 | 1550 | |
450 | 225 | 450 | 700 | 975 | 1300 | ||
550 | 225 | 450 | 725 | 1050 | |||
650 | 225 | 500 | 825 | ||||
750 | 275 | 600 | |||||
850 | 325 |
(出典:Oxford University Press『A Teachr’s Guide to TOEIC Listening and Reading Test Preparing Your Students for Success』 P.6)
しかし逆に言えば、数字で現れる現実的な成果を上げることは、3か月間集中して勉強を行えば十分に可能です。人間の心理は、自分の努力が目に見える成果となって表れるのが最もモチベーションを掻き立てられます。
そして最も具体的かつ客観的に成果を測る指標になるのが数字というわけです。成果を数字で「見える化」してモチベーションを掻き立て、着実に成果を積み重ね、挫折のリスクを最小化して、目覚ましい成果の達成を現実にしていける…ということです。
「3か月で伸ばしやすいPart1.2.5.6を集中して演習して500オーバーを達成、半年で650を超えて、1年で800をオーバーする!」といった感じで目標を立てると良いでしょう。
1日のタスクを設定する(目標を細分化する)
3か月単位の目標設定をしたら、それを基に1日のタスクを設定しましょう。
「3か月で300ページのテキストを3周したいから、1日10ページこなせば1か月で1周出来るな…」といった具合に、大きな目標から逆算していくようなイメージですね。
こうして1日のタスクを設定することによって、今現在目の前にあるタスクと最終的な大きな目標の達成が結びつきます。目標達成のために、今何をどれだけすれば良いのかがわかると、勉強に挑むハードルがグッと下がります。
このように、数字レベルで具体的かつ客観的に目標を立てることで、より成果に焦点を当たり学習が効率化し、さらにするべきことが明確化することでモチベーションの維持に貢献するというわけです。
誰でも簡単に出来る目標の応用法とは?
さて、ここまで目標を立てることのメリットや具体的な方法についてお伝えしてきましたが、ここでひとつ誰でも簡単に出来る目標の応用法についてお伝えします。それは、自分の勉強のリフレクションをして報告をするというものです。
これは企業マネジメントでも使われる「行動科学マネジメント」と呼ばれる技術で、リフレクションをして誰かに聞いてもらう、もしくは見てもらうと刺激になり、モチベーションの維持にとても役立ちます。
リフレクションとは言っても難しいことをする必要はありません。
「今日は〇日目、10ページ~20ページまで実施、所要時間1時間、予定よりも早くタスクを達成出来た。」という感じで、実際に行った勉強を振り返り短くまとめれば十分です。
「そんなの報告する相手がいないよ!」という方は、SNSを使うと良いでしょう。短い文章で簡潔に自分の勉強を客観的に振り返り、投稿する事で自分の努力の成果を記録することが出来ます。
そうすることで、自分のモチベーションをふるい立たせて、目標の達成にグッと近づくことが出来るというわけです。
ツイッター、インスタグラムなど、どのプラットフォームでも簡単に出来るのでぜひ試してみてください。
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— トライズ@コーチング英会話 (@toraiz_english) January 4, 2021
まとめ
今回の記事では、英語学習で目標を立てるメリットとコツについてお伝えしてきました。
- 目標を立てることで、自分の課題が明確になる
- 具体的な数字を設定することで、何をどれだけやれば良いかを明確になる
- 大きな目標を細分化することで、目の前の勉強が大きな成果と直結する
冒頭でもお伝えした通り、英語学習は成果が出るまでに時間がかかりがちです。だからこそ、しっかりと目標を定めて集中して勉強を行い、コツコツと成果を出していくことが、挫折を防ぎ、最終的に大きな成果を得る現実的な手段だと言えます。
今回お伝えしたことを実践して、ぜひ目の前の勉強と、あなたの大きな目標・成果を直結させて、あなたの英語学習をブーストさせていきましょう!
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トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。