【もう間違えない】仕事は英語で何と言う?work、job、taskなどの正しい使いわけ
英語で仕事といえば、workが最も一般的な言葉です。しかし英語にはworkの他にjobやtaskといった日本語の仕事にあたる言葉がいくつもあり、それらにははっきりとした使いわけがあるのをご存じでしょうか。
こちらは、そんないくつもの仕事にあたる英語をまとめてご紹介している記事です。それぞれの使いわけやニュアンスを詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
本記事では以下のことがわかります
- 仕事とは英語で何と言うか
- work、jobといった言葉の違い
- 実際の仕事で使われるフレーズ
目次
仕事は英語で何と言う?
仕事にあたる英語はいくつもあります。代表的な言葉に、work、job、taskなどありますが、それぞれニュアンスや使いわけが異なります。こちらでは、仕事を意味する7つの単語をご紹介し、それぞれの違いや使いわけをまとめています。
- work
- job
- task
- occupation
- profession
- career
- vocation
仕事を意味する英語①:work
workは、仕事、働くことを意味する言葉です。作業する、労働するなど、働くこと全般を表し、「仕事をする」「作業をする」といった動詞としての用法と「仕事」「作業」といった名詞としての用法があります。
またworkは、数えることのできない不可算名詞に区分されます。これはつまり、ひとつひとつの仕事というよりは、仕事という概念を表す言葉ということです。
- I worked ten hours straight today.
今日は10時間働きづめでした。 - I am afraid, but I have to go. I have some work to do.
すみませんが失礼いたします。やらないといけない仕事がありまして。
その他にも「取り組む」「努める」「うまくいく」「正しく機能する」といった、様々な意味でも使われます。また勉強や趣味など、金銭が発生しない活動にも使うことのできる言葉です。
- I have been working on this project for two weeks.
このプロジェクトに取りかかって、2週間が経ちます。 - I put so much work on this artwork.
このイラストにかなりの労力をかけました。
仕事を意味する英語②:job
jobは、職業や責務を意味する名詞です。workをさらに具体的にしたもので、金銭が発生する仕事を意味します。workとの違いは、jobには名詞しかないのと、やるべき仕事のみを指す点にあります。また数えられる可算名詞であり、ひとつひとつの具体的な仕事を意味します。
- I am thinking of applying for a new job.
新しい職に応募しようと思っています。 - He has two part-time jobs and always busy.
彼は2つのパートを掛け持ちしていて、いつも忙しいです。
また、金銭が発生しないことでもjobを使うことがありますが、その場合は、やらなければいけないことをやる、やったという意味となります。
- I am sorry, but that is not our job.
申し訳ないのですが、それは私たちの(やるべき)仕事ではありません。 - You did a great job!
いい仕事しましたね!
仕事を意味する英語③:task
taskは、割り当てられた仕事や、期限のある仕事など、やらなくてはいけない課題を表す言葉です。jobとの違いは、作業ひとつひとつをtaskといい、その作業がまとまったものをjobというようなイメージでしょうか。
言いかえるなら、たとえば「スケジュール管理は、マネージャー(ジョブ)のひとつの仕事(タスク)だ」と言うことができると思います。
- It’s one of the manager’s task to address issues in the workplace.
職場での問題に取り組むのは、マネージャーの仕事のひとつだ。 - The primary task of the chair is to make sure that everyone gets to speak equally.
司会の主な仕事は、平等に話す機会を皆に持たせることにある。
またどちらかと言えば、あまり気の進まない仕事というニュアンスもあります。
- Now it’s time to be serious and focus on the task at hand.
そろそろ真面目になって、目の前の仕事に集中しましょう。
仕事を意味する英語④:occupation
occupationは、「職業」を意味する言葉です。公式の書類や文書で使われる、かなりフォーマルな言葉となります。
- Please state your name, age, and current occupation.
あなたのお名前と年齢、現在の職業を教えて下さい。 - What was your occupation before working at this company?
この会社で働く前の職業は何だったのですか?
またoccupationは占有を意味するoccupyから来ており、時間を占有するものというニュアンスがあります。そのため仕事以外にも、趣味など没頭するものを指して使われる場合もあります。
- It seems that his occupation is playing games on his phone.
彼の仕事は携帯でゲームをすることみたいだね。
仕事を意味する英語⑤:profession
occupationとおなじ職業を表す言葉に、professionがあります。このprofessionは教師や医者といった、専門性の高い職業を指すときに使われます。
- Teaching English was my profession.
英語を教える仕事をしていました。 - I entered the legal profession after graduating university.
大学を卒業してからは、法律に関わる職業に就きました。
仕事を意味する英語⑥:career
careerとは、「職歴」「経歴」を表す言葉です。日本語でもキャリアと言ったりしますが、積み上げてきた職歴を指します。jobに近い言葉ですが、jobが連続したものがcareerと言えます。
- She plans to pursue her career in filming.
彼女は、映画業界でキャリアを積むつもりです。 - My boss has a successful career in marketing.
私の上司は、マーケティングにおいて素晴らしいキャリアがあります。
仕事を意味する英語⑦:vocation
vocationとは、「適職」「天職」を表す言葉です。使命感といったニュアンスのある言葉で、特定の仕事にやりたい、もしくはやらなくてはいけないという強い思い入れのある職業をいいます。vocationとおなじ言葉にcallingがあり、神に呼ばれた = 天職というような意味合いがあります。
- Engineering is not just a job but my vocation.
エンジニアはただの仕事ではなく、自分にとっては天職だ。 - First, I thought this was my vocation, but that was wrong.
最初は適職だと思ったのですが、間違っていました。
仕事を意味する英語の使いわけのまとめ
以上が、日本語の仕事にあたる英語となります。こちらでもう一度、それらの品詞と意味を確認しておきましょう。
単語 | 品詞 | 意味 |
work | 動詞+名詞(不可算) | 働く、労働する、作業する、努める、機能する、仕事 |
job | 名詞(可算) | 職、仕事、やるべきこと |
task | 名詞(可算) | 課題、タスク |
occupation | 名詞(可算) | 職業 |
profession | 名詞(可算) | 専門性の高い職業 |
career | 名詞(可算) | 職歴、キャリア |
vocation | 名詞(可算) | 適職、天職 |
仕事で使われる英語フレーズ
これまで、仕事を意味する単語とそれぞれの意味の違いをご紹介しました。こちらでは、仕事を表す英語ではなく、実際の仕事で使われる英語フレーズをいくつかご紹介したいと思います。よく耳にする言葉もあるので、こちらもあわせてチェックしてみて下さい。
- bring to the table(提示する)
We managed to bring our new offer to the table during the negotiation.
何とか、その交渉で新しいオファーを提示することができました。 - call it a day(切り上げる)
It‘s 8pm already. Why don’t we call it a day and go home?
もう8時ですね。この辺りで切りあげて帰宅しませんか? - call off(中止する)
They have called off the meeting.
会議が中止になりました。 - carry out(実行する)
We need to carry out the research as we planed.
プラン通りにリサーチを実行する必要がある。 - clock in/out(出勤/退出時間を記録する)
I think he is late. His timesheet is not clocked in yet.
多分遅刻だと思います。タイムシートに出勤時間が記録されていません。 - draw up(文書を作成する)
The contract was drawn up last month.
その契約書は先月作成されました。 - fill in for(代わりに努める)
She filled in for me when I was away for the meeting.
会議で離れているときに、彼女が代わりにやってくれた。 - hand in(提出する)
Please hand in your assessment report by the end of this week.
評価報告書を今週の終わりまでに提出してください。 - punctual(時間を守る)
He is very punctual. He is always on time.
彼はよく時間を守る。いつも時間通りだ。 - take a break(休憩を取る)
I am afraid, but he is taking a lunch break right now. He should be back in an hour.
申し訳ございませんが昼休憩を取っております。1時間以内には戻ると思います。 - take off(軌道に乗る)
Our sales have taken off and we are expecting record profits.
売上が急増して、記録的な利益になるかもしれない。 - take over(受け継ぐ)
He got the day off today, but I took over his work and can take care of you.
休日を取っておりますが、仕事は受け継いでいますので、私が対応します。 - work out(うまくいく)
We worked so hard on this project. I’m sure it’s going to work out.
このプロジェクトに一生懸命取り組んだ。必ずうまくいくよ。
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こちらでは、日本語の仕事にあたる使われる英語をご紹介しました。英語には、仕事という意味を持つ単語がいくつもあって、わりとはっきりとした使いわけがあります。特にwork、job、taskはよく使われる言葉なので、しっかりその使いわけを把握しておきましょう。
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受講生のインタビューもご紹介します。
トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。