英語コーチング3ヶ月は短すぎ!最適な受講期間と理由まとめ
英語コーチングスクールでは、プランによって受講期間が異なります。現在国内にはいくつものスクールがありますが、最もメジャーな受講期間は、2ヶ月〜3ヶ月です。
「たったの3ヶ月で英語って身につくの?」「できるだけ短い時間で英語を習得したい」と考えている方もい多いのではないでしょうか。
確かに3ヶ月でも、受講前と比べれば英語力は向上します。しかし大半の場合、満足のいく英語力は身につきません。
満足のいく英語力を身に付けるためには、最低でも半年、できれば1年間以上の継続的な英語学習が必要です。
そこで本記事では、以下の内容について解説します。
- 英語コーチングの受講期間が3ヶ月では不十分な理由3つ
- 英語コーチングは半年から1年間の長期で受講すべき
- 3ヶ月の受講期間の方が適している人
英語コーチングスクールを探している、英語コーチングスクールの受講期間で悩んでいるという方は、ぜひ記事を最後までチェックしてみてください。
目次
英語コーチングの受講期間が3ヶ月では不十分な理由3つ
英語コーチングの受講期間が3ヶ月では不十分な理由は、以下の3つです。
- 英語の習得には2,000時間必要だと言われているから
- 「簡単な英語が話せるようになること」が目的ではないはずだから
- 3ヶ月で学習習慣が身につくとは限らないから
英語の習得には2,000時間必要だと言われているから
英語と日本語は、文の構造や発音が大きく異なる言語です。アメリカ国務省付属機関FSIの調査によると、英語話者が日本語を習得するためには、2,200時間が必要だとされています。
つまり日本語話者が英語を習得する際も、同様に2,200時間の学習が必要だと考えられます。
また我々日本人は、学校教育で約1,200時間英語を学んでいます。つまり2,200時間から1,200時間を引いた1,000時間、これが社会人の英語学習者に最適現必要な英語学習時間です。
しかし1,000時間でネイティブ並みの英語力が身につくという訳ではなく、あくまで不自由なく英会話ができるようになるために必要な時間です。
英語コーチングの受講期間が3ヶ月だけだと、到底1,000時間の学習時間の確保は不可能です。3ヶ月(90日)で1,000時間の学習時間を確保するには、1日11時間の学習が必要です。
1日11時間の学習は、受験生でもそう簡単にできるものではありません。ましてや普段仕事をしている社会人にとっては、いくら英語コーチングを受けていると言っても、物理的に不可能でしょう。
「簡単な英語が話せるようになること」が目的ではないはずだから
3ヶ月の受講期間で1,000時間の学習時間を確保し、不自由ない英語力を身に付けることは不可能です。しかし3ヶ月あれば、受講前と比べて成長を実感できるほどには、英語力を身につけられます。
具体的には、「英語が全く話せない」というレベルから、「簡単な単語を使った英会話ができる」というレベルまでは成長できます。
しかしあなたの目標は「簡単な英語が話せるようになる」だけではないはずです。「海外駐在員になり、ビジネスでも日常生活でも支障ない英語を話したい」「商談やプレゼンで相手を説得できるだけの英語力を身につけたい」のように、より高度なところに目標を設定しているのではないでしょうか。
その場合、3ヶ月間ではなく、より長い期間の学習が必要です。
3ヶ月で学習習慣が身につくとは限らないから
「3ヶ月で目標とする英語力が身につかなくても、学習習慣が身につけば良い」という考えがあります。学習習慣さえ身についてしまえば、英語コーチングを受講していなくても、自力で学習を進められます。
しかしたった3ヶ月間の受講で、学習習慣が身につくとは限りません。学習習慣は、英語コーチングを受講して3ヶ月あたりから身につくと言われています。つまり3ヶ月の受講は、ちょうど学習習慣が身につくか身につかないかの境目です。
3ヶ月の受講後、学習習慣が身についていない状態で独学に戻ってしまうと、次第に英語学習を全くしなくなってしまい、挫折してしまいます。
外資系ビジネスパーソンが英語学習した期間は6か月以上
英語コーチング・プログラム「TORAIZ」を提供するトライオン株式会社が実施した口頭でのコミュニケーションを英語メインで業務をしている外資系企業に勤めるビジネスパーソンを対象としたアンケート結果によると、約6割以上が「集中して英語を学習した期間は6ヶ月以上」と回答したようです。
また、役立った英語学習方法として「国内の英会話学校」、「海外(英語ネイティブの国)での英会話学校」、「オンライン英会話」がトップ3を占め、アウトプット中心の学習であることがわかりました。
参照記事:口頭でのコミュニケーションに英語をメインで使用する外資系ビジネスパーソン823人のアンケート結果「集中して英語を学習した期間は6ヶ月以上」約6割が回答
英語コーチングは半年から1年の長期で受講すべき
英語コーチングを3ヶ月受講しただけでは、満足のいく英語力が学習習慣は身につきません。ではどのくらいの期間、英語コーチングを受講すれば良いのでしょうか?
答えは、半年から1年間です。できれば1年間の方が望ましいです。
1年あれば1,000時間の学習時間を確保できる
1年間英語コーチングを受講すれば、1,000時間の学習時間を確保できます。スクールにもよりますが、英語コーチングスクールの受講中に英語を学習する時間は、1日3時間程度です。これは「仕事から帰宅して寝るまでに3時間」という意味ではなく、通勤時間などのスキマ時間を活用しながらの3時間という意味です。
1日3時間の学習を3ヶ月間継続しても、270時間にしかなりません。しかし1年間継続すれば、1,095時間の学習時間を確保できます。つまりFSIが定める2,200時間の学習を達成できます。
また1日3時間の学習を毎日できればそれがベストですが、必ずしも毎日実践できる訳ではありません。他の用事が入ったり、どうしても気分が乗らない日もあるでしょう。
1日3時間の学習を1年間続ければ、1,000時間の学習に対して、95時間の余りが出るので、余裕を持って1,000時間を達成できます。
学習習慣も身につく
毎日3時間の学習を1年間も継続すれば、学習習慣も身につきます。1年間も継続すれば、「むしろ勉強をしないとなんだか気持ちが悪い」といった感覚になります。
学習習慣は一生ものです。一度身につけたら、英語学習はもちろんのこと、他の学習の役にも立ちます。
一方3ヶ月の受講の方が良い人もいる
本気で英語を習得したいのであれば、半年から1年間の英語コーチング受講がおすすめです。しかし、3ヶ月の受講の方が向いている方もいます。
英語コーチングを3ヶ月だけ受講すべき人の特徴は2つあります。
学習に期限がある人
英語コーチングの受講を希望する方の中には、学習に期限がある方がいます。具体的には、「3ヶ月以内に会社でTOEIC〇〇点が必要」「2ヶ月後に会社で英語での商談がある」のような形です。
このように明確に期限がある場合は、2ヶ月や3ヶ月などの短期間で英語コーチングを受講すべきです。
予算に限りがある人
英語コーチングスクールの受講料は、他の英語学習サービスと比べると高いです。予算に限りがある方は、長期間の英語コーチングを受けられないかもしれません。
しかし長期間の英語コーチングでも、分割払い制度を活用すれば、予算の範囲内で無理なく受講できます。
また一度1年間のプランを受講すれば、英語の習得は大きく近づきます。つまりその後の英語学習費用が削減されるということです。また学習習慣もつきますし、学習の効率もアップします。
つまり今後はより短い時間で多くのことを学べるようになります。これは英語学習に限った話ではありません。
当然3ヶ月と1年間の英語コーチングでは、3ヶ月の方が受講料が安いです。しかし長期的に見れば、かかる時間も使うお金もお得になるのが1年間の英語コーチングです。
まとめ
3ヶ月間の英語コーチングについて解説しました。結論として、3ヶ月の英語コーチングでは、十分な英語力は身につきません。学習期間や予算などの制限がある場合を除いては、半年以上の英語コーチングを受講すべきです。今後の英語コーチングスクール探しの参考にしてみてください。
英語コーチングスクールのTORAIZでは、1年間で英語が話せるようになるプログラムをご用意しております。ビジネス経験豊富なプロのネイティブコーチと高い英語力とコンサルティング力を持った日本人コンサルタントがマンツーマンであなたの英語学習をサポートします。トライズは、5,000名以上のビジネスパーソンに選ばれており、継続率も90%以上で挫折させません。
英語にお悩みの方、ぜひ無料カウンセリングにてご相談ください。他のスクールとの違いがきっとわかるはずです。
短期で英語を話せるようになりたい方に
おすすめのスクールは「トライズ」
トライズは、日本人コンサルタントとネイティブコーチが専属でサポートしてくれる、英語コーチングスクール。レッスンは週3回確保される上に受け放題。マンツーマンの面談やメールで日々サポートも受けられて、他のスクールとは一線を画す本格的なプログラムになっています。
「短期間でどうしても英語が話せるようになりたい」という方には、おすすめのスクールです。
受講生のインタビューもご紹介します。
トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。