オンライン英会話を受けるだけでビジネス英語は習得できるのか?
近年、英語をオンラインで学ぶ「オンライン英会話」を選ぶ人が増えています。働き方の見直しやリモートワークの普及により、デバイスを通じてコミュニケーションを取る機会が増える中、英語をオンラインで学習することも珍しいことではなくなりました。
しかし、オンライン学習にあたり気になるのが、その学習効果です。とくに仕事で使える英語を学びたいという方にとって、オンライン英会話でもビジネス英語を学べるか知りたいところですよね。
結論から言えば、一般のオンライン英会話でビジネス英語を学ぶのは難しいといえます。英語を話すことはできるかもしれませんが、実務として使える英語を習得できるかと言えば、そうとは言えません。
本記事では、はじめにオンライン英会話とは何かを紹介し、それからメリットとデメリットを紹介した上で、オンライン英会話でビジネス英語を習得する難しさをご紹介しています。
オンライン英会話に興味があるという方、ぜひ参考にされてみて下さい。
本記事でわかること
- オンライン英会話とは?メリットとデメリット
- オンライン英会話ではビジネス英語を学べない理由
- オンラインでビジネス英語を学ぶ方法
目次
オンライン英会話とは
はじめにオンライン英会話とは何かをご紹介します。オンライン英会話とは、通学せずに自宅や好きな場所から英会話が楽しめるというサービスです。
具体的には、オンライン英会話を提供している会社に登録をし、ZoomやSkypeなどの音声サービスを利用して、講師とマンツーマンの英会話を行います。
オンライン英会話のサービスは、会社によってさまざまですが、一般的には以下のような特徴が共通して見られます。
- レッスンはオンラインで行う
- レッスンは基本的にマンツーマン
- 一コマ、だいたい25分程度
- フィリピンの方を中心に、世界各国の講師と英会話ができる
- 予約制で、レッスンごとに講師を選択する
このような特徴を持つサービスを、一般にオンライン英会話といいます。
オンライン英会話のメリット
オンライン英会話のメリットは、好きな場所、好きな時間にレッスンを受講できるという点にあります。
多くのスクールが、早朝から深夜といった時間帯のレッスンに対応しており、受講者は予約をするだけで、好きな時間に講師との英会話が楽しめます。
またレッスン料が安いというのもメリットのひとつです。基本的には月額1万円に満たないなど、低価格での英会話が可能になっています。
これには、世界中にいる講師が自宅からレッスンするという、オンライン英会話ならではの仕組み(人件費の節約など)が関係しており、そのため、受講者は好きな時間に、低価格でレッスンが受講できています。
そのほか、レッスンの教材や動画が共有しやすいという点もオンラインならではのメリットです。レッスン内容を記録して復習するとった、通学ではできない学習法もあります。
- 早朝から深夜まで好きな時間帯でレッスンが受けられる
- 月額1万円以下という低価格で利用できる
- オンラインならではの学習法がある
オンライン英会話のデメリット
対するオンライン英会話のデメリットは、講師の質とばらつきにあります。
オンライン英会話スクールの講師のほとんどは、英語を母国語としないノンネイティブの方たちです。英語は堪能ですが、国によってはアクセントも異なり、使われる表現方法も変わってきます。
また、講師はレッスンを予約するたびに選ばなければいけないため、予約の状況においては、講師が毎回異なることもありえます。中には、英語は話せますが教えることを専門としない方もいるため、学習効果にばらつきが出るというのもデメリットと言えます。
そして何より、学習を継続するのが難しいという問題がオンライン英会話にはあります。自分の好きなときにレッスンが受けられるというのはメリットですが、言い換えれば、自分のやる気次第で、簡単にやめることもできるということです。
月額料金もそれほど高くないため、始めたもののレッスンをしていないということも多々あります。体を鍛えるためジムに登録したけれど、気づけばトレーニングを行っていないというようなことが、オンライン英会話でも起きえます。
- 講師が変わるため1回のレッスンに学習のばらつきが出る
- 自分で続ける力が必要で、継続が難しい
一般のオンライン英会話ではビジネス英語が学べない理由
これまで、オンライン英会話とはどのようなサービスかと、そのメリット、デメリットをご紹介してきました。それらを踏まえて、ここからは一般のオンライン英会話ではビジネス英語を学べないという理由をご紹介したいと思います。
英語の学習には1000時間が必要
1つ目の理由は、ビジネス英語の習得には最低でも1000時間の学習時間が必要だからです。
ビジネス英語とは仕事のやり取りをする上で使われる英語をいいますが、ビジネス英語を使えるレベル、すなわち仕事で差し支えのない英語を話すには、ある程度のレベルが必要です。
このレベルをアメリカ国務省の機関であるFSIは、Professional Working Proficiency(実務に差し支えがない熟練度)と定義していますが、日本人がこのレベルに到達するには、最低でも2200時間の学習時間が必要だとされています。
ただ実際のところ、日本人は中学、高校といった学校で1200時間ほどの英語教育を受けているので、これを引いた最低1000時間以上の学習がビジネス英語の習得には必要となります。
しかし、1コマ25分のレッスン、継続は自分次第、というオンライン英会話の仕組みではこの1000時間に到達するのはほぼ不可能、もしくは相当の時間と根気を要するといえます。
- ビジネス英語を学ぶには1000時間以上が必要
- 一般のオンライン英会話の仕組みでは、1000時間に達するのは難しい
継続するのが難しい
2つ目の理由は、オンライン英会話では継続した学習が難しいからです。
デメリットのひとつでもあげましたが、オンライン英会話は自分のモチベーションに強く依存するため、しっかりとした目標やゴールがない限り、継続するのは難しいです。
前述したとおりビジネス英語を習得するにはかなりの時間と根気が必要とします。それをとくに社会人が仕事をしながらひとりでやるのは、簡単なことではないです。
中には、ビジネス英語のレッスンが受けられるオンライン英会話もありますが、肝心な継続をサポートしてくれるような仕組みはありません。そのため、実務で使える英語を習得するまでに辞めてしまったということも多々あるんです。
- 社会人がひとりで学習を続けていくのは簡単ではない
- 一般のオンライン英会話には、継続をサポートする仕組みがない
オンラインでビジネス英語を学ぶならコーチングを利用すべき
これまで、オンライン英会話でビジネス英語を習得するのは難しいという話をしてきました。しかし、それではオンラインでビジネス英語を学べないかと言えばそうでなく、オンラインでもビジネス英語を習得する方法はあります。
それは、オンラインでの英語コーチングを利用することです。こちらでは、英語コーチングを利用すべき理由をご紹介します。
本当の英語力を身につけるサポートがある
英語コーチングの特徴のひとつに、専属のコーチとコンサルタントによる学習サポートがあります。
具体的には、専属コンサルタントによる最適な学習スケジュールの提案や、学習の進捗をはかるプログレスチェック、専属のネイティブコーチとのレッスンを通じて、みっちり英語を学習する環境をつくっていきます。
また、専属コンサルタントによる日々のフィードバックメールや面談を通じて、ひとりでは難しい継続した学習のサポートを行います。
そのほか、一般の英会話スクールにはない、スピーキングやシャドーイング、英会話レッスンの予習など、地の英語力を伸ばすためのインプットも行います。そしてこれらを、自主的に行えるというのがポイントです。
つまりコーチングを利用するとは、単に英語のレッスンを受けるというのではなく、確実な英語力を身につける全面サポートを得ることだといえます。
そしてこれらすべてを、通学と同じようにオンラインで利用できるため、オンラインでもビジネス英語を習得することが十分可能になります。
1年をかけて1000時間の英語学習を行う
多くのビジネスパーソンに支持されるTORAIZ(トライズ)も英語コーチングを採用していますが、ほかのスクールと違うのは1年をかけて1000時間の学習時間を確保するという点にあります。
本記事でも繰り返しご紹介しましたが、ビジネス英語を習得するには、1000時間以上という学習時間が必要です。それを週20時間、1年をかけて行いますが、1日でいえば2~3時間という、決して楽ではない時間です。
しかし本スクールでは、専属コンサルタントのサポートのもと、自分に合った学習計画を組みながら、目的に沿った学習内容をカスタマイズすることで、その時間の確保が可能になります。
また、専属ネイティブコーチによる、受け放題のフリートークレッスンと週3回の固定レッスンで、実践で使える英語を身につけていきます。実際にトライズでは、英語初心者の方でも1000時間の学習を通じて、英語で複雑なディスカッションができるレベルに到達したという実績もあります。
オンラインコースでは、これらを通学と変わらない高品質で利用でき、しかも通学と同じ継続率と学習効果を出すことが可能となっています。
まとめ
こちらでは、オンライン英会話の仕組みと一般のオンライン英会話でビジネス英語を学ぶ難しさをご紹介しました。
ビジネス英語を学ぶには、たくさんの時間と努力を必要としますが、オンライン英会話には、その仕組みからビジネス英語を学ぶには最適とはいえません。
本当に仕事で使える英語、ビジネス上の目的を果たせる英語を習得したいという方は、オンラインで利用できる「トライズ」の英語コーチングを検討してみてはいかがでしょうか?
短期で英語を話せるようになりたい方に
おすすめのスクールは「トライズ」
トライズは、日本人コンサルタントとネイティブコーチが専属でサポートしてくれる、英語コーチングスクール。レッスンは週3回確保される上に受け放題。マンツーマンの面談やメールで日々サポートも受けられて、他のスクールとは一線を画す本格的なプログラムになっています。
「短期間でどうしても英語が話せるようになりたい」という方には、おすすめのスクールです。
受講生のインタビューもご紹介します。
トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。