ビジネス英語のフォーマルとカジュアルの違い【社会人なら知っておきたい!】
英語には敬語がないと言われることがありますが、実は英語にもフォーマルな表現とカジュアルな表現の違いがあります。ビジネスで英語を使うのであればその違いを理解してフォーマルな英語を使いたいですよね。そこで今回は、英語のフォーマル・カジュアルの違いについてご紹介します。
目次
ビジネスでの信頼はフォーマル英語表現が必須
ビジネス英語では、ほとんどの場面でフォーマルな英語表現を使う必要があります。知らずに使っているあなたの英語がカジュアルなものであったら取引先や上司の信頼を無くしかねません。相手に指摘されていない場合でも、カジュアルな英語をビジネスで使っていると少しずつ信頼を無くしていく可能性がありますので注意が必要です。
フォーマル英語とカジュアル英語の違いを知る
もし今までフォーマルとカジュアルの使い分けを意識していなかった場合は、まずはその違いを知る必要があります。ビジネスメール、会議、電話対応、プレゼンなどほとんどの場面で使われる英語はフォーマルです。逆に、カジュアルな英語を使える場面は勤務外での同僚との会話やカジュアルなパーティーなどです。使い分けがわからない場合は、迷わずフォーマルな英語を使う事をお勧めします。
ビジネス英語では避けたいカジュアル表現
- I want to~ → I would like to~
「I want to~」を使ってしまいますと、カジュアルすぎるためビジネスでは避けたい表現です。子供っぽく聞こえてしまうこともあるため、必ず「I would like to~」を意識して使うようにしましょう。
- a lot of / lots of → many/much
「たくさんの」と言いたい時によく使う「a lot of 」と 「many」は同じ意味ではありますが、フォーマルではmanyを使う事をお勧めします。
phrasal verbs(句動詞)は1単語に言い換える
- put off → postpone
- talk about → discuss
- think about → consider
動詞と前置詞を組み合わせた句動詞は、とても使いやすい英語表現です。ですが句動詞を使うと基本的に、ややカジュアルな印象となることを覚えておきましょう。ビジネス英会話やビジネスメールでは、句動詞を乱用せずput off→postponeのように言い換えることでフォーマルな印象となります。
フォーマルライティングでは短縮形を避ける
- I’m → I am
- We’ll → We will
- don’t → do not
- gonna → going to
ビジネスメールなどフォーマルなライティングでは、I’mなど短縮して書くことはお勧めできません。仕事のメールでは、短縮形は使わずI amやdo notのように短縮せず書くことを意識しましょう。
仕事で使えるビジネス英会話フレーズ
電話対応編
丁寧な言い方をしたい場合はMay I~を使う事で丁寧な表現となります。May I~はビジネスの様々な場面で使う事ができます。電話対応で使えるMay I~を使った表現を確認しましょう。
- May I speak to John, please?
ジョンはいらっしゃいますか?
- May I have your name, please?
お名前頂戴できますか?
- May I take a message?
伝言承りましょうか?
電話対応は、取引先など外部の関係者との窓口となるため知らずにカジュアルな表現を使ってしまうと会社のイメージを悪くする可能性があります。フォーマルな英語を使い社会人として問題のない話し方を心がけましょう。
ビジネスメール編
英語に苦手意識がある方は、ビジネスメールを書くことも苦痛に感じるかもしれません。ただビジネスメールは、定型文が使える部分が多いため一度覚えてしまえばフォーマルな文章を書くことは大変ではありません。いくつか英文ビジネスメールの定型文をご紹介します。
- ・We are pleased to inform that~
~についてお知らせします。 - ・If you have any questions, please do not hesitate to contact me.
質問がありましたら、遠慮なくご連絡ください。 - ・I look forward to hearing from you.
お返事を楽しみにしております。
ビジネスメールの作成で悩むことがないように、必ず使う定型表現を覚えて苦手意識をなくしていきましょう。
ビジネスで使える正しい英語を学ぶ
仕事で使う英語は、フォーマルやインフォーマルも含めて正しく伝わる英語を学び使っていくようにしましょう。英語に触れる機会が少ない方は、独学や教材だけではカジュアルとフォーマルの違いがわからないことも多いです。その場に合った適切な英語を使いたい方は、ビジネス経験のあるネイティブ講師の英会話レッスンを受けるなどしてしっかり使いこなせるようにしましょう。トライズではビジネス英語が必要な受講生に対しては、ネイティブ講師のレッスンなどで、フォーマルな英語を実践的に使えるようにトレーニングしています。この感覚は一人で身に付けるのは非常に難しいので、このようなネイティブとのアウトプットの機会を作るようにしてみてください。
短期で英語を話せるようになりたい方に
おすすめのスクールは「トライズ」
トライズは、日本人コンサルタントとネイティブコーチが専属でサポートしてくれる、英語コーチングスクール。レッスンは週3回確保される上に受け放題。マンツーマンの面談やメールで日々サポートも受けられて、他のスクールとは一線を画す本格的なプログラムになっています。
「短期間でどうしても英語が話せるようになりたい」という方には、おすすめのスクールです。
受講生のインタビューもご紹介します。
トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。