英会話が楽しく上達する!おすすめ勉強法|トライズ
「人の成長を手助けするのが好き」という、コンサルタントの今野佑香(こんの・ゆか)。学生時代にテニス留学で訪れたオーストラリア・ブリスベンでの経験をきっかけに、社会人となってからの8年間、独学でさまざまな教材を試しながら英語を習得し続けた経歴の持ち主です。自身の貴重な経験から、英語を学ぶことが楽しくなる、英会話が上達する、おすすめの勉強法を聞きました。
さまざまな学習方法に挑戦し、独学で英語を習得
――英語を学びたいと思ったきっかけを教えてください。
テニスが幼いころから大好きで、大学時代にテニス留学を経験しました。元々、英語は嫌いではありませんでしたが、まったく話せない、会話もほぼ理解できない、そんな状態のまま1ヵ月半オーストラリアのブリスベンへ行ったのです。
ある日、練習後にステイ先へ戻ると、ホストマザーから「Would you like a tea?」と聞かれ、当時の私は、「tea」はお茶のイメージしかなかったので、「No」と答えたところ、その日は夕食が出てきませんでした。どうやらオーストラリアの一部の地域では、「tea」は夕食という意味もあったのです。
その日は自分で食事を作って食べましたが、この苦い経験から、帰国後はもっと英語が話せるようになりたいと強く思うようになったのです。
社会人になって働き始め、「いつか留学を」という思いを持ちながら、8年間、独学で英語学習を続けたのち、30歳目前にワーキングホリデーを利用し、今度はオーストラリアのシドニーにある語学学校へ留学。同校の事務スタッフとして留学生のサポートにあたったのち、2018年よりトライズのコンサルタントになりました。
――働きながらの英語習得は、学習時間の確保も難しいと思うのですが、どのような勉強法を試してきましたか?
留学せずに国内で英語を学ぶために、限られた時間でできる、さまざまな学習方法に挑戦しました。例えば、講師からの質問に生徒が答えることを繰り返すことで、英語力を身に付ける「カランメソッド」、英語で書かれた本をたくさん読む「多読」、ウェブを通じてフィリピン人の講師に教わる「オンライン英会話」などです。
最終的に、メインはオンライン英会話と、海外ドラマや映画のDVDを繰り返し見るという学習方法が私には合っていました。そんな生活から、いつも同じ学習法だけでは飽きてしまうこともあるので、楽しみながら行うことが大切だと実感しました。英語学習のための教材をみずから選び、みずから体験して習得できた経験は、コンサルタントになった今、受講生の教材選びにとても役立っていると思います。
――トライズの学習方法で、一番魅力を感じる部分はどこですか?
短時間で英語力が身に付くとうたっている英会話スクールが多い中、1年間で1,000時間という、長い時間をかけてしっかりとした英語を習得しようとするプログラムが、理にかなっていると思います。これまで、自分が英語を身に付けてきた経験を考えても、英語力を短期間で磨くことは絶対に無理だと実感しているからです。
反対に、1日3時間、週20時間以上の英語学習を続けている受講生は、必ず伸びています。時間をかけて英語を勉強することで、自分の使える武器に変えていけるのだと思います。
受講生の目標に合った教材の見極めに注力する
――トライズでは、受講生と話し合って学習目標の設定をするそうですね。
受講生は、最初にコンサルタントと面談を行うのですが、英語を話す自分の姿や場面をリアルに想像できるところまで考えて、目標を設定します。
例えば、上手にスピーチをすることが目標であるなら、「どこで、どのような内容を話し、誰からのどのような質問に答えているか」といった詳細な状況を設定し、目指すゴールを自分自身で描きます。より具体的なシーンを想定することで、目標を明確にすることができると思うからです。
ただし、実際には、受講生のスタート時点の実力と、ゴールの目標がかけ離れていることが多くあります。そのため、設定した最終目標を叶えるために、その途中で達成できる中間目標を立てて、軌道修正するようにしています。目標が離れすぎていると途中で挫折したり、進む道を見失ってしまったりすることもあるからです。自分が今できること、できないことをきちんと把握し、中間目標をひとつずつクリアしてもらうようにします。
――さまざまなレベルの受講生に対し、サポート面で工夫していることはありますか?
その受講生に合った教材を選ぶことが大切です。受講生の話をじっくり聞いて、興味があるものや現在の英語力に必要なものを選んでいきます。サポート面では、私は少しおしゃべりなタイプなので、なるべく受講生の話を聞く側になることを心掛けています。
受講生とは2週間に1度行われる、進捗を伺う「プログレスチェック」でお会いしますが、面談では受講生のプライベートや仕事の状況などを詳しく聞き出すようにしています。中には、余計な会話をしたくないという方もいますので、なるべく端的に、話が逸れたり、余計な話に脱線したりしないよう気を付けながら、学習プランに沿っているかどうかを丁寧に確認します。
反対に、話をたくさん聞いてほしいという方もいます。その場合は、アドバイス1割、拝聴が9割といったように、こちらの意見ばかりを押し付ける形にならないよう、細心の注意を払います。
――目標をクリアするために、どのようなアドバイスをされていますか?
担当した受講生の中に、毎週20時間かけてきちんと勉強されているのに、思うように成績が伸びない方がいました。最初は、文法の使い方などがしっかり解説されている教材を用い、次に暗記型の教材を使い始めたところ、思うように伸びなくなってしまったのです。仕事で使えるような、実践的な英語力を測るテストでもあるVersantの結果も同様で、3ヵ月ほど停滞が続いていました。
そこで、思い切って暗記型ではなく、過去にできなかったことをすぐに忘れるための、「ショートメモリー」を鍛える教材に切り替えました。すると、その教材が合っていたらしく、そこから1ヵ月でグッと英語力が伸びたんです。成長を感じてもらえたことでやる気もアップして、毎日やりとりしているメールの文量も増えていきましたね。
受講生に寄り添い、いっしょにゴールに到達したい
――どんなときに、コンサルタントとしてのやりがいを感じますか?
受講生が自分自身の成長を実感し、それをいっしょに喜べたときに、やりがいを感じます。私の伝えた言葉がきっかけで、英語力が伸びたと言われたときはうれしかったですね。
担当していたある受講生は、英単語にこだわってしまうあまり、会話が進まないという方がいました。IT系の技術者だったので、ストレートにニュアンスを伝えたいという思いが強かったのかもしれません。その方には、「言葉にこだわりすぎてしまうと会話は成立しません。伝えたい気持ちを、自分の言葉で、自信を持ってつないでください」とアドバイスしました。
英語初心者だったその受講生は、トライズが企画したエストニア旅行中に、現地企業の方の前で英語を使ったプレゼンテーションをする機会があったのですが、その上達ぶりには目を見張るものがありました。それをきっかけに、最終的には仕事でも活かせる英語力を身に付けられたのです。「回り道しても自分の言葉でつないでいけば、言いたいことは伝わるということを体感できた」とおっしゃっていただいたのは、本当にうれしかったですね。
――今後のコンサルタントとしての目標を教えてください。
受講生に喜んでもらえるポイントを増やしていきたいです。小さなことでも成長を実感してもらえれば、英語が楽しくなってくるはずです。そういう経験を積み重ねていくことで、学習意欲もよりわいてくると思います。受講生の成功体験を少しでも増やせるようなコンサルタントになって、私のように英語学習を楽しいと思ってもらえることが目標ですね。
トライズでの1年は、伸びたり停滞したり、学習の成果に紆余曲折があると思います。それでも、1年間継続できれば、かけた時間の分、英語力が上がることは確かです。どんなレベルの受講生でもいっしょにゴールに到達できるよう、私たちは一丸となって力を尽くします。トライズを信じて、いっしょに英語を学びましょう!
<プロフィール>
トライズ コンサルタント 今野佑香(こんの・ゆか)
大学時代、まったく英語が話せないままオーストラリアのブリスベンへ1ヵ月半のテニス留学へ。そこでの体験をきっかけに、英語に携わる職に就くため、日本国内で貿易会社の社員として働きながら、8年間独学で英語を学ぶ。その後、ワーキングホリデーを利用してオーストラリア・シドニーの語学学校で現地スタッフとして勤務したのち、2018年よりトライズのコンサルタントになる。
短期で英語を話せるようになりたい方に
おすすめのスクールは「トライズ」
トライズは、日本人コンサルタントとネイティブコーチが専属でサポートしてくれる、英語コーチングスクール。レッスンは週3回確保される上に受け放題。マンツーマンの面談やメールで日々サポートも受けられて、他のスクールとは一線を画す本格的なプログラムになっています。
「短期間でどうしても英語が話せるようになりたい」という方には、おすすめのスクールです。
受講生のインタビューもご紹介します。
トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。