英語会議で使える司会進行フレーズ厳選15選!今日から使える必須フレーズまとめ
ビジネスシーンでは、会議の進行や司会はいわば、会議のまとめ役です。テキパキといくつかの議題を裁いていかなければなりませんが、それは英語会議でも同じです。
そこで今回は、英語での会議で司会進行を任された時に使える必須英語フレーズを15選紹介します。自分が使いそうな表現はいくつかピックアップして、いざ会議に備えましょう。
目次
まずは英語会議の流れと司会の役目を確認
あまり司会を経験したことのない人もいるかと思いますので、まずは会議の流れと進行の役目を改めて確認していきましょう。会議は主に、以下のような構成で進められていきます。
- 会議を始める際の言葉や挨拶など
- 大まかな会議の流れを説明
- 他の人に意見を求める・質問する
- 会議の内容をまとめる
- 終わりや締めとなる言葉
全部で6つのパートですね。順番に進めていき、ところどころで会議の時間を気にしたり、話が脱線していないかなどその場を整える機会を設けます。
冒頭にも書いたように、司会進行の役割はいわば会議のまとめ役。参加する人をまとめ、議題に対しての解決策や決定案をまとめるのです。無駄や誤認なく進めるためにも、正しい英語でテキパキと進めていきましょう。
英語会議で使える司会進行フレーズ厳選15選
以下の順番で、英語会議で使える司会進行フレーズ厳選15選を紹介します。
- 会議を始める際の言葉や挨拶など
- 大まかな会議の流れを説明
- 他の人に意見を求める・質問する
- 会議の内容をまとめる
- 終わりや締めとなる言葉
それぞれ詳しく見ていきましょう。
会議が始まるアナウンスと挨拶の英語フレーズ
まず時間になったら、会議を始めるアナウンスをしましょう。少し先に集まった人たちはリラックスしながらスモールトークなどを楽しんでいるかと思います。この項目では、そのような人たちにこちらに注目してもらえるような始め方を覚えましょう。
シンプルなアナウンス
- Shall we start / begin?(はじめても大丈夫でしょうか?)
- May I have your attention, please?(みなさんよろしいでしょうか?)
- Everyone has arrived now, so let’s get started.(皆さんお揃いなので、会議を始めます。)
「May I〜?」は、「Can I〜?」よりもフォーマルな場面で使うことができます。さまざまな場面で活用できるので、ぜひ覚えておきたいフレーズです。
来てくれたことへの感謝を述べる
- Hello everyone. Thank you for coming today.(今日は来てくれてありがとうございます。)
- I really appreciate your attendance to this meeting.(ご出席いただき誠にありがとうございます。
丁寧語の表現は、会議に参加するメンバーや自分の立ち位置によって上手に使い分けましょう。
会議の流れを大まかに説明する英語フレーズ
次に、会議の流れを説明するシーンに入ります。ここで一度今日の会議の目的をはっきりさせておくことで、スムーズに進行を進めることができますよ。
会議の目的を説明する時
- The purpose of this meeting is to discuss the new project.(今日の会議の目的は、新しいプロジェクトに関する話し合いです。)
- We are here today to discuss the new project.(今日は、新しいプロジェクトに関する話し合いのために集まっていただきました。)
このように目的を話したら、その後に会議の流れも話していきます。
日本語では、「まず初めに〜〜について話し、その後に…」と、手順を伝えますよね。それと同様に、英語でも「First of all,〜〜…After that, 〜〜…」など、接続詞を上手く使って今日の流れを大まかに説明してみましょう。
他の人に意見を求める・質問する英語フレーズ
会議が始まって議題を発表したら、他の人に意見を出して賛成か反対かを話し合ってもらいます。参加者からの質問を受け付けたり、自分が疑問に思う点があればこの時点で伝えましょう。
質問を受け付ける
- Do you have any questions?(何か質問はありますか?)
- Do you have an opinion about this topic?(他に意見や考えはありますか?)
会議の大枠を説明したら、最後に「何か質問はありますか?」と付け加えましょう。
質問をする/意見を聞く
- What do you think we should do?(私たちはどうすべきでしょうか?)
- I’d like to hear your opinion.What do you think?(意見を聞かせていただいてもいいですか?)
- I’m not sure I understand. Do you mean…?(ちゃんと理解できなかったのですが…こういうことでしょうか?)
- Could you explain that again, please?(もう一度説明してもらえますか?)
「I’d like to hear your opinion…」の前に、特定の名前を指定すると、その人に意見を直接聞くことができます。よく使うフレーズなので、ぜひ覚えておきたいところです。
関連記事:定例会議は英語で何と言う?会議に関する関連語句とともに例文付きで紹介
会議の内容をまとめる英語フレーズ
最後に会議の内容をまとめ、次回の予告や今後の計画などについて明確に伝えておきましょう。
まとめ
- Let’s sum up the main points.(では、今日のポイントをまとめていきましょう。)
- Right, why don’t we summarize what we’ve agreed on today?(今日の話し合いについて、まとめていきましょう。)
次回の会議の予告をする時
- We will regroup in a couple of weeks for further discussion.(2〜3週間後にもう一度集まって、話し合いをしましょう。
- Could we schedule a time to meet next week?(来週に会議を入れたいのですがよろしいですか?)
終わりや締めとなる英語フレーズ
最後はシンプルに締めや終わりの言葉で終わりにします。具体的には、以下のような簡単なフレーズを使用します。
- I think we’ve covered everything.(では、今日はここまでにします。)
- Thank you for attending the meeting.(今日はお越しいただきありがとうございました。)
最後に「Does anyone have any other business?(どなたか他に言い残したことはありますか)」と、聞いてみるとより丁寧な印象に見えるかもしれません。ぜひ取り入れてみてください。
会議で使える英語フレーズは、以下の動画内で詳しく紹介されているので是非ご覧ください。
英語で会議の司会進行を行う際のコツ3つ
英語で会議の司会進行を行う際のコツは以下の3つです。
- 基礎的なセリフは暗記しておく
- 事前の練習は絶対に必要
- 英語力の向上を怠らない
それぞれ詳しく見ていきましょう。
基礎的なセリフは暗記しておく
本記事で紹介したような基礎的なセリフに関しては、暗記しておきましょう。なぜなら会議中には、こういった基礎的なフレーズまでゆっくり考えている暇はないからです。
日本語と同じように考えることなくフレーズが出てくるようにするには、暗記するしかありません。
全て暗記する必要はありませんので、確実に使用するフレーズのみ暗記するようにしてください。
事前の練習は絶対に必要
いくら英語力があったり、フレーズを覚えられていたりしても、事前の練習は欠かせません。
プレゼンはぶっつけ本番ではなく事前にリハーサルが必要です。それと同じように、英語での会議の司会進行役も、慣れるまではリハーサルが必要です。
リハーサルを行うことで本番の緊張を軽減できます。また「ここでこんな表現を使うといいかもな」のような改善点も見えてきます。
英語力の向上を怠らない
本記事では、英語での会議の司会進行で使う可能性の高い表現を15個厳選して紹介しています。
しかしこれら15フレーズだけで、英語会議を乗り切れるわけではありません。英語の会議では、今回紹介したフレーズ以外の英語も話さなければなりません。
また実際に何を話すかは、事前予測することができません。よって普段から英語を勉強して、どんなことを話す際も一定レベルの英会話ができるようになっておく必要があります。
忙しい社会人におすすめの英語勉強方法が英語コーチングです。以下の記事より英語コーチングの概要についてご確認ください。
まとめ:英語会議をスムーズに司会進行したいなら英語コーチング「TORAIZ」
今回は、会議の進行で使用する必須フレーズをいくつか紹介しました。流れを追いながらフレーズをピックアップしていくことで、実際の会議の様子がイメージしやすくなりますよね。忘れてしまったら、何度も本記事に戻って練習してみましょう。英語のフレーズは、何度か使ってようやく実用的に使用できるようになりますよ。
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トライズでの1年は、
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プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。