日本人の英語力は世界55位!低い原因と英語を学ぶべき理由を解説
日本では小学校から英語を学び始めます。しかし「英語を話せます」と胸を張って言える日本人はほとんどいません。
事実、日本人の英語力は世界的にみても決して高くありません。2020年、世界最大の英語能力指数ランキングEF EPIでは、日本の英語力は世界55位でした。
今後英語の必要性はますます増加します。現状多くの日本人は英語を話せませんし、社会人になってからは一切英語の勉強をしていません。しかし英語の必要性に気づいている方は、すでに英語学習を始めています。
本記事では以下の内容について解説します。
- 日本人の英語力が低い3つの原因
- 今後日本人が英語を学ぶべき3つの理由
日本人の英語力の現状を把握し、英語学習への一歩を踏み出しましょう。
目次
日本人の英語力は世界55位
前述の通り、2020年、世界最大の英語能力指数ランキングEF EPIでは、日本の英語力は世界100ヵ国中55位でした。アジア24ヵ国中9位で、英語能力レベルは5段階で4番目の「低い」でした。
日本人の英語力が低い3つの原因
日本人の英語力が低いことは、日本人自身も認識していることだと思います。日本人の英語力が低い原因は3つあります。
日本は市場規模が大きいから
日本はアメリカと中国に続き、世界第3位の市場規模を誇る国です。日本では全てのサービスが日本語で手に入ります。例えば書籍は全て日本語で読めますし、どの商品を買っても説明書は全て日本語で記載されています。
一方で日本よりも市場規模が小さい国では、母国語でのコンテンツが充実していない場合があります。そういった国では、読みたい本が英語版しかないから英語で読んだり、映画が母国語に翻訳されていないから英語で映画をみたりします。
よって日常生活において英語に触れる機会が日本と比べて多くなり、英語が身につきやすい環境が生まれます。
日本は人口が多く市場規模も大きいので、全てのコンテンツが日本語で手に入って便利ですが、英語に触れる機会は自然と少なくなります。
日本語と英語はかけ離れた言語だから
日本語と英語はかけ離れた言語です。まず日本語と英語ではアルファベットが異なります。さらに文法の構造も真逆です。また発音も異なる点が多いです。
一方で日本語と中国語は似ています。どちらも漢字を使いますよね。また英語とドイツ語やフランス語も似ています。似た言葉が多いですし、同じアルファベットを使います。
アメリカ国務省付属機関FSIの調査では、英語と日本語は最もかけ離れた言語体系だとされています。英語話者がフランス語を習得するには600時間しかかからないのに対し、英語話者が日本語を習得するには2,200時間もかかります。つまり日本語話者が英語を習得するのにも2,200時間が必要だということです。
日本語と英語はかけ離れた言語なので、英語を習得するためには、ヨーロッパ諸国の人が英語を勉強するよりも多くの時間が必要です。
日本には外国人が少ないから
日本は他国と比べて外国人労働者や外国人観光客の数が少ないです。よって日本で生活していると、英語を話す機会が多くはありません。
海外旅行に行った時に、同じ国に様々な人種や民族の方が暮らしているのをみて、驚いた方もいるのではないでしょうか。例えばマレーシアでは、マレー系はマレー語、中国系は中国語を普段話します。しかしマレー系と中国系がコミュニケーションをとるときは、英語です。
こういった国と比べると、日本の英語力が低いことも納得です。
今後日本人が英語を学ぶべき3つの理由
日本の英語力は世界的にみても低く、日本での生活は英語を習得しづらい環境にあります。しかし日本人は今後英語を学ぶべきです。理由は3つあります。
日本の市場規模が縮小するから
今後日本の市場規模は縮小します。日本ではすでに人口は減少に転じていますし、少子化はますます加速するでしょう。
日本の市場規模が縮小したら、日本の企業は海外に目を向けざるを得なくなります。なぜなら日本国内だけでは売り上げが立たなくなるからです。
日本の企業が海外に進出する際には、当然英語ができる人材が必要です。
外国人労働者が増えるから
今後の日本では、外国人労働者の数は増えます。これは技能実習生のような方から高度なスキルを持った人材まで様々です。
まず外国人労働者が増えることにより、外国人とコミュニケーションを取る必要性が生じます。相手が日本語を話せれば良いですが、必ずしもそうとは限りません。
また外国人労働者が増えると、外国人労働者と仕事を奪い合うことになるかもしれません。同じスキルを持っているのであれば、当然英語も日本語もできる方が採用されます。
今後10年で働き方は大きく変わるから
「必要な時に必要な人材が集まって、プロジェクトが終われば解散する」といった流動性が高い働き方が広がりを見せています。これは、インターネットの発展によって世界中どこにいても気軽に情報にアクセスしたり、コミュニケーションが取れるようになったことが原因です。
その場合、国籍を問わず集められたメンバーと仕事をする可能性も出てきます。
「今の会社でそんなことはあり得ない」と思うかもしれません。しかし10年で世界は大きく変わります。
また最近では人員削減や早期退職の流れも加速しており、今後も同じ企業で働き続けられる保証はどこにもありません。
英語を使う機会は今後必ず出てくるはずです。
社会人は英語コーチングスクールで英語を学ぶべき
英語は今後必ず必要になるので、いますぐにでも英語学習を始めるべきです。学校を卒業してから一度も英語を学習していない方も多いのではないでしょうか。
英語学習の方法は、英会話教室やオンライン英会話などたくさんあります。しかし社会人が英語を学ぶ方法としておすすめなのが、英語コーチングスクールです。英語コーチングスクールとは、英会話レッスンに加えて、コーチによる自宅学習のサポートを受けられるサービスです。
忙しい社会人が英語を勉強するには、仕事終わりの時間や隙間時間を有効活用しなければなりません。しかし自分一人だと、他の誘惑に負けてしまう可能性が高まります。またコーチに効果的な学習方法を教えてもらうことで、短い時間でより大きな成果を出せます。
週に1・2回の英会話レッスンだけで英語が話せるようにはなりません。英会話レッスンと自宅学習、どちらも充実させることが英語習得には不可欠です。
英語コーチングスクールならトライズがおすすめ
英語コーチングスクールならトライズがおすすめです。トライズは、数ある英語コーチングスクールの中で唯一、1年間かけて1,000時間の学習時間を確保できる英語コーチングスクールです。
記事前半で、日本人が英語を習得するには2,200時間必要だと解説しました。しかし日本人は学校で1,200時間英語を学んでいます。よって、社会人に必要な学習時間は残り1,000時間です。
トライズを受講すれば、英語習得までサポートを受けられます。他英語コーチングスクールでは、2ヶ月や3ヶ月のカリキュラムが主流です。しかし2ヶ月や3ヶ月で英語は習得できませんし、受講後にまた自分一人で学習を初めても、挫折してしまう可能性が高いです。
トライズは無料カウンセリングを行っています。オンラインで気軽に受講できるので、興味がある方は参加してみてください。
世界の中でも英語力が低い日本で、周りに流されてなんとなく英語から逃げてはいけません。早速今日から英語学習を始めてみてください。
短期で英語を話せるようになりたい方に
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トライズは、日本人コンサルタントとネイティブコーチが専属でサポートしてくれる、英語コーチングスクール。レッスンは週3回確保される上に受け放題。マンツーマンの面談やメールで日々サポートも受けられて、他のスクールとは一線を画す本格的なプログラムになっています。
「短期間でどうしても英語が話せるようになりたい」という方には、おすすめのスクールです。
受講生のインタビューもご紹介します。
トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。