【例文付き】オンライン会議で役立つビジネス英語フレーズ45選
近年、オンライン会議は当たり前になりつつあります。
オンライン会議は、遠く離れた場所にいてもコミュニケーションを取ることができ、便利です。海外の取引先とも、わざわざ海外まで行くことなく、気軽に会議ができます。
一方で「実際に会って話すのとは勝手が違うな」と感じることもありますよね。日本でのオンライン会議でもそうなので、英語でのオンライン会議となると、尚更「対面での会話との違い」を感じるのではないでしょうか。
しかしオンライン会議で使う英語のフレーズに関しては、対面の会議で使うフレーズとほとんど変わりません。
本記事では、英語でのオンライン会議(Web会議やテレビ会議)において、覚えておくと便利なフレーズを紹介します。会議の始まりから終わりまで、順を追ってフレーズを紹介しますね。
オンライン会議ではなく対面での会議で使う英語について知りたい方は、以下の記事をご確認ください。
目次
オンライン会議には2つの種類が!?Web会議とテレビ会議の違いを解説
オンライン会議には、Web会議とテレビ会議の2つがあります。
Web会議(web conference)とは、各々が自分のPCを使って参加する会議です。そのためそれぞれがまったく違う場所にいても、会議を開くことができます。遠隔から複数の人が集まるイメージです。
対するテレビ会議(video conference)は、参加者が会議室などに集まり、テレビ画面を通じて行う会議です。Web会議とは異なり、参加者が1つの場所に集まって、遠く離れたもうひとつの参加者たちと会議をします。多数対多数というイメージでしょうか。
現在は、さまざまなアプリが開発され、資料の共有も行いやすいことからテレビ会議よりもWeb会議が主流となりつつあります。
- Web会議=各々が自分のPCを使って参加する会議
- テレビ会議=ひとつの場所に集まってテレビ越しに行われる会議
オンライン会議で役立つビジネス英語フレーズ45選【挨拶から締めまで】
英語でのオンライン会議がスムーズに進むフレーズを紹介します。以下のように、会議の流れに沿って紹介します。
- 挨拶・会議の開始
- 自己紹介・メンバーの紹介
- 会議で本題に入るとき
- 質問や確認をするとき
- 次のトピックに進むとき
- 資料を使うとき
- 機器にトラブルが起きたとき
- 会議を終えるとき
上記のうち
- 挨拶・会議の開始
- 会議で本題に入るとき
- 質問や確認をするとき
- 次のトピックに進むとき
- 会議を終えるとき
の5つは、会議の司会者に必要なフレーズです。会議の司会者に必要な英語フレーズについては、以下の記事でも別途まとめています。
挨拶・会議の開始の英語フレーズ
英語でのオンライン会議も、まずは挨拶から始まります。面識がある場合はスモールトークといって、ちょっとした日常会話から会議をはじめることが多いです。
挨拶
英語でのオンライン会議でも、日本でのオンライン会議と同じように、招待をしたほうが「参加してくれてありがとう」とお礼を述べます。進行役となるときは、参加者が問題なく会議に参加できているかを確認して、全員揃ったところでまずはお礼を言いましょう。
ちなみに全体に問いかけるときは、everyoneやwe/you allなどを使います。
- 1:Thank you for joining this meeting today.
本日は会議に参加していただきありがとうございます。 - 2:Thank you all for coming at such short notice.
突然のご連絡だったのですが、お集まりいただきありがとうございます。
スモールトーク
相手が初対面ではなかった場合や、会議の開始まで少し時間がある場合、参加者が少ない場合は、状況に応じてスモールトークを行いましょう。
- 3:How are you doing?
調子はどうですか? - 4:How have you been?
調子はどうですか?
と声をかけてスモールトークをはじめます。
例文
- Hello, James. It’s been a long time. How have you been?
こんにちはジェームズさん。お久しぶりです。最近はいかがでしょうか? - I am doing well. It’s been a little busy, though. How about you?
まあいいですね。少し忙しいですけれど。そちらはいかがでしょうか?
会議の開始
会議の参加者が全員集まったら、会議を始めます。
- 5:Are we all here? Alright, we should get started.
こんにちは。皆さまいらっしゃいますか? それでは始めたいと思います。
挨拶・会議の開始に関するその他のフレーズ
- 6:I’d like to thank everyone for coming today.
皆さま来てくださってありがとうございます。 - 7:Since everyone is here, let’s get started.
皆さまお集まりということで、始めさせていただきます。 - 8:Good morning and welcome, everyone.
おはようございます。皆さまようこそ。 - 9:First, I’d like to welcome you all.
はじめに皆さまを歓迎させていただきます。
自己紹介・メンバーの紹介の英語フレーズ
続いて、自己紹介と参加メンバーの紹介をします。面識がある場合は、自己紹介をせずにスモールトークから本題に入っても構いません。しかし面識がない人がいる場合は、お互いの名前や会社を簡単に紹介し合いましょう。
自己紹介
- 10:Hi, I am Taro from ○○ Technology. Nice to meet you.
○○テクノロジー株式会社の太郎です。はじめまして。
メンバーの紹介
他のメンバーを紹介するときは、以下2つの言い回しを使うとスムーズです。
- 11:Let me/us「〜させてください」
- 12:This is〜「こちらは〇〇さんです」
例文
- First, let me introduce our participants for today’s meeting. This is Yoko from my same department.
まず、今日の参加者を紹介させてください。こちらはおなじ部署で働くヨウコです。
オンライン会議なので、紹介を受けた人は、手を上げたり振ったりすると分かりやすいですよ。
自己紹介やメンバーの紹介に関するその他のフレーズ
- 13:I’d like to have a moment to introduce…
紹介をする時間をいただきたいと思います。 - 14:Would you like to introduce yourself?
自己紹介をしてくださいますか? - 15:Shall we go around and introduce ourselves?
では一人ずつ自己紹介いたしましょう。
ビジネスシーンにおける英語を使った自己紹介に関しては、以下の記事でも詳しく解説しています。
会議で本題に入るときの英語フレーズ
挨拶・スモールトーク・自己紹介などが終わったら、いよいよ会議の本題に入ります。会議では、はじめに議題を設定するなどして、何について話し合うのかを参加者で共有します。
- 16:We are here today to discuss the marketing strategy for our new product.
本日は、弊社新商品のマーケティングについて話し合うために集まっていただきました。 - 17:Our main goal today is to identify the problem of our product distribution.
本日のゴールは、商品流通における問題点を特定することにあります。
オンライン会議では、資料を事前に送付しておいたり、画面上で資料を共有したりします。その資料を使って議題を説明することも多いです。
- 18:Let’s look at the first item on the agenda. First, I would like to talk about why our sales are not growing as we expected.
アジェンダの最初の項目を見て下さい。はじめに売上が予定ほど伸びていない理由について、話をしたいと思います。
オンライン会議で、プレゼンをする場面があるかもしれません。プレゼンで使用する英語に関しては、ここで解説すると長くなるので、以下の記事にまとめています。
会議で本題に入るときに関するその他のフレーズ
- 19:First, let’s talk about…
それではまず話すことですが、 - 20:There are three items on the agenda. First…
アジェンダには3つの項目があります。まず1つ目ですが - 21:As you see on the agenda, we are going to talk about…
アジェンダにありますように、~について話をしたいと思います。
質問や確認をするときの英語フレーズ
オンライン会議を進めていると、分からないことや質問が出てくることもあります。また英語が聞き取れなくて、もう一度言ってほしいという、英語でのオンライン会議ならではの出来事も起こり得ます。質問するときや聞き返すときに使われる英語フレーズについてまとめました。
聞き返す
- 22:Sorry I didn’t quite hear that. Could you please say it again?
申し訳ありません。聞き取れませんでした。もう一度、おっしゃっていただけますか? - 23:I couldn’t understand what you meant. Could you explain a little bit more about that?
よくわかりませんでした。もう少し説明していただけますか?
確認する
単純に聞き返すのではなく、自分が理解しているかどうかを確認したいときもあると思います。その際は、自分が分かっていることを示しながら質問をするよりスムーズです。
- 24:Sorry, but just to clarify, do you mean the sales grew because they changed their business hours?
確認なのですが、売上が伸びたのは、営業時間を変更したからということですか?
質問や確認をするときに関するその他のフレーズ
- 25:Sorry, but would you mind repeating for me.
申し訳ありません。もう一度、おっしゃっていただけませんか? - 26:Excuse me, but I have a question.
失礼ですが、ご質問がございます。 - 27:Just to make sure we are on the same page…
考えが同じなのかを確認をしたいのですが、
次のトピックに進むときの英語フレーズ
会議では、複数のトピックについて話し合うこともあります。次のトピックに移るときは、他に何もないかを確認して「次の話に移りましょう」と声をかけます。
- 28:If nobody has anything else to add, let’s move on to the next topic.
他に追加することがなければ、次のトピックに進みましょう。 - 29:Alright, moving on. Let’s take a look at next agenda.
それでは進みましょう。次のアジェンダをみて下さい。
次のトピックに進むときに関するその他のフレーズ
- 30:Let‘s proceed to the next agenda.
次のアジェンダに進みましょう。 - 31:Why don’t we go ahead and talk about next topic?
次のトピックについて話をしませんか。
資料を使うときの英語フレーズ
Web会議のメリットは、資料を共有しながら会議を進められる点です。資料を共有するときは「いまから資料を送ります、いまから共有する画像をみて下さい」と言ってあげると、確認がしやすいです。
また、資料を準備するときに「少々お待ち下さい」と言うとより丁寧です。
- 32:I am going to send you the image of our new building. Just give me a second.
新しい建物のイメージを送ります。少々お待ちください。
また、皆がしっかり資料を共有できているかの確認も大切です。
- 33:Let me share with you the slides. Here we go. Can you all see the slides?
スライドを共有しますね。どうでしょうか。スライドが見えますか?
資料を使うときに関するその他のフレーズ
- 34:I am uploading the document. Can you all see it?
文書をアップロードしているのですが、見えますか? - 35:Let me share my screen with you. Can everyone see it?
私の画面を共有しますね。皆さま見ることができますか?
機器にトラブルが起きたときの英語フレーズ
オンライン会議では、機器やネット環境のトラブルで通信がとぎれ、音が聞こえないなどの問題が出てくることがあります。オンライン会議中にトラブルが起きたときに使える英語を紹介します。
- 36:I am sorry, I can see you speaking but hear you. Maybe your microphone is turned off.
すみません音声が出ていません。そちらのマイクがオフになっているかもしれません。 - 37:I cannot see the picture that you just shared with us. Would you adjust the screen setting?
いま共有をしていただいた画像が見れません。スクリーンを調整していただきますか? - 38:Excuse me, I have a bad connection and missed what you just said.
申し訳ありません。回線が悪いようで、いまおっしゃられたことを聞き逃してしまいました。
危機にトラブルが起きたときのその他のフレーズ
- 39:If you are not speaking, please put yourself on mute.
発言をしないときは、ミュートにして下さい。 - 40:I am sorry, your screen has just frozen.
すみません、画面がフリーズしてしまいました。
会議を終えるときの英語フレーズ
最後は、話し合った内容を簡単にまとめて、会議を締めくくります。参加者に感謝を述べてスマートに会議を終えましょう。またこのとき次回の会議をとり決めることも多いです。
- 41:Before we close, let me summarize what we talked about today.
会議を終えるまえに、本日話したことのまとめをさせていただきます。 - 42:It looks like we’ve covered all the items on the agenda. Then, I guess that is all for today.
アジェンダにあるすべての項目について話すことができました。ということで今日はこれで終了となります。 - 43:Our next meeting will be three weeks from today. Thank you all for attending.
次回の会議は、本日より3週間後になります。本日は出席いただきありがとうございます。
会議を終えるときに関するその他のフレーズ
- 44:In conclusion, we have decided to…
結論として、このような結果となりました。 - 45:Thank you all for attending. This meeting is adjourned.
皆さまご出席いただきありがとうございます。これにて会議を終わります。
オンライン会議に関するその他の表現
オンライン会議で使えるフレーズではなく、オンライン会議に関する英語表現についてもまとめました。
- オンラインミーティングをする
Have an online meeting - オンライン会議に参加する
Join a meeting online - オンライン会議中
In a online meeting
以下の動画では、英語でのオンライン会議で役立つフレーズを紹介しています。ぜひご覧ください。
オンライン会議で使う英語はピンポイントではなく体系的に学ぶべき!
実は、オンライン会議で使えるフレーズを覚えたとしても、それをそのまま使える機会はほとんどありません。実際にオンライン会議で英語を話す際には、覚えたフレーズを少しアレンジしなければならなかったりします。
文法事項などを理解した上でフレーズを暗記しているのであれば問題ありません。しかしただ丸暗記しているだけの場合は、覚えたフレーズをアレンジすることはできません。
つまりオンライン会議で使う英語は、その場しのぎでピンポイントで覚えるのではなく、体系的に学ぶべきなのです。さらに言えば、結局のところはビジネス英語力自体を底上げしなければ、一切英語に困らずにオンライン会議をすることは不可能です。
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英語コーチングスクールについては、以下の記事でも詳しく解説しています。
まとめ
オンライン会議で使えるフレーズについて解説しました。「どんなフレーズだったかな?」と疑問に思うたびに、このサイトを訪れてフレーズを確認してみてください。
またオンライン会議で英語を話すのであれば、前述の通り体系的に英語を学ぶ必要があります。
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こちらではオンライン会議で使われる英語とフレーズについてご紹介しました。近年はリモートが進み、コロナの影響もあってWeb会議やテレビ会議をする機会が増えています。英語で会議をする機会があるという方は、ぜひこちらで紹介したフレーズを使ってみてはいかがでしょうか?
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トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。