社会人の英語学習は「隙間時間」がカギ!隙間時間を有効的に使った勉強方法とは?
英語力の向上には、日々の学習の積み重ねが欠かせませんが、社会人になると簡単には学習時間を確保できません。
ですから、「どうすれば勉強時間を確保できるのか」「無理なく勉強を続けていけるのか」といったことに悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
忙しい社会人が英語を身に付けるには、しっかり環境を整えて効率的に学ぶことが大切です。ここでは、できる限り短時間で最大限の効果を上げるための勉強方法を紹介していきます。
目次
社会人は必ず英語の目標を設定する
社会人が英語をマスターしようとする場合、まず重要になるのは適切な目標を設定することです。
「英語がペラペラになる」は理想ですが、現実は、同時通訳として活躍しているような人でさえ「ネイティブには遠く及ばない」と思っている人のほうが多いものです。
本気で「英語がペラペラ」を目指すなら、10年単位で相当の努力を積まなくてはいけません。また、目指すものが「英語がペラペラ」では目標が大きすぎて、目標達成に必要なステップも見えづらくなってしまいます。それではモチベーションが保てず、勉強自体が長続きしません。
同じ「英語ができるようになりたい」でも、海外赴任先でのビジネスに困らないレベルを目指すのと、海外旅行で困らないレベルを目指すのでは、身に付けるべき内容も変わってきます。
そこで、まずは「1年後には英語でプレゼンができるようになる」など、自分は英語で何がしたいのかを考えて、具体的なゴールを設定しましょう。ゴールが決まれば、「プレゼンに関するフレーズを覚える」「英語の音の変化に慣れることで、リスニング力を強化する」など、より小さな目標も出てきますし、それらをクリアしていくことがモチベーションのアップにもつながります。
もし、今の自分の英語レベルがわからなければ、TOEICやVersantなどのテストを受けて、参考にするのもおすすめです。
隙間時間を使ったおすすめ英語勉強法7選
まとまった時間を確保しにくい社会人の英語学習は、5分、10分といった隙間時間をうまく使っていくのが基本です。忙しい毎日でも、例えば通勤電車の中、車の運転中、入浴時、歯を磨いているあいだなど、5~10分程度の隙間時間は意外とあるものです。
また、1時間や2時間机に向かって勉強するより、5分、10分のほうが中だるみしづらく、日に何度も行うことで記憶に残りやすく、効率的に勉強できます。例えば、5~10分の隙間時間があれば、次のようなことが可能です。
隙間時間の英語学習①:単語アプリを使って英単語を覚える
10分もあれば5~10個の英単語は覚えられます。ゲーム感覚で学べるアプリなどを使えば、より楽しく勉強できます。
隙間時間の英語学習②:ラジオの英語番組を聴く
NHKラジオ講座では5~15分のプログラムがありますし、ラジオで英語ニュースや番組を聴くこともできます。
隙間時間の英語学習③:英語の映画や動画を見る
英語の映画や動画を見るのも有効な学習手段です。映画の気に入ったシーンを見て出てくるフレーズを練習したり、セリフをシャドーイングしたりする勉強もできます。
また、英語の動画であれば、世界中の著名人による講演会を開催しているTED(Technology Entertainment Design)には、10分前後のインタビュー動画やプレゼン動画がたくさんあります。
隙間時間の英語学習④:英語のニュースを見る
Twitterでフォローした英語アカウントの発信を見る、BBC(英国放送協会)やVOA(ボイス・オブ・アメリカ)などのアプリで最新のニュースをチェックする、お気に入り登録した英語ニュースサイトを見るといったことは、5~10分でも簡単にできます。
隙間時間の英語学習⑤:リスニングやシャドーイングをする
勉強したい英語音声や動画をスマートフォンに入れておけば、電車に乗っているとき、歩いているときなどの空き時間に、リスニングやシャドーイングの勉強ができます。「電車に乗ったらイヤホンをつける」などのルールを決めておくと、習慣化しやすくなります。
隙間時間の英語学習⑥:洋楽を聞く
洋楽は、英語の音の変化のパターンやリズムを学ぶのに向いています。
隙間時間を使った英語学習スケジュール
無理なく勉強を続けていくには、一日のスケジュールを考えて負担の大きすぎない予定を組むことがポイントです。
ここでは、隙間時間を使った学習スケジュール例を紹介しましょう。
例えば下記のような具合に、習慣化することを目指します。
<隙間時間を使った学習スケジュール例>
・朝の身支度中にテレビを英語音声にして見る(10分)
・洗面所の鏡横に単語メモを貼っておき、歯磨き中に見る(5分)
・通勤電車(行き帰り)の中でシャドーイングを行う(40分×2)
・駅から会社まで(行き帰り)は歩きながら洋楽を聴く(5分×2)
・覚えたい単語を書いた紙を密閉できるビニール袋に入れて風呂に持ち込む(15分)
ただし、社会人の場合、出張や繁忙期などで、予定どおりに勉強が進まないこともあるでしょう。そのような場合でも、完璧を目指しすぎないことが大切です。「今日はできなかったからダメだ」と考えるのではなく、5分だけでも英語ニュースを見る、教材として使っている本を開くなどを続けることが大切です。
一度、完全に止まってしまうと、再開するには大きなエネルギーが必要ですが、少しずつでも続けていれば、元のペースを取り戻しやすくなるからです。
英語をアウトプットできる環境を整える
実践的な英語力をつけるには、環境を整えることも大切です。特に、日々のインプットだけでなくアウトプットの練習も欠かせません。
完璧に身に付けたと思っていた単語や文法でも、実際に使おうとするとうまく言葉にならなかったり、聞き取れなかったりすることは珍しくないものです。「何ができて、何ができないのか」を正しく知るためにも、日常の中に英語を話す機会を組み込むことはおすすめです。英語を使う場を作るには、例えば次のような方法があります。
英会話スクールに通う
英会話スクールには、個人レッスン、グループレッスンなど、さまざまなタイプがあります。お金も時間もかかるものなので、計画的に利用することが大切です。
コーチング式英会話スクールに通う
コーチング式英会話スクールとは、専門のコンサルタントがつき、一人ひとりに合わせてカリキュラムを組んでくれる英会話スクールのことです。その分、お金はかかりますが、最短距離で目標を目指す効率的な勉強ができます。特にコーチング英会話トライズでは、目的に合わせたインプットとネイティブレッスンでのアウトプットの両方を備えているためおすすめです。
オンライン英会話を利用する
自宅で受講できるのが、オンライン英会話です。手間がかからず、価格も一般的な英会話スクールより割安です。「価格は安めに抑えて、どんどんアウトプットの練習をしたい」という人に向いています。
英会話カフェを利用する
英会話カフェは、お茶を飲みながら英会話を楽しめるお店のことで、スタッフの顔ぶれや、マンツーマンかグループトークか、予約が必要か不要かといったことは、店舗ごとに違います。
料金は、1時間1,000円前後のところが多いです。カフェメニューの充実度、初心者用のテーブルの有無なども店舗によって違うので、自分に合ったお店を選ぶことが大切です。
イベントに参加する
英会話カフェやサークルが開催する、英語交流イベントに参加する方法もあります。情報を探すには、地域のイベントを検索できる「Meetup」などのサイトが役立ちます。同じ趣味の人同士が集まるサークルを探して参加すれば、話も盛り上がりやすいのでおすすめです。
社会人の英語学習は、隙間時間の活用の習慣化がおすすめ
社会人の一日は忙しいですが、よくよく見れば隙間時間は意外にあるものです。「通勤中は英語のシャドーイングを行う」など、隙間時間に英語の勉強をする習慣がつけば、勉強時間は確保できますし、なにより勉強を続けやすくなります。
ぜひ、ご自身のスケジュールに合った隙間時間の活用法を探してみてください。
忙しい社会人の方の英語学習サポートは、1年で英語を話せるようになるコーチング英会話トライズがおすすめ!ぜひその効果と勉強法を無料カウンセリングで聞いてみてください。
短期で英語を話せるようになりたい方に
おすすめのスクールは「トライズ」
トライズは、日本人コンサルタントとネイティブコーチが専属でサポートしてくれる、英語コーチングスクール。レッスンは週3回確保される上に受け放題。マンツーマンの面談やメールで日々サポートも受けられて、他のスクールとは一線を画す本格的なプログラムになっています。
「短期間でどうしても英語が話せるようになりたい」という方には、おすすめのスクールです。
受講生のインタビューもご紹介します。
トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。