普段から使っているかも?ネイティブに誤解されるNG英語表現まとめ
普段何気なく使っている英語のフレーズや今まで学校で習ってきた表現…もしかしたらネイティブの相手には誤解されている可能性があります。日本語に不適切な表現があるように、英語にも失礼にあたるワードやフレーズがあるんですね。
友人との会話なら、まだ注意してもらったりなどの対応が可能です。しかし、このような言葉はビジネスシーンにおけるスモールトークなどでも使用することがあるため、正しい自然な表現を学んでおく必要があります。
そこで今回は、ネイティブに誤解されるNG英語表現をまとめていきます。ぜひ本記事で正しい表現を身に付け、英語に自信をつけてくださいね。
目次
誤解されやすい英語表現
1.What’s your hobby?
趣味などを聞くときに便利なこのフレーズ….ビジネスシーンでのスモールトークなどはもちろん、日常英会話でも頻繁に使用しそうですよね。しかし実は、ネイティブではあまり使用しない表現なんです。
というのも、『hobby』というワードは『趣味というよりより専門的なこと』を意味する単語。ここでいう専門的とは、以下のような意味合いを含んでいます。
- 仕事以外の時間を全て費やす
- 『娯楽』という感覚ではない
- ライフワークのような感じ
その代わりに使える表現としては、「What do you do in your free time?」が最も自然です。「休みの日や空いている時間は何してるの?」=「趣味はなに?」という意味ですね。答え方は、「I like to~(~するのが好きだよ)」というのがベストです。
2.How old are you?
日本語で年齢を聞く時も少し気を遣うものですが、これに関してはとっても失礼な聞き方なんです!「そうやって習ってきたのに!」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、あまり好まれる表現ではありません。
また、海外では日本よりも年齢を気にする文化があまりありません。「何歳でも友達になれるし、仕事も一緒にできる」という考えなんですね。
ただ、どうしても年齢を聞きたい場合は、「Can I ask your age?」(年齢を伺ってもいいですか?)と言ってみましょう。
3.We need to talk.
一見、「ちょっと話したいんだけど…」と直訳できそうなこちらの文。しかし直訳してみると、「君に話さなければいけないことがある」のように、かなり重い雰囲気を含んでいるんです。もし上司にこのように伝えられた時は、強く怒られるか何かしらの重要な話があるのでしょう…
普段使うのであれば「I want to talk to you.」や「Can we talk?」でOK。「ちょっと話せる?」など、緊張が和らいだ表現になりますね。
4.Do you understand?
英語力に不安があるときは、「今の言い方、伝わってたかな?」と不安になるもの。そのような相手に内容を確かめたい場面で「Do you understand?」を使ってはないですか?
「わかりましたか?」と直訳できるこのフレーズも、実はとっても失礼な表現なんです。「私の説明についてこれた?」のような上から目線のニュアンスが含まれています。
その代わりに、「make sense」を使ってみましょう。「Does it make sense?」と聞いてみると、「ちゃんと伝わっていますか?」と謙った言い方になりますよ。
5. played with my friends.
「友達と遊びました」と言いたいとき、このようなフレーズを定番のように使っていませんか?実は「play」というワードは、子どもが遊ぶときに使うもので、基本的に大人は使わない単語なんです。
代わりに「play」を使わずに伝える方法をチョイスしたり、「hang out with ~」を使ってみても良いでしょう。ぜひ以下の例文を参考にしてみてください。
- I watched a movie with my friend last sunday.
- I hung out with my friend last week.
6.I went to the hospital.
海外では、「hospital」と聞くと「大きな病院」を連想させてしまいます。つまりこのように伝えられると、「何か大きな病気をしたのか?」「手術でも受けたのか?」など、多大な心配をかけてしまうかもしれないのです。
「ちょっとした風邪で医者に行ってきた」と言うときは「I went to see a doctor.」と言うのがベター。「病院にいきたいのですが…」と言う時も「I want to go see a doctor.」と伝えると、大ごとにならず良いでしょう。
ちなみに「clinic」と「hospital」の違いは、大きさや規模によるものです。「hospital」は先ほど言ったように大きな病院、「clinic」は入院施設などがない個人病院などを想像してもらうとわかりやすいかと思います。
7.What?
何か聞き返したいときに「What?」と聞いてしまうのは少しカジュアル過ぎてしまいます。「えっ何?」と、聞かれたら印象を悪く思うのと同じことです。
聞き返したいフレーズがあった時は、丁寧に「Could you say that again?」と聞いてみましょう。「もう一回言ってもらっていいですか?」と、とても丁寧な表現になります。英語を学習中の期間は特に使用することも多いかと思います。ぜひこの機会に覚えておきましょう。
8.I don’t know.
「わからない」と突き放してしまう印象をあたえるこのフレーズ…かなり多用している人も多いのではないでしょうか?特にビジネスシーンではあまり好まれる表現ではありません。
正しい言い方は「I’m not sure.」または「I have no idea.」です。こちらは必ず覚えておきましょう!
文化の違いで適切な単語が変わることも
当たり前ですが、日本と海外の文化が異なれば働き方や生活に対する価値観も大きく違います。例えば日本では、「仕事を頑張る」という考え方は比較的一般的ですよね。しかし海外ではそんなこともないのです。というのも、『グローバルな社会は実力社会』です。そのため、頑張るという感覚にフォーカスするよりは、成果を出すという結果重視の考え方がベースなんです。
(*ちなみにこの場合は、「do the best」ではなく「commit」が◎)
ただ、このような文化の違いや考え方の違いは民族によって大きく異なるので、そこまで気にしなくても良いでしょう。楽しむという意味ではどちらに合わせる必要もなく、普段の自分らしい話し方をそのまま英語で再現できるのがベストですね。
しかし、気をつけたいのはその伝え方。大切なビジネスシーンにおいては、今回学んだように失礼な表現は避けましょう。
正しい表現で英会話に自信をつけよう
今回は、誤解を招きやすい英語のNG表現をご紹介しました。「普段使ってた」「これが間違っていたなんてびっくり…」という表現もいくつかあったのではないでしょうか?
言葉のやりとりは、相手とのコミュニケーションを図る最も大切な要素。失礼のない英語表現を学び、さまざまなシーンで役立ててくださいね。
自分の英語に不安のある方は、しっかり学習の中でアウトプットの機会を設けましょう。ネイティブの先生が居るスクールは、確実に実用的な英語が学べるのでおすすめです。
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受講生のインタビューもご紹介します。
トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。