英語会議のファシリテーターを任されるのはメリットしかない?理由と使える表現をご紹介!
「仕事で自分の英語力を活躍させたいけど、イマイチ英語力がアピールポイントになっていないように思う……」
そんな風に思うことはないでしょうか?
確かに、英語力は持っているだけではお仕事で活躍させて自分の市場価値を高めるアピールポイントにはなりません。
英語力は、仕事でその力を発揮させてこそ社会に対しての求められる価値になります。
そして、英語力を発揮させる効果的な手段として「ファシリテーターを務める」という方法があります。
今回はその「ファシリテーター」についてお伝えしていきます。
目次
ファシリテーターとは
特にビジネスシーンにおいてファシリテーターと言うと、会議の司会・進行役を指します。
具体的には、会議のゴールや決定すべき結論を明確にしたり、会議の参加者に意見を求めて発言を促したり、話題が横道に逸れた時に軌道修正をしたり、会議の結果出た結論や重要なポイントについてまとめたりする役です。
元の英語である「Facilitate」という英単語の意味においては「~を促す、簡単にする(他動詞)」を指しますが、名詞系「Facilitation」においてはビジネス英語に焦点が当たったTOEICの試験においてももっぱら「会議での進行役」という使われ方をします。
元の英単語を併せて覚えておけば、一石二鳥ですね。
ファシリテーションの役割については以下の記事で詳しくまとめております。
英語会議でファシリテーターを務めるメリット
英語のミーティングでファシリテーターを務めることには以下のようなメリットがあります。
- 情報処理能力の訓練・アピールになる
- コミュニケーション能力の訓練・発揮の場になる
- 優れた人脈を作るのに役立つ
- ビジネス英語の訓練・アピールに繋がる
情報処理能力の訓練・アピールになる
ミーティングでファシリテーターを務めると、情報処理能力の訓練・アピールが出来ると言えます。
ファシリテーターはミーティングを進行しながら、同時に複数の事を考える必要があります。
参加者として意見を伝える側とは違った視点でミーティングに参加していると言えますね。
具体的には、意見を求めながら、ミーティングの目的、これまでの発言や現在話されている事、そしてこれからどの話題をどの人に振るか……などについて考えをめぐらせています。
つまり、最終的なゴールを見据えながら、ミーティングの全体像を見据えて進行をしているということです。
そして、たくさんの事を頭に入れながら全体を見通した進行をすることで、高い情報処理能力が求められ、訓練されます。
そして、その経験は、社内だけでなく社外に対しても「高い情報処理能力でミーティングを進行し、最良の決定を導いてきた」と高く評価される事に繋がります。
以上のことから、ミーティングでファシリテーターを務めると、情報処理能力の訓練・アピールが出来ると言えますね。
コミュニケーション力の訓練・発揮の場になる
ファシリテーターを務めることで、コミュニケーション能力を向上させ、発揮させるとても良い機会に恵まれると言うことが出来ます。
ファシリテーターを務めると、ミーティングの議題に応じて、さまざまな部署の担当者に話を振る必要があります。
適切な話題の時に、適切なタイミングで、さまざまな人に発言を求めることで、適切なコミュニケーションをするスキルを養うことが出来るというわけですね。
人脈を作るのに役立つ
特に英語でのミーティングでファシリテーターを務めると、優れた人脈を作るのに役立つと言えます。
現在の日本企業において、英語の使用を求められる人材は、優秀な人材として期待されている、もしくは昇任においてTOEICのスコアなどを求められた役職持ちの人材であることが考えられます。
そんな人材が集まるミーティングにおいて、高い情報処理能力やコミュニケーション能力をアピール出来れば、優秀な人材があなたの能力を高く評価するチャンスになります。
さらに、その優秀な人材とミーティングを通して会話する機会を得ることで、広くあなたをアピールすることが出来るというわけですね。
以上のことから、特に英語でのミーティングでファシリテーターを務めると、優れた人脈を作るのに役立つと言えます。
ビジネス英語の訓練・アピールに繋がる
英語でのミーティングはもちろんビジネス英語で行われます。
つまり、ここでファシリテーターを務めることは、ビジネス英語を用いて発言を促したり、議題を移したり、ミーティング全体をコントロールすることを意味します。
設定した目標に向かってビジネス英語を用いて議論をコントロールするわけですから、当然ビジネス英語を用いる非常に効果の高い訓練になりますし、またそのスキルをアピールする大きなチャンスになるわけです。
会議でファシリテーターを務める時に使える英語表現
ビジネス英語を用いてミーティングをコントロールするするわけですから、「自分に出来るか不安…」と心配される方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、ご安心ください。
しかるべき準備さえすれば、しっかりとファシリテーターの役割を果たすのは難しくありません。
そこで、ファシリテーターを務める上で、今すぐにでも使える英語表現をまとめてみました。
会議前に使える英語表現
ミーティング前に参加者とスモールトークをしておくことで、かなりスムーズにミーティングを進めることが出来るようになります。
また、このスモールトークで参加者にあなたを印象付けることで、人脈の開拓も狙えます。
- I’ve heard a lot about you.
あなたのご活躍は存じております。
- Are you working at…?
(場所、部門など)で働いているのですか?
会議の始めに使える英語表現
- Does everyone have a copy of the agenda?
皆さま、今日のアジェンダはお持ちでしょうか?
- The purpose of this meeting is to talk about ~
このミーティングの目的は~について話し合うことです。
※The main objective of this meeting is to~
という言い方でも、同じ意味になり、ミーティングのゴールを明確にする時に使える表現なので併せて覚えておきたいですね。
※ObjectiveはPurposeと同じく「目的」を指す英単語。
会議中に使える英語表現
- May I ask your opinion?
あなたの意見はいかがですか?
- May I interrupt?
(話に割って入る形で)ちょっとよろしいですか?
- Do you have any thoughts regarding~?
~についてどう思われますか?
- I don’t fully understand what you mean. Could you say it again in simplified way?
仰る意図を完全には汲み取れなかったのですが、もう少し簡潔に仰っていただけますか?
会議の締めに使える英語表現
- Could you ~~ before the next meeting?
次回の会議までに~~をお願いできますか?
- May I ask for two or three comments before we close?
会議を終える前に、2~3、ご意見を頂戴したいのですが…?
- This concludes our meeting.
では、会議を終わります。
- Thank you for your participation today.
みなさんのご参加、ありがとうございました。
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トライズでの1年は、
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プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。