英語の会議で「聞き取れない」原因は?聞き取れるようになるための3つの方法
海外とのやり取りがある企業や外資系企業で働いている方は、英語で会議をすることがあると思います。ただこの会議で、英語がうまく聞き取れず、辛い思いをしたことがありませんか。
英語が聞き取れないために、発言できずに会議が終わる、悔しい思いをしたことがある、そのような経験がある方もいらっしゃると思います。もしくは現にいま、会議に出るのが辛いと感じる方もいるのではないでしょうか。
こちらでは、そんな会議の英語が聞き取れずに悩んでいるという方に、ぜひ見ていただきたい内容をまとめています。なぜ会議の英語が聞き取れないのか、聞き取れるようになるにはどうすればいいかを一緒に考えていきましょう。
本記事では以下のことを紹介しています
- 会議で英語が聞き取れないさまざまな理由
- 英語が聞き取れないをなくす方法
目次
会議で英語が聞き取れない理由
皆さんは会議で英語が聞き取れないとき、「自分の英語力が足りないからだ」と自分を責めてしまっていませんか。しかし、会議で英語が聞き取れないのは、一概に英語力が足りないからと決めることはできません。なぜならその他さまざまな要因があるからです。その中でも以下2つの要因についてご紹介します。
会議が苦手
まず、そもそも会議というシチュエーションにも要因があると考えることもできます。英語にかぎらず、日本語でも会議が苦手という方は多いのではないでしょうか。
社内ならまだしも、他社と何かを話し合うとなればそれなりの神経を使いますし、それが母国語ではない英語なら余計にそうです。緊張や不安というのは会議にはつきものですし、それが原因で、いつもより英語が聞き取れないということも考えられます。
話す方に理由
ほかにも、英語が聞き取れないときは自分だけでなく、話し手のほうに問題がある場合もあります。日本語でもときどき「何を話しているかわからない」というときがありますよね。聞き取れないということもありますし、話の内容が理解できないこともあります。
これには、話し手の滑舌やスピード、音量などがかかわっており、ほかにも論点がずれている、知らない言葉が使われている、といったさまざまな要因が考えられます。
また反対に、自分の考えをまとめられず、相手にうまく伝えられないということもありますよね。もし相手がそのような状態であれば、こちらが理解できないのは当然のことです。
つまりここで何が言いたいのかというと、コミュニケーションはその場の環境や相互の努力によって成立するもので、わからないときは自分だけが悪いというわけではないということです。
- 会議という状況にも要因がある
- 聞き取れないのは、話す方に理由があるときがある
会議で「英語が聞き取れない」をなくす3つの方法
それでは、ここからは「会議で英語が聞き取れない」をなくす方法を考えていきたいと思います。英語が聞き取れないという状況をなくすには、大きくわけて以下の3つの方法が考えられます。
- 英語が聞き取れないに目を向けない
- 聞き取れる英語を話してもらう
- 英語が聞き取れるトレーニングをする
英語が聞き取れないに目を向けない
1つ目の方法は、「聞き取れない」ということに目を向けないというもの。会議で英語が聞き取れないと、自信をなくしてしまいますし、苦手意識が出てきます。それが続くと、どんどん会議が辛くなっていくと思います。
そこで大切なのが、聞き取れなかったことに目を向けないことです。これは目を背けるということではなく、考え方を変えて苦手意識をなくそうという方法です。
たとえば、聞き取れなかったことよりも、聞き取れたこと、わかったことに目を向けると、それがすこしずつ自信に繋がります。ときには、もしかすると相手の話し方や説明に問題があったのではないかと考えたりすることも、苦手意識をなくすためには必要です。
ほかにも「日本語でも誤解が生じることがあるから英語だとなおさらだ」というような、開き直りの態度を持ってすると、リラックスして会議に臨めるかもしれません。
これらは、聞き取れなかったという事実をなくすわけではありませんが、これから英語を聞き取れるようになるために必要な態度といえます。簡単なことではありませんが、前向きな姿勢を持って、できなかったことよりできたことに目を向けていきましょう。
- 考え方を変えて、苦手意識をなくす
- 自分を責めずにできたことに目を向ける
関連記事:英語で会議をする時に必要な心構え【フレーズは二の次】
聞き取れる英語を話してもらう
2つ目は、聞き取れる英語を話してもらうというもの。会議でわからないことがあれば質問をする、わかるように話してもらうなどして、聞き取れない状況をなくそうという考え方です。
日本人は、全体の流れを妨げたくないと考える傾向にあり、そのため会議でわからないことがあっても、そのまま流してしまうことは珍しくありません。しかし外国の方は、これを理解していると捉えます。というのも外国の方は、自分の意見やわからないことがあれば、発言したり質問したりするのが当たり前だからです。
そのため、わからないことがあれば、悪いと思ったり恥ずかしいと思ったりせず、むしろ当たり前のこととして、どんどん質問をしていきましょう。
また「もう少しゆっくり話して下さい」と伝えるのも、聞き取れないときに有効です。たとえば、外国の方に日本語で「ゆっくり話して」と言われると、ゆっくり話そうと思いますよね。英語の場合でも同じことが言えると思います。
そのほか、わかっていないということを表現するのもひとつの方法です。首をかしげてみたり、眉を動かしてみたりするのも、こちらに通じていないと伝えるひとつの方法になります。「いま言われたことは~ですか」というように、理解したことを確認として聞き返してもいいかもしれません。もし違っていたらもう一度、説明をしてくれると思います。
ただ、これまで挙げたような、わからないと伝えたり、ゆっくり話してとたずねたりすることを恥ずかしいと感じる方は少なくないと思います。とくに、他の参加者はわかっているのに自分だけがわかっていないときなど、恥ずかしさを通り越して悲しくなってきますよね。
しかし会議というビジネスの場において、お互い把握しているということはむしろ当たり前のことでもあります。相手のためにも、そして何より自分のためにも、理解しているという状況をつくることは大切です。
- ゆっくり話してもらう、もう一度言ってもらう
- わからないということを積極的に伝える、表現する
会議で頻繁に使う覚えておきたい英語フレーズについては、以下の記事で必ず確認しておきましょう!
関連記事:【絶対に覚えたい】ビジネス英語の定番フレーズ・例文集!今すぐ使える「シーン別」厳選24選
関連記事:【知らないと恥をかく】会議で役立つビジネス英語9選【場面別】
英語が聞き取れるトレーニングをする
最後の方法は、トレーニングをして聞き取れるようにするというもの。やはり会議で英語が聞き取れるようになるには、英語力を上げることが一番の近道といえます。
リスニング力を上げるには、テレビやラジオ、ネットなどを通じて英語を聴きこむ、単語を勉強して語彙力、表現力を上げる、ビジネスで使われるフレーズなどを勉強するなど、その方法はたくさんあります。
また、音声を聴きながら自分も発音するシャドーイングや、聴いた音声を書き出すというディクテーションもリスニングの向上に効果的です。
実践的というなら、会議の音源を録音することができれば、その音源を使って勉強するのが最も効果的な勉強方法ともいえます。とくに、自分が携わる業界で使われる英語を学べるという点は、かなりのメリットといえるのではないでしょうか。
そのほか、業界に関する知識や専門用語を勉強するというのも大切です。たとえ発音を聞き取ることができても、その言葉が何を意味するのかを知っていなければ、それは聞き取れていないことと同じですよね。
このように、会議で英語を聞き取れるようになるには、専門的な勉強とトレーニングが必要になってきます。
- リスニングをはじめ、語彙力なども伸ばす
- シャドーイングやディクテーションも活用する
- 業界で使われる英語や専門用語を学ぶ
英語学習をしているが、会議で英語が聞き取れないという方は以下の記事を読まれることをおすすめします。
おすすめ記事:聞いた英語をまねるシャドーイング、続けているが会議では聞き取れない|日経ビジネス
英語スクールを利用する
これまで、英語の会議で聞き取れないことをなくす方法を考えてきました。しかしこれらを自分で実践しようとすると、とくにトレーニングに関しては何からすればいいのかわからないという方もいるのではないでしょうか。
また、社会人はとにかく忙しく、その環境で学習を進めていかないといけないので、できれば効率のよい方法で学習したいと考えるところですよね。
そこでおすすめしたいのは、英語スクールを利用するというもの。トライズでは、コーチングという学習法を採用しており、専任のコンサルタントとネイティブの専任コーチが、その人に最適の学習スタイルで、確実な英語力を身につける手助けをしています。
英語の会議に出るのが辛い、英語が聞き取れずに悔しい思いをしたことがあるという方にとっては、大きなサポートになるのは間違いありません。一度、プロのコンサルタントに相談してみることも検討されてみてはいかがでしょうか。
なぜ6,000名以上のビジネスパーソンに支持される英語コーチングのトライズについては以下の記事をご覧ください。
関連記事:英語コーチング「TORAIZ(トライズ)」がビジネスパーソンに支持される3つの理由
まとめ:会議の英語をマスターするなら英語コーチング「トライズ」
こちらでは、会議で英語の聞き取れないという問題に、どう向き合い、どう対応すればいいかを紹介してきました。大切なのは、聞き取れなかったことに落胆せず、前向きな姿勢を持って勉強に続けるということ。そうすれば、いつかきっと「あのときはあんなに聞けなかったのに」と振り返るときが来るはずです。
ビジネス英語が必要という方は、一度TORAIZ公式サイトをご覧になって無料カウンセリングでご相談されてはいかがでしょうか?
短期で英語を話せるようになりたい方に
おすすめのスクールは「トライズ」
トライズは、日本人コンサルタントとネイティブコーチが専属でサポートしてくれる、英語コーチングスクール。レッスンは週3回確保される上に受け放題。マンツーマンの面談やメールで日々サポートも受けられて、他のスクールとは一線を画す本格的なプログラムになっています。
「短期間でどうしても英語が話せるようになりたい」という方には、おすすめのスクールです。
受講生のインタビューもご紹介します。
トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。