ビジネスで必須スキル!英語のライティングを学ぶメリットと上達のための3ステップ
英語のライティングは、英会話のコミュニケーションに必要なスピーキングやリスニングに比べると重要ではないと思われがちです。しかし、ビジネス英語という観点からいえば、メールを書くためにはある程度のライティングスキルは必須です。また、ライティングを学ぶことで、ほかの技能も向上します。
ここでは、英語のライティングを学ぶメリットと、その上達方法をご紹介しましょう。
目次
英語のライティングを学ぶメリットとは?
英語のライティングを勉強することで、ほかの英語技術が向上するというメリットがあります。具体的に、どのような英語技術が向上するのでしょうか。
アウトプットの練習ができる
日本人の英語学習はインプットに偏りがちで、アウトプットの量が足りていないことがほとんどです。スピーキングでのアウトプットは相手が必要ですが、ライティングなら手軽に好きなだけアウトプットができます。
スピーキング力の向上につながる
自分の言いたいことを文字としてアウトプットすることで、話すときにも使える語彙力が身に付きます。また、文法的に正しい文章を作る練習にもなるので、スピーキング力の向上につながります。
リーディング速度が上がる
英語を書くために文法や語彙、さまざまな表現を勉強することで、総合的な英語力が高まります。その結果、リーディング速度の向上も期待できます。
実務に役立つ
ビジネスでは、メールやチャットなど英語の文章を発信する機会が多くあります。定番表現を学び、使えるようにしておけば、実務で役立つシーンが出てくるでしょう。また、ビジネスメールは丁寧な言葉を覚えるチャンスもあります。
自分の英語の間違いを見つけることができる
話した英語は見直しができませんが、ライティングでは書いた文章を見直すことができます。文章を見直すことで、文法や文の構造、単語などのミスを確認できるので、自分が間違いやすいポイントを知ることができます。
英語ライティングを上達させるのに必要な3ステップ
ライティングをする際は、英語のルールに則って文章を作っていく必要があります。そのため、文法や単語など、基本的な英語の知識がなくては、しっかりとした文章を書くことはできないでしょう。
そこで、ライティング力を高めるために、次の3つのステップで学習していくことが大切です。
1. 基本的な文法を学ぶ
正しい文章を書くためには、正確な文法知識が不可欠です。文法に自信がない場合は、中学英語で習った範囲をひととおりおさらいしておきましょう。
参考書や問題集を使って復習するなら、ボリュームのある参考書は途中で挫折する可能性が高いので、薄い物がおすすめです。
2. 短い英文を書き写し、基本的な型を身に付ける
文法を理解したら、短い文章を書き写すことで、英語の基本的な型をインプットしていきます。文章の内容はどんなものでも構いませんが、ビジネスメールの文例集など、興味のある分野から選ぶのがおすすめです。
3. 毎日英文を書き、書いたものを添削してもらう
ライティング力を伸ばすには、少しずつでも毎日英語で書くことが大切です。手帳への書き込みを英語にする、毎日1行日記をつける、SNSでその日の出来事を発信するなど、どんな方法でもいいので書く習慣にしてください。
また、書いた文章は、ネイティブにチェックしてもらうのが一番です。ウェブの添削サービスを受ける、友人に頼む、SNSを利用する、添削アプリを利用する、総合学習サイトを利用するといった方法で添削を受け、間違った箇所をしっかり復習することで効率的にレベルアップできます。
英語ライティングを学ぶ際の注意点
ライティングを学ぶステップはご紹介したとおりですが、わかりやすい文章を書くために注意したいポイントもあります。これらの注意点を守って学習すれば、スムーズに進めることができるでしょう。
日本語の直訳はしない
日本語と英語では文章の構造や表現方法が違うので、日本語を直訳すると不自然な英語になってしまいます。
例えば「明日は打ち合わせだ」「雨に降られた」といった主語のない文章は、「Tomorrow is meeting」や「I was rained」ではなく、「We have a meeting tomorrow」「I got caught in the rain」が適切です。
日本語からの直訳はせず、英語での表現方法を学んでいくことが大切です。
文章構成の違いに注意
英語の文章構造は、主語の後ろにすぐ述語が来るSVO型で、命令文など一部の例外を除いて、必ず文中に主語が存在します。一方、日本語の文章構造は「~は…だ」という形を基本とするSOV型で、述語は文の最後ですし、主語が省かれても文章として成り立ちます。
この違いのために、日本人は主語の位置、動詞の位置を間違えがちなので注意してください。
接続詞を正しく使う
前後が同じ文章でも、接続詞があるのとないのとでは、受け手に与えるニュアンスが変わります。
「For」「So」「Yet」など、接続詞がうまく使いこなせると、非常にわかりやすい文章になります。
英語ライティング上達のポイントは継続すること
ライティングの上達も、スピーキングと同じようにインプットとアウトプットの繰り返しが大切です。毎日書くことで力は確実に伸びていくので、ぜひ続けてみてください。
また、学校教育と異なり、英会話という視点では、必ずしもライティングは必須ではありません。もし、目的が外国人との会話であるなら、英会話の学習に特化したプログラムがいいでしょう。英会話を効率的に学習したいという方は、トライズをご検討ください。
監修者 TORAIZ語学研究所 所長 西牧健太(にしまきけんた)
短期で英語を話せるようになりたい方に
おすすめのスクールは「トライズ」
トライズは、日本人コンサルタントとネイティブコーチが専属でサポートしてくれる、英語コーチングスクール。レッスンは週3回確保される上に受け放題。マンツーマンの面談やメールで日々サポートも受けられて、他のスクールとは一線を画す本格的なプログラムになっています。
「短期間でどうしても英語が話せるようになりたい」という方には、おすすめのスクールです。
受講生のインタビューもご紹介します。
トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。