IELTS7.0のレベルをTOEFLやTOEICと比較!勉強時間や勉強法についても紹介
海外留学や海外移住を目指す方で「IELTS7.0を取得したい」「IELTS7.0ってどのくらいのレベルなの?」と思っている方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、IELTS7.0のレベルを他の英語資格試験のスコアに換算して紹介します。またIELTS7.0を取得すればどういったことができるのかや、IELTS7.0を取得するための勉強方法についても解説しています。
記事を最後までチェックすれば、IELTS7.0が今のあなたの英語力からどのくらいの距離にあるのか、どういった勉強をすればIELTS7.0を取得できるのかが分かりますよ。
興味がある方は、ぜひ記事を最後までチェックしてみてください。
「まずはIELTSの試験概要を知りたい」という方は、以下の記事からチェックしてみてください。
関連記事:IELTSとは?概要や受験のメリット・デメリットを解説!
目次
IELTS7.0のレベルは?【TOEIC/TOEFL/英検のスコアに換算】
まずはIELTS7.0がどのくらいのレベルなのかについて知りましょう。
IELTS7.0のレベルを知り、自分の現在の英語力からの距離が分かれば、どのくらいの時間勉強すればいいのかや、IELTS7.0の取得がどのくらい難しいのかが分かります。
また現在地からの距離が離れすぎている場合は、もう少し低いスコアから目指す選択肢を選ぶこともできます。
IELTS7.0を取得すればどんなことができる?
IELTS7.0を取得すれば、海外の超一流大学の入学条件として求められる英語力の水準を突破できます。
具体的には、スタンフォード大学やオックスフォード大学、ケンブリッジ大学のような名門大学の基準もクリアできます。
また海外でビジネススクールに入る際の基準としてIELTS7.0のスコアが求められることも多いです。
IELTS7.0を取得しても、世界中全ての大学に出願できるわけではありません。特に名門の大学院に関しては、IELTS7.0以上のスコアが求められるケースも稀にあります。ただしIELTS7.0を獲得できれば、世界中の99%の大学に出願できると考えてもらって間違いありません。
関連記事:IELTSスコアは大学入試で優遇される?必要スコアや使える大学まとめ
IELTS7.0はTOEIC900点レベル
IELTS7.0をTOEICに換算すると、900点レベルです。
TOEICは990点満点の試験で、リスニング力とリーディング力を測定します。TOEIC900点は、5段階あるTOEICのコミュニケーション能力のうち、最も高い「A」に該当します。
Aレベル(860〜990点)の英語力としては、以下の通りです。
- ノンネイティブとして、十分なコミュニケーションができる
- 専門外の分野の話題も理解し、適切な表現ができる
- ネイティブには及ばないが、語彙・文法・構文を正確に把握し、使える
TOEICで900点を取得するための勉強方法などについては、以下の記事をご確認ください。
関連記事:TOEIC900点のレベル・勉強方法まとめ!就職や転職活動への影響についても解説
IELTS7.0は英検1級レベル
IELTS7.0を英検に換算すると、英検1級レベルです。
英検は、スピーキング・ライティング・リスニング・リーディングの英語4技能を測定する試験です。
英検1級は7つある英検の級の中で、最も難易度が高い級となります。英検1級のレベルは「広く社会生活で求められる英語を十分理解し、また使用することができる」とされています。
英検1級については、以下の記事でも詳しく解説しています。
関連記事:英検1級のレベルや合格点・合格率はどのくらい?4つの観点から解説
IELTS7.0はTOEFL105点レベル
IELTS7.0はTOEFLに換算すると、105点レベルです。
TOEFL105点は、IELTS7.0と同様に、取得すればほとんどの海外大学の出願条件を突破できるレベルのスコアです。
例えば日本の外務省職員の採用情報にも「TOEFL iBT 100点以上又はIELTS 7.0以上のスコアを有していることを推奨」と記載されていたりします。
関連記事:TOEFL100点のレベルは?必要勉強時間や勉強法、TOEICとの換算表まとめ
IELTS7.0は転職に役立つ?
TOEIC900点が就職・転職市場で評価されるのと同様に、IELTS7.0も就職・転職時に役立ちます。
特に外資系企業や旅行・航空等の英語を使う業種への転職時には役立ちます。
IELTSは英語4技能の能力を測定する試験です。TOEICとは異なりスピーキングやライティングの能力も評価されている点を、アピールしましょう。
IELTS7.0を取得するために必要な勉強時間
IELTS7.0を取得するためには、どのくらいの勉強時間が必要なのでしょうか?
必要な勉強時間が分かれば、必要な勉強時間を1日に確保できる勉強時間で割って、どのくらいの学習期間でIELTS7.0を達成できるのかをシミュレーションできます。
もしくは必要な勉強時間を学習日数で割れば、目標とする期間でIELTS7.0を達成するには、1日にどのくらいの時間勉強しなければならないのかをシミュレーションできます。
結論、IELTS7.0を取得するために必要な勉強時間は、あなたの現在の英語力によって異なるとしか言えません。
しかしIELTSをIELTS6.0からIELTS7.0まで、IELTS7.0からIELTS8.0まで伸ばすのにどのくらいの時間がかかるのかはある程度分かっています。そこで、IELTS7.0の取得までにかかるおおよその時間をまとめました。
- 0からIELTS7.0:およそ600時間
- 0からIELTS7.0:およそ400時間
- 0からIELTS7.0:およそ200時間
参考:Cambridge Assessment English | Guided learning hours
IELTS7.0を目指す方の大半は、これまでにIELTSを受験したことがあるのではないでしょうか。受験したことがあるのであれば、上記の一覧表から、およそどのくらいの勉強時間が必要になるのかを計算できるはずです。
IELTS7.0を取得するための勉強方法
IELTS7.0を取得するためにおすすめの勉強方法は以下の2つです。
- 英検準1級を受験
- 英語コーチングスクールを受講
それぞれ詳しく見ていきましょう。
英検準1級を受験
IELTS7.0を取得したいのであれば、英検準1級を受験すべきです。なぜなら英検準1級とIELTSには、かぶっている内容が多いからです。
IELTS7.0は英検1級レベルだと解説しました。よって英検準1級を受験するのであれば、満点レベルを目指しましょう。
「それだと英検1級の合格を目指せばいいのでは?」と思うかもしれませんが、英検1級となると出題内容がIELTSと異なってくるのでやはり英検準1級の方がおすすめです。
英検準1級のレベルや勉強方法については、以下の記事でも詳しく解説しています。
関連記事:英検準1級のレベルや合格率はどのくらい?1級や2級との違いも解説
英語コーチングスクールを受講
IELTS7.0を取得するためには、英語コーチングスクールがおすすめです。
英語コーチングスクールとは、日本人の英語コーチがあなたの学習カリキュラムを作成してくれたり、勉強方法を提案してくれたり、学習の進捗管理をしてくれたりするサービスです。
簡単な資格試験であれば独学でも何とかなりますが、IELTS7.0レベルであれば独学ではなく英語のプロと一緒に学んだ方が確実です。
英語コーチングについては、以下の記事でも詳しく解説しています。
IELTS7.0を3ヶ月で取得するための学習スケジュール
すでにIELTS6.0相当の英語力を持っている方が、3ヶ月でIELTS7.0を取得するための学習スケジュールを解説します。
なおIELTSスコアを6.0から7.0に上げるのに必要とされる200時間の勉強時間を3ヶ月で確保するには、1日平均2〜2.5時間の勉強が必要です。
1ヶ月目
もしIELTSを一度も受験したことがないのであれば、IELTSの入門書を購入し、試験について知りましょう。
おすすめは「新セルフスタディ IELTS完全攻略」です。
それと同時並行で、IELTS頻出単語の学習を始めます。おすすめの単語帳は「IELTS必須英単語4400」です。
すでにIELTS6.0相当の英語力を持っているのであれば、知っている単語も多いでしょう。しかし単語学習には時間がかかります。よって単語学習は1ヶ月から始め、3ヶ月目まで継続しましょう。
電車の中など、ちょっとしたスキマ時間で勉強をするのがおすすめです。
予定があれば、試しにIELTSを受験してみても良いでしょう。
2ヶ月目
2ヶ月目は、セクション別の対策を中心に行います。
英語コーチングスクール等に通いながらIELTS対策をしているのであれば、コーチがどのセクションをどのくらい学べば良いか、ペース配分を決めてくれるはずです。
一方で独学で対策を行う場合は、参考書を複数冊用意して、苦手なセクションから対策をするようにしましょう。IELTS対策におすすめの参考書については、以下の記事でまとめています。
関連記事:【初心者OK】IELTS対策におすすめの参考書10選【ジャンル・セクション別】
3ヶ月目
3ヶ月目は、実践形式の問題演習を中心に行います。
数問ずつ解いて答え合わせをするというよりは、一気に問題を解いて、その後数日を復習に充てるといった形です。
そうやって1つ1つ分からない箇所を無くしていきましょう。
まとめ:IELTS7.0を取得するなら英語コーチングTORAIZ
IELTS7.0のレベルやIELTS7.0を取得するための勉強方法などについて解説しました。再度本記事で解説した内容をまとめると以下のようになります。
IELTS7.0のレベル
- TOEIC900点レベル
- 英検1級レベル
- TOEFL105点レベル
IELTS7.0を取得するためにおすすめの勉強方法
- 英検準1級を受験
- 英語コーチングスクールを受講
IELTS7.0のレベルやIELTS7.0を取得するための勉強方法について分かったら後は行動を開始するだけです。早速学習計画を立てて、IELTS7.0を取得するための学習を開始しましょう。
IELTS7.0対策なら英語コーチングTORAIZのIELTS対策コース
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受講生のインタビューもご紹介します。
トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。