トライズでの1年は、一生につながる1年だったと思います。

【プロキャディ杉澤伸章さん・インタビュー】

プロキャディ 杉澤伸章さん

<プロフィール>
  • 愛知県出身
  • 愛鷹シックスハンドレッドクラブでの研修生を経て、21歳で横田真一プロの専属キャディを勤める。
  • 2002年からはプロキャディとして丸山茂樹プロと契約し渡米。全米ツアーで活躍する。
  • 2011年には宮里優作プロと契約し、2013年に同プロの初優勝を共にする。
  • 現在は、世界の大会会場から現地リポーターとして活躍中。

プロゴルファー丸山茂樹氏のプロキャディとして、全盛期のタイガー・ウッズら世界の強豪と闘いを経験、 その後、日本プロキャディの第一人者として若手プロの育成に注力されている杉澤さん。 現在は、世界各地のゴルフ大会で現地リポーターとしてもご活躍されています。

そんな多忙な杉澤さんですが、トライズで1年間英語を学習することができました。 トライズで英語学習した感想や、英語を身に付けて変わったことなどについて伺いました。

自己紹介

プロキャディー・ゴルフ解説者とは?

私は、元々プロキャディーという仕事をしていました。アメリカでは主に丸山茂樹さんのキャディー、 その後、日本に帰ってきてからは宮里優作さんなどのキャディーという仕事がメインだったのですが、 ここ最近でいうとPGAツアーというアメリカの試合の解説をすることが多いです。

なおかつ現地リポーターといって、タイガー・ウッズ選手や松山英樹選手が戦っている現場に行って、その現場の状況を伝えるという仕事が主です。

競技者・指導者に英語が必要な理由は?

例えば、ジュニアの子たちも、ジュニアを見ているコーチも、ぜひ英語は勉強したほうがいいと思います。

なぜなら彼らに与える情報量が全く変わってくるからです。タイガーやマキロイやリッキー・ファウラーなどたくさんのいい選手がいますが、 彼らがジュニア時代にどういう練習やトレーニングをしていたのか、今はインターネットの世界ですから普通に出ているわけです。

情報は、たくさんあります。ただ、それを知り得るか、知り得ないかは単純明快で、英語が分かるか分からないかだけです。 今はSNSの中に、いろいろな情報がたくさんあります。それが英語さえできれば、今のとんでもない倍数の情報が入るわけですから、それを子供たちに伝えることができる。

もちろん子供たちが自分たちで覚えればいい話ですが、1人の力よりみんなの力ですし、自分はコーチだと名乗るのであれば情報量が多いほうが絶対にいいので、 そういう意味では英語ができれば未来が広がります。

英語の学習を始めたきっかけ

実はトライズを始める前から自己流の英語学習は、結構やっていました。僕の家に行けば分かるのですが、いわゆる英語の本がめちゃくちゃあります。 試験対策用、中学英語から学ぶ本など、皆さんが買っているような本がたくさんあるのですが、中盤から後半はほとんど開いていないというぐらい、最初の頃に心が折れていました。

今度こそはと単語帳も買っていて、そういう意味で学ぼうという意識はあったのですが、なかなか続かなかったのが正直なところです。

トライズでの英語学習について

1年間の学習を修了した今の気持ちは?

正直に言うと終えなきゃいけないんだという寂しさがあります。でも、最初1年間は長いな、もしかしたらダレちゃうかなと思っていたのですが、とんでもない。

本当に、すごくいいきっかけをもらいました。英語もゴルフもそうですが、やはり一生学び続けなければいけないんですよね。 ゴルフもタイガー・ウッズ選手でさえ、いまだにひらめいています。毎日練習していて、ゴルフとはこうなのかな?と、あのタイガー・ウッズ選手でさえ思うということは、一生学習です。

これはまさに英語もそうだと思っていて、1年間トライズさんで勉強させてもらって、英語との距離感がすごく近い濃い時間を過ごさせてもらったのですが、 これは本当に一つのきっかけとして最高の期間でした。ですから、この1年間は、一生につながる1年間だったと思います。

1年間の学習の必要性は?

やりたいと思ったら短期で結果を出したいという気持ちも、すごく分かります。僕も最初はそうだったんですよね。

最初は1日何時間も勉強して3カ月、半年続ければ、結果を出してペラペラにしゃべれるようになるでしょうと正直思っていたのです。 もし毎日勉強できたとしても無理だと思います。やはり1年間というスパンが大切です。

なぜかというと、まず英語の勉強を習慣にするのに3カ月ぐらいかかると思うのですよ。 人によりますが、起きて勉強しよう、寝る前に勉強しようなど、1日24時間で起きている時間が18時間ぐらいだとしたら、その18時間の中のどこを使って英語を勉強するか、 どこで勉強できるかを探す段階で2~3カ月かかってしまいます。

そして、それを習慣化するのに、また3~4カ月かかり、そうしている間に大体1年はすぐに過ぎてしまうので、英語を勉強していくという意味、 または英語を身につけていくという意味でいうと、1年でも短いなというぐらいです。

トライズで学習をする利点は?

勉強していく中でのコンサルタントさんは伴走者というイメージです。マラソンでいうと少し先を一緒に走ってくれるから、モチベーションをキープすることができます。

「こうしてください。ああしてください」と指示をするのではなくて、「どれぐらいのペースで走りたいですか?」と問い掛けてくれる。 でも、それは僕らに合わせてしまうと間に合わないし、ゴールに対してペースが合わなくなってしまいますが、そこをうまく合わせてくれます。

その人の目標をしっかり叶えることができる、その人のゴールをしっかり設定して目的と時間を管理してくれるという意味では、すごくありがたい存在です。

レッスンを通じて感じたことは?

僕は、レッスンが本当にすごいと思いました。何がすごいかというと、レッスンをしている人が英語を教えることを一番楽しんでいるんです。 裏を返せば、英語をしゃべれることでたくさん幸せを感じた人たちが僕たちに教えてくれています。

要するに、みんな英語が分かれば、もっとハッピーなれるよということを伝えてくれています。 言葉や言語だけを教えてくれるのではなくて、その先のことを伝えてくれている感じです。活用できる英語を教えてくれます。

ABCDではなくて、人の気持ちの表し方や、こういう感じで人と接していくのだよ、喜怒哀楽を英語で表現するならこうなんだよというレッスンです。

もちろん基本的なことも学ぶのですが、さらにプラスしてオリジナルの感覚を出してくれるので、教科書を勉強している感じではありません。 本当に人と人が接していて、純和風な自分がすごく欧米化していくというか、レッスン中に杉澤伸章がノブアキ スギサワに変わっていく瞬間があるのです。

それが楽しくてしょうがなかったです。レッスンも週3ですよ。週3回、自動的に英語に触れる瞬間があるというのは、逆にトライズさんは大丈夫かなと。 費用対効果として、これだけ素晴らしい、レベルの高い講師の人たちを、これだけ打席数を増やしてしまって逆に大丈夫かなと思うぐらい、レベルとクオリティーが高いです。

コーチ・コンサルタントが専属であることのメリットは?

トライズさんは英語を皆さんに身につけてもらうために、コンサルタントさんやコーチなど、すごく人にお金をかけている感じがしました。 伝える側のクオリティーをしっかり上げていけば、自然とレベルと質の高い学び場になっていくのだなと改めて分かったので、生徒さんも自然とレベルと質の高い人になっていく気がします。 英語を通じて、人も育てていく場所ではないでしょうか。

1年間同じ講師が付くと、自分のレベルをずっと知っていてくれるので、それはすごくありがたいことです。 毎回が初めましてではなくて、ちょっとした世間話も英語でやってくれるのですよ。これがまた力になるというか、さりげないフレンドリーなしゃべり方も英語で表現できるので、それもすごく楽しいです。

もちろん最初の頃は英語が分からないのですが、ネイティブコーチの方は待ってくれています。 僕の言いたいことは当然分かるので、少しヒントを与えてくれて、じゃあこうやってしゃべってみようとコミュニケーションができるので、そういう意味でもすごく濃い時間でした。

学習で感じた壁をどう乗り越えたか

4カ月目~半年目ぐらいの2カ月間は苦しんだ期間でした。変な話、少し英語が分かり始めたのです。 ただ、それを表現できない苦しみが必ず訪れます。僕自身も感じたのですが、これは苦しかったです。

こういうふうに言えばいいのでしょうと分かっているに、なかなか表現できない。 赤ちゃんが生まれて言葉も覚え始めて、やりたいことも見つかってやりたいのだけどできないというような、もどかしい期間があったのですごく苦しかったです。

それは必ず訪れるけれど、必ずその壁はクリアできると思います。 それが、トライズさんのすごくいいところだと思っています。ロングスパンなのと、みんな常に専属のコーチ・コンサルタントがいてくれるので、安心して苦しむことができます。 安心して壁にぶつかることができます。

これが一人であったり、毎回初めましての人だと信頼関係が生まれていないじゃないですか。 僕は4カ月目に壁にぶつかりましたが、3カ月で既に信頼関係ができているので、僕一人が迷っても苦しんでも必ずみんなが助けてくれるであろうという安心感があるから、 思いっきり悩んで、思いっきり苦しんで、思いっきり愚痴を言うこともできました。

そういうことでそれを乗り越えられた気がします。一人だったら、多分そこでやめています。

仕事の幅の変化

英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。

それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。

そうすると自分自身の解説の幅も広がるし、そういう意味では視聴者の方にも1年前とは違う伝え方ができているので、それが僕にとってはすごくうれしいです。

実体験でいうと、アダム・スコット選手というオーストラリアの有名な選手がいるのですが、 アダム・スコット選手への突撃インタビューや他のカナダの選手にも突撃リポートしてもうまく英語で答えてくれるということを経験しました。

テレビの解説をしていて、選手のインタビューを同時通訳まではいかないですが、言っている内容を日本語にして視聴者の方に伝えられたときはすごくうれしかったです。

今後の目標について

僕は何かになりたい、どうなりたいというよりも、ずっと英語を勉強していたいというぐらい英語が好きなりました。これは本当にトライズさんのおかげです。

英語の奥の深さや世界の広さが、僕にとってはとてつもなくワクワクするものなので、これから先ずっと英語を勉強していきたいと思います。これが僕にとっての目標です。

これからトライズで勉強する皆さんは、1年後に僕の言っている意味が分かると思います。

英語を学びたい人へのアドバイス

ぜひ、やったほうがいいです。なぜなら、やりたいと思っていることは、やらないと気が収まらないと思います。 そして、やるのだったら絶対にトライズでやったほうがいいです。ロングスパンでやっていくことによって英語を知ることができます。

短期間でなんとかしてストイックにやろうという気持ちは、僕も経験したのですごく分かるのですが、英語はそうではありません。 言葉を知るのではなくて文化を知っていくものなので、「しっかり」「ゆっくり」自分の体に染み込ませていくほうがいいと思います。

3カ月やって、はい終わりではなくて、1年やって初めてスタートラインに立てるというようなイメージです。僕はトライズさんでの学習が、おすすめです。