過去に2年間トライズで英語学習に取り組まれ、VERSANT41点→60点まで英語力を伸ばされた竹田様が今回、3か月間のファシリテーションコースをご受講されました。再スタートを決断されたきっかけや英語学習の成果について伺いました。
目次
会議でのネイティブ相手の聞き取りに課題
ファシリテーションコースを受講されたきっかけを教えてください。
以前にも2017~2019年の2年間、トライズでお世話になりました。その時は、一区切りついたので、一旦は終了としたのですが、その後も仕事では日常的に英語を使う状況が続いています。トライズのコースが終わってからも自分でもトライズで提案された教材やオンラインレッスンは続けていました。ただ、非常に断続的で、強度を持って勉強していたとはいえず、何となく英語力が落ちているなと感じていました。もう一度、何かきっかけを作って勉強し直したほうがいいかなと考えていたところ、修了生向けのメルマガでファシリテーションコースのことを知りました。
2019年にトライズ 英語コーチング本科を修了後、どのような場面で英語の課題を感じられていたのでしょうか?
私自身は東京オフィスに勤めているのですが、基本的にグローバルでプロジェクトチームを組んで仕事をします。コロナ禍に入り海外オフィスとのオンライン会議がさらに増えてきました。1対1の打ち合わせであれば、わからないことは聞き直すことができますし、通常のコミュニケーションには特に支障は感じませんが、大人数の会議でネイティブの方に一方的に速いスピードで話されると聞き取れない、ということがありました。今回3カ月のファシリテーションコース受講にあたって、どのようなゴールを決めましたか?
トライズでは学習の初めに目標を宣言するための誓約書を書きますが、そこには「自信をもってネイティブの方がたくさん参加しているミーティングのファシリテーションができるようになる」と書きました。まずは英語学習を復活させるためのきっかけと、VERSANTという客観的な指標では、以前トライズで勉強していたのと同等レベルになれるといいなと思っていました。お仕事では、多国籍の方々と関わられているのでしょうか?
本社はロンドン(イギリス)にあるものの、普段はシンガポール、上海、デリー(インド)のメンバーと仕事をすることが多いです。シンガポールは多国籍国家なのでイギリス人もいればアメリカ人もいますし、ベトナム人やフィリピン人などノンネイティブの方もいます。ネイティブがいる会議を想定したレッスン
ファシリテーションに特化した今回のレッスンでは、どのような事を意識されましたか?
私自身も会議をセットし、実際にファシリテートすることがありますが、複数人の会議でネイティブ同士が話し始めるというようなケースでは、私自身が会話についていけず目的を達成できないということもありました。レッスンでは、会議の時間内にゴールを達成できるようにしたいという意識は持っていました。レッスンはどのような形で行われていましたか?
最初の1カ月間はニュージーランド人の女性がメインコーチを務めてくださって、彼女とファシリテーションスキルに特化した指定教材を学習していきました。事前にコーチから、「チャプターのここからここを学習するよ。キークエスチョンを出しておくから、自分の考えを準備しておいてね」といったホームワークが送られてくるので、該当するページを事前に読み、自分なりの考えをまとめてレッスンに臨んでいました。実際のレッスンでは、ネイティブコーチの質問に回答したり、注意すべき点についてアドバイスをもらったり、いわゆる座学中心の1カ月間でした。残りの2カ月間は、もう1人別のネイティブコーチにもレッスンを担当してもらいました。最初は私がトピックを決めることになり、「社員の英語力を上げるにはどうしたらいいか」というテーマでディスカッションを行いました。その後も、コーチたちが挙げてくれたトピックや、私自身も英語の教材などからいくつか良さそうなトピックをピックアップして、事前にコーチに送りレッスンに臨みました。
時事問題が多かったので英文のニュース記事を読んで話すトピックをまとめ、50分という時間制限の中で、一般的な会議の流れと同じようにアジェンダの説明、アイスブレイク、ディスカッション、サマリーなどの時間配分を決めて臨みました。ディスカッション中は、画面をスクリーンに出しながらメモを取り、最後にラップアップで締めくくるところまで行いました。
実際の会議に近い形のレッスンだったのですね。
そうですね。トピックは、「日本の年功序列システムについてどう考えるか」「ダイバーシティを会社の中で促進するにはどのような策があるか」といった一般的なものが多く、自分が業務で議論するトピックとは異なりますが、議論の進め方は実際の会議に近しいかなと思います。コーチ2名がレッスンの担当を務めたことについて、良かった点があれば教えてください。
1人目のコーチは、比較的ゆっくり話す方だったのですが、2人目のコーチは容赦なくネイティブスピードで話していたと思います。トピックの内容にもよるのですが、私自身聞き取れず、ついていけないことがありました。そのようなとき、ファシリテーターとして話の内容を聞きキャッチアップしたり、時間通りに終わらせるために元の議論に戻したりというところは、複数のネイティブメンバーがいる会議を想定したファシリテーションの練習になりました。また、教材にはアイスブレイクとしてゲームをするとも書いてあるのですが、実際に仕事で会議をするメンバーはみんな知っている仲ですし、コーチ2人とも何度も一緒にレッスンをしているので、そのようなアイスブレイクを必要とする場面はありません。レッスンの中で、ハラスメントのことについて議論した回があり、「今までハラスメントの場面を見たことがあるか」「ハラスメントによって、どのような悪影響があるか」「ハラスメントをなくすためにどうすればいいか」というのがメインテーマだったのですが、ゲーム的なアイスブレイクではなく、そこに入る前に「あなたの経験を話してください」と切り出し、それがディスカッションのスターターになるということが実践を通して理解できたのは良かったと思っています。
コースの特徴として、レッスンでは受講生さま自身がファシリテーターとしてネイティブ2名を相手に意見を整理したり会議を進行したりしなければならないですが、いかがでしたでしょうか?
会議のトピックも、どう進めていくのかも全て自分で決めなければいけません。あらかじめ決めた時間割どおりにうまくいかないこともありますが、会議である以上、最終的に目的を達成できずに時間切れということがあってはいけないので、話が発散したときに引き戻さなければという意識は強く働いていました。ですから、私の場合は英語でアジェンダを書いて事前にメールで伝えておき、ディスカッションした内容を書くメモ欄をあらかじめ用意して、話が長くなってしまった際には”We are running out of time.”と言って、意識的に次の質問に移るようにしていました。異文化コミュニケーションも学べたコンサルタントのサポート
コンサルタントのサポートについて、ご感想をお聞かせください。
2週間に1回のプログレスチェックに期待するのは、設定した宿題や課題をきちんとこなせているかのチェック機能を果たしてくれることです。スピーキングもリスニングもそれなりのボリュームを課題として準備していたのですが、担当コンサルタントは時間をかけて毎回全てチェックしてくれたので、とても助かりました。もう一つ、私がコンサルタントに対して良いなと思っていることは、日本人と外国人の考え方の違いやコミュニケーションにおけるスタイルの違いについて、いろいろと教えてくれることです。今回もオーストラリアで働いたことのある担当コンサルタントと、そのような話をよくしていました。そのような個別のサポートが、まさにトライズのコンサルタントの強みでもあるので、有効に活用していただけたことは、とても嬉しいです。 以前はディクテーションしようにも全く聞き取れず、「教材にはこう書いてあるけれど、その通りに聞こえない」と相談すると、「このように発音していて、ここがリエゾンしています」「アメリカ英語では最後のtは発音しません」などと具体的に教えてくれました。それが今でも、私の中で役立っています。
細かなテクニックは既に2年間の学習でしっかり習得されていたので、プラスアルファでコミュニケーション部分のサポートをコンサルタントから受けられたのですね。 そうですね。伴走者としても、引き続きさぼらないようにチェックしてくれていました。
この3カ月間は、学習のモチベーションを維持できましたか?
忙しい時期もあったので、結果的には1週間に目標の20時間を達成することは難しく、10数時間の学習になりましたが、「竹田さんは、ある程度、英語に慣れているので、今は必ずしも週20時間の学習は要りませんよ。むしろ質を重視してください」と言われていたので、その辺りは非常に気持ちが楽でした。会議のファシリテーションに、より自信が持てた
プログラム全体を通して良かった点を教えてください。
ネイティブコーチとトピックをディスカッションして私がファシリテートするような、シミュレーションの場がありました。そこで、実践的にトピックについてコーチと議論して、議事録を取り、決められた時間の中で終わらせるというプロセスを繰り返せたことは良い練習になりましたし、より自信が持てました。今回は3か月の短期集中コースでしたが、これからの目標をお聞かせいただけますか?
ファシリテーションコースが終わると特にトレーニングする場はありませんから、今後は実際のビジネスの場で、学んだことを活かしていきたいと思います。もう一度、英語学習を開始するためのペース作りがしたいと思い受講を決めましたが、この3カ月で一定のペースが取り戻せたので、特にリスニングに力を入れながら、これからも学習を継続していこうと思っています。
ネイティブ相手の議論が必要な方におすすめ
ファシリテーションコースは、どのような方におすすめでしょうか?
すでにある程度、英会話に慣れている方におすすめできると思います。ネイティブの会話が聞き取れないことが多いとつらくなってしまうので、一定のリスニング力があって、1対1の会話であればある程度こなせる方に適しているコースだと思います。その上で、複数人のネイティブの方を相手に議論をしなければいけないような場面で、スキルを高めていきたいと思っていらっしゃる方におすすめです。ビジネスでの場面を含めて、竹田様と同じようなお悩みや目標をお持ちの方に何かアドバイスやご意見があればお願いいたします。 私もまだまだレベルは足りないのですが、英語学習はこれだけやれば終わりという一足飛びの手段はなく、継続しかありません。だからこそ、時にマンネリになりがちで、学習が途切れてしまうことは誰にでもあると思いますし、実際に私もそうでした。
前と同じ英語学習をするのもどうだろうと悩んでいらっしゃるのであれば、また視点の違う学び方ができるファシリテーションコースがおすすめです。英語学習に変化を求められている方や、止まってしまった学習を復活させるきっかけが欲しいと思っていらっしゃる方にもぜひ推奨したいコースです。
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※2021年9月実施の無料カウンセリング参加者52名のアンケート結果
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