【英語コーチング体験談】私が英語でプレゼンできるようになるまで
2018年5月にトライズに入会した、興梠陽介(こうろきようすけ)さん。外資系製薬メーカーに勤務し、英語でコミュニケーションをとる機会が年々増していったことが、トライズ入会のきっかけだったといいます。
多忙を極める中でどのように学習時間を作ったか、英語力が上がったことで職場での立ち位置がどのように変化したかなど、トライズ入会から卒業までの道のりを聞きました。
年次が上がるにつれて、苦手な英語から逃げられなくなってきた
――外資系企業に勤務されているということは、英語が必須の環境でしょうか?
興梠さん:英語でコミュニケーションをとる機会が多いのですが、実は学生時代から英語が苦手で…。1年前は、自己紹介も満足にできないレベルでした。海外の支社とやりとりするときは、上司のサポートに頼りきり。「30歳までに英語を話せるようになりたい」と理想を描きつつも、英語から逃げていました。
30歳を超え、会社でのポジションが上がるにつれて、英語でプレゼンテーションをしなければならない機会が増えたため、一念発起してトライズに入会したんです。
――数ある英会話スクールの中で、トライズを選ばれたのはなぜですか?
興梠さん:「短期間で必ず話せるようになります」と、夢を与えてくれる英会話スクールは多いのですが、3ヵ月くらいの短期間で英語を習得するのは、無理だと思っていました。トライズの説明会に参加したとき、コンサルタントの方が「1年間勉強して、やっとこのくらい話せるようになります」と、事例を交えてお話ししてくださいました。嘘のない英会話スクールだと感じたことが、入会の決め手になりましたね。
――1年間で1,100時間学習されたと伺いました。1,100時間を365日で割ると、1日あたり3時間強ですね。お忙しい中、どのように時間を作ったのでしょうか?
興梠さん:確かに、仕事をしているとなかなか時間を取れませんよね。でも、自分の生活を振り返ってみると、隙間の時間がけっこうあると感じたんです。「この1年間は、できる限り英語に時間を使う」と決めて、家で動画サイトを見る時間や、往復1時間の通勤時間を、すべて英語学習にあてることにしました。また、昨年までは出張の多い部署にいたこともあり、飛行機や新幹線などで長距離移動をする時間を勉強にあてられましたね。
平日はもちろんのこと、土日もしっかり勉強時間を設けていました。1年間、仕事と勉強以外は何もしていないと言えるくらい(笑)。私はバンドを組んでいて、毎年2、3回ライブを行っていたんですが、昨年は活動を休止して、バンド練習の時間をすべて英語学習に費やしました。
恥ずかしさを捨てたことで、英語に対するマインドセットが変わった
――トライズ入会当初は「英語での会議のファシリテートと質疑応答」を目標に据えられていたそうですが、わずか半年でこの目標をクリアされたそうですね。ご自身でも「英語力が上がったな」と感じる機会が多かったのでは?
興梠さん:正直に言うと、いつ英語力が上がったのか、自分ではよくわからないんです。ただ、英語に対するマインドセットが変わった瞬間のことはよく覚えています。
トライズに入会して2ヵ月目に、会社でグローバルメンバーのワークショップに参加する機会があったのですが、メンバーの中に日本人は私1人だけでした。ワークショップはフリーディスカッションがメインで、何か発言しなければ参加した意味がないため「文法を間違えたら恥ずかしい」という気持ちは捨てました。最後はチーム代表として発表。言いたいことを自分の言葉で伝えることができ、「相手に伝わった!」と感じたことで、英語に対する抵抗感がなくなったんです。
トライズに入会して半年後には、ネイティブ講師の方から「最初に比べて格段に成長しましたね」と言われました。社内でも、「急にペラペラしゃべれるようになったけど、どうしたの?」と聞かれるようになりましたね。
――1日3時間の積み重ねが、いつの間にか力に変わっていたんですね。勉強法など、工夫されたことがあれば教えてください。
興梠さん:個人的に役に立ったと感じたのは、映画を活用した学習です。映画に出演している俳優さんのセリフは、テスト用の音源と違って、リアルな会話に近いんです。グローバルメンバーと電話会議などをすると、ボソボソ話す方も多くて、聞き取りにくいことがあるんですよ。でも、映画を使って学習したことで、聞き取りにくい発言も、すんなり聞き取れるようになりました。
グローバルメンバーとのワークショップに参加するなど、仕事で英語に関わる機会を積極的に増やしたことも、成果につながった理由のひとつだと感じています。
――入会から卒業までの1年のあいだに、やる気が落ちることはありませんでしたか?
興梠さん:途中で停滞期が訪れると聞いていましたが、幸いなことに、私はやる気が落ちませんでした。毎回、テキストを覚えるのに時間がかかってしまい、「いつになったら、もっと早くできるんだろう」と焦っていたのが良かったのかもしれないですね。この焦りには、実は裏があって、コンサルタントの方が、成長に合わせてテキストをレベルアップしてくださっていたそうです。常に、自分のレベルより難度の高いテキストに取り組んでいたため、やる気が落ちずに済んだようです。
コンサルタントの方の丁寧なサポートはもちろんですが、モチベーションを保てたもうひとつの理由は、受講料や入会費の高さです。トライズの受講料は、ほかのスクールに比べて、決して安くはありません。でも、そこまで投資しているからこそ、目標を達成できるまで自分を追い込むことができたのだと思います。
楽して英語は身に付かないけれど、努力は必ず実る
――英語力が上がったことで、仕事ではどのような変化がありましたか?
興梠さん:海外とやりとりするとき、以前は上司にサポートに入ってもらっていました。でも今は、英語での会議やプレゼンテーションでも困らず、ほかの方のサポートに入れるようになっています。英語力が上がったおかげで、プレゼンテーションを任されたり、チームを代表して会議に出席してほしいと言われたりすることも増えましたね。
――トライズを卒業された今、新たな目標がありましたら教えてください。
興梠さん:ネイティブスピーカーと対等に話せるよう、今後も英語力を鍛えていきたいと思っています。海外とのやりとりで意外と重要なのが、言葉の流暢さです。今は、ビジターという立場で許されていますが、彼らと同じステージに立ったとき、伝わりにくい表現をしたり、発言がもたついたりすることで、仕事が滞ってしまうことがあるかもしれません。英語力をもっと鍛えなければ、次のステージには進めないと感じています。
――ありがとうございます。最後に、これから英語力の向上を目指す方へ、メッセージをお願いします!
興梠さん:毎日3時間の勉強を1年続けたとしても、英語が口をついて出てきたり、聞こえた英語を自然と訳せるようになったりすることは絶対にありません。そこは勘違いしないでいただきたいし、楽観的に考えないほうがいいと思います。努力は必要ですが、続ければ必ず上達します。
英語が苦手だった私でも、仕事で困らない英語力を身に付けることができました。「英語を話せるようになりたい」という方は、今日からでも勉強を始めましょう!
<後記>
英語学習はダイエットと同じで、成果を実感した後に、停滞期が生じがちです。ところが、興梠さんは「停滞期はなかった」と話します。コンサルタントが英語力の伸びを細やかに観察し、テキストの難度を少しずつ上げたことで、飽きずに学習を続けられたケースといえるでしょう。
興梠さんのように、少しずつレベルを上げながら、仕事で活かせる英語力を身に付けたいという方は、トライズの無料カウンセリングをご予約ください。
短期で英語を話せるようになりたい方に
おすすめのスクールは「トライズ」
トライズは、日本人コンサルタントとネイティブコーチが専属でサポートしてくれる、英語コーチングスクール。レッスンは週3回確保される上に受け放題。マンツーマンの面談やメールで日々サポートも受けられて、他のスクールとは一線を画す本格的なプログラムになっています。
「短期間でどうしても英語が話せるようになりたい」という方には、おすすめのスクールです。
受講生のインタビューもご紹介します。
トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。