突然の来客もこれで安心!受付で使えるビジネス英語フレーズまとめ
企業や社内で受付を担当していると、突然に海外のお客様が来られることも。そんなイレギュラーな場面に、「しっかり対応できるかな」「まず何を話せば良いんだろう」と、不安になることもあるでしょう。
しかし安心してください!本記事では、明日から使えるビジネス英語のフレーズをピックアップしました。いくつかの決まったフレーズを覚えておけば、英語での受付も十分に対応することができます。ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
外国のお客様を迎える時の英語フレーズ
まずはじめに、外国のお客様を迎えるときに使えるフレーズです。以下の4つのステップを踏んで、いつも通り対応しましょう。
1.挨拶をして用件を伺う
- Good morning/good afternoon.(おはようございます。/こんにちは。)
- Can I help you?(ご用件はなんでしょうか?)
まず決まり文句として、こちらの2つのフレーズを覚えておきましょう。必要に応じて、「Do you have an appointment?(約束はありますか?)」と伺ってみるのもおすすめです。
2.会社名と名前を伺う
- Could I have your name, please?(お名前を伺っても良いですか?)
- Can you write your name and company’s name down, please.(ここに名前と会社名を書いてください。)
名前や会社名が分かったら、「Mr.Morris, we were expecting you.(モリス様、お待ちしておりました。)」と歓迎の気持ちを伝えると、より丁寧な印象に。
3.諸々の手続きをしてもらう
- Could you fill in this form, please?(こちらのフォームにご記入いただけますか?)
- Could you put on this ID tag?(こちらのタグをつけてください。)
- May I have your business card?(名刺をいただけますか?)
来客者には名前を記入してもらい、タグをお渡しします。準備ができたら、次は面識予定の人物に確認を取りましょう。
4.面識者を呼ぶ旨を伝える
- I will let Mr.Tanaka know that you’re here.(田中にあなたが来たとお伝えします。)
- Would you mind waiting a little longer?(少々お待ちいただけますか?)
「Would you mind〜?」は「〜していただいてもよろしいですか?」というとても丁寧な表現です。ぜひさまざまな場面で使用してみてください。
さらに、面識者がこちらに来ることがわかったら、「Mr. Tanaka will be here soon.(田中はすぐに参ります。)」と伝えておきましょう。
もし聞き取れなかったフレーズがあったら…
- I am sorry, but could you say that again, please?(もう一度おっしゃっていただけますか。)
- Could you go over that again, please?(もう一度良いですか?)
- I beg your pardon?(失礼ですが、もう一度おっしゃっていただけますか?)
中にはお客様の言ったことを聞き取れない場合もあるでしょう。「go over」は「繰り返す」という意味の熟語です。聞き取りに自信のない方は、ぜひ一緒に覚えておくと安心ですね。
部屋に案内してお待ちいただく時の英語フレーズ
さまざまな手続きが終わったら、お客様を部屋に案内しましょう。まだ面識者が来ていない場合に、お待ちいただくときのフレーズも合わせて紹介します。
案内する
- Let me show you to our meeting room.(会議室へご案内します。)
- Would you come this way, please?(こちらへどうぞ。)
- You can find the elevator,Can I ask you to go to the 2nd floor?(エレベーターはあちらです。2階まで上がっていただけますか?)
- Please go to the reception counter on that 2nd floor.(2階の受付に行ってみてください。)
- Let me show you around the office.(社内を案内します。)
案内の仕方はさまざまなので、自分が使いそうないくつかのフレーズを覚えておくと安心です。
お待ちいただくとき
- Please have a seat, Mr,Tanaka will be with you soon.(こちらでかけてお待ちください。田中がすぐに参ります。)
- Let me bring you a brochure.(資料を持って参ります。)
- I’m sorry, but he is in his preceding meeting. Please wait for a moment.(少し会議が長引いているようです。申し訳ありませんが、少々お待ちください。)
会議室に案内したら、面識者が来るまで室内でお待ちいただくこともあるでしょう。一言添えて退室します。
飲み物をすすめる
- Would you like some coffee or tea?(コーヒーかお茶はいかがですか?)
- Would you like something to drink?(何お飲み物はいかがですか?)
ビジネスシーンでは、「Do you want something 〜?」は少しカジュアルな印象になってしまいます。「Would you like〜?」に置き換えましょう。
ぜひ使ってみたい気遣いをする時の英語フレーズ
お客様は長旅や出張で疲れていることもあるでしょう。少しでも気遣って、社内での居心地をよくしてあげられるよう努めましょう。そのような際は、以下のようなフレーズが役立ちます。
- Did you have a good journey?(こちらまでの旅はいかがでしたか?)
- Would you like me to take your coat?(コートをお預かりします。)
- Is there anything you need?(何か必要なものはありますか?)
退室の際は「Have a good trip.(良い旅になりますよう。)」「Would you excuse me, please.(では、失礼いたします。)」と添えるのもおすすめです。
お見送り時の英語フレーズ
最後にお客様をお見送りして、対応は終了です。最後まで落ち着いて対応しましょう。
- I’ll see you out.(外までお送りします。)
- Thank you for taking the time to come.(お忙しい中ありがとうございました。)
- We’re looking forward to seeing you again.(またお目にかかれるのをお待ちしております。)
「玄関までお送りします」というフレーズが、そのまま帰ってもらうという意味になります。最後に「I’ll see you off here.(こちらで失礼します。)」と添えると、より丁寧にまとまりますよ。
突然の来客にも落ち着いて対応しよう
今回は、受付で使えるビジネス英語のフレーズをご紹介しました。一見焦ってしまうようにも思える場面ですが、決まったフレーズを覚えておくことで十分に対応することができます。万が一先方のいうことが聞き取れなくても、紙に書いてもらうことで落ち着いて迅速に対処できますよ。
ぜひ本記事を参考に、必要なフレーズをピックアップして覚えてみてくださいね。声に出して発音しておくことで、当日もかなりスムーズに進めることができます。
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トライズでの1年は、
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プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。