【間違えやすいビジネス英会話】フレーズ&単語まとめ
ビジネスシーンでの英会話において、誤解が生まれてしまうと業務全体に支障がでてしまいます。そのため、選ぶフレーズや単語に間違いがあってはいけません。万が一通じたとしても、それは上司にとって失礼な表現になっていたり、ときには甘く見られてしまうことも…
そこで今回は、知らないと損をする間違えやすい英語表現や単語をまとめていきます。これをきっかけに正しい使い方を覚えて、ぜひ実践でも使ってみてくださいね。
間違えやすい英語表現7選
ではまず、間違えやすいフレーズからみていきましょう。英語を理解するには、日本語に直訳しないことがポイント。言われたフレーズを頑張って頭で理解するのではなく、「このフレーズはこういう意味なんだ」と、ひとつの塊として覚えていきましょう。
Did you get the picture?(内容を理解できましたか?)
ビジネスシーンにおいて、この文の意味は状況によって大きく異なります。そのまま直訳してしまうと「写真をとりましたか?」という意味になってしまうので注意が必要です。
例えば会議の後やアナウンス放送の後などに、Did you get the picture?と聞かれたら「内容を理解できましたか?」という意味に捉えることができるのです。
絵が見えましたか?情景が浮かびましたか?と考えると、内容が理解できましたか?という訳につなげることができますね。
Of course not.(もちろん良いですよ)
直訳すると「もちろんない=ありえない」という意味になりますが、実はOf course not は肯定文として使われることがほとんどです。
実際に、Do you mind if I sit here? (ここに座って良いですか?)- Of course not (もちろん、嫌じゃないですよ)このように使われます。
I couldn’t ask for more.(これ以上望んでいません/ 満足しています)
直訳すると「これ以上頼むことはない」と、なんだかネガティブなイメージに捉えることができます。しかし、これは=「これ以上望むことがないくらい満足している・十分である」と、肯定的に捉えることができるのです。
例えば、「今の仕事に満足しているか?」と聞かれた時にもこのように答えることができますね。
Who do you report to ? (あなたの上司は誰ですか?)
「レポートなんてあったかな?」というニュアンスに捉えることもできるこちらの文ですが、ビジネスシーンでは「あなたの上司は誰ですか?」という意味になります。
report には指示をするという動詞としての役割もあるため、「誰に指示されているのですか?」と考えることもできますよね。
You can forget about that.(心配ないですよ/大丈夫ですよ)
直訳しようとしてしまうと「どういう意味だろう?」と悩んでしまいますが、実はこれはも励ましの言葉なのです。
「あなたはそれを忘れることができます」→「気にせず忘れてね」→「心配ないですよ」というポジティブな励ましのニュアンスに捉えてOKです。
What’s your address? (住所はどこですか?)
親しい同僚や上司などとのスモールトークに出てきそうな一文です。Whereじゃないの?と思った方もいらっしゃるかと思いますが、Whereを使うのであれば、Where do you live?という言い方が正解です。住所という対象を聞いているので、What’s になるんですね。
また、これと同様に間違えやすい表現にWhat brings you here?があります。意味は、「何があなたを連れてきたのですか?」→「なぜここにきたのですか?」というニュアンスに捉えることができます。
It’s only nine.(まだ9時だよ)
こちらも同僚や部下との飲み会などで使われそうな一文ですね。only をいつも通り「だけ」「のみ」と捉えてしまうと意味が通じません。
「まだ」という訳にできるかがポイントです。onlyには「ほんの」「〜に過ぎない」という意味もあるため、「まだ9時だよ!」ということもできるんです。
間違えやすいビジネス英単語5選
いつも使っていたり聞き覚えのある単語でも、ビジネスシーンでの本当の使い方は異なっていることも。間違えやすい単語を知って、「わかったつもり」を防ぎましょう。
remuneration(給料/報酬)
給料と聞くとsalaryを想像しがちですが、よりフォーマルな言い方はremunerationになります。同僚との会話はsalaryで十分ですが、公式の場面ではremunerationが頻繁に使われます。
adversarial(敵対的)
日常英会話で言えばunfriendlyで済む話なのですが、adversarialもフォーマルなくくりになっており、間違えやすい単語のひとつです。プロフェッショナルなビジネス英語を目指すなら、ぜひこの機会に覚えておいて損はないでしょう。
serve(修理する)
日常英会話ではそのままサービス、役に立つことなどの意味で使用されていますが、ビジネスシーンでは「修理する」という意味になります。
appraisal(評価)
評価はevaluationやassessmentなどさまざまな言い方が見られます。そして、よりフォーマルな表現でよく使用されるのがappraisalです。
I was relieved to receive appraisal for my skills.(私たちのスキルを評価していただき、安心しました)など、丁寧な場面で用いられます。
impasse(行き詰まり)
impasseとはビジネスが難局している際に使用される専門用語です。reached an impasse on the negotiations.というように「交渉が行き詰まりに達している」と使用することができます。
「reach」は「達する」、「negotiations」は「交渉」の意味です。
職場で見かける和製英語に注意
日本で普段使用している英語のような単語も、和製英語ではネイティブには通じないことが多々あります。
最後に職場で見かける和製英語についてチェックしておきましょう。皆さんはいくつ知っていますか?
・ホッチキス→stapler ・ノートパソコン→laptop
・プリント→handout ・アフターサービス→customer service
・クレーム→complaint ・ベテラン→expert
・ホームページ→website ・シャープペンシル→mechanical pencil
・サインペン→marker ・イメージアップ→improve one’s image
・サラリーマン→company employee ・ベッドタウン→suburb
正しい使い方を学びアウトプットすることが大切
正しいフレーズを覚えることができたかと思いますので、ぜひ積極的にアウトプットしていきましょう。英語はしゃべることで自分の体に馴染ませることができます。「まだ実践できる場所がない」という方は、自分でアウトプットの場を設けることが大切です。
間違えのない自信を持った英語のやりとりで、あなたがビジネスシーンで活躍できることを願っています。
短期で英語を話せるようになりたい方に
おすすめのスクールは「トライズ」
トライズは、日本人コンサルタントとネイティブコーチが専属でサポートしてくれる、英語コーチングスクール。レッスンは週3回確保される上に受け放題。マンツーマンの面談やメールで日々サポートも受けられて、他のスクールとは一線を画す本格的なプログラムになっています。
「短期間でどうしても英語が話せるようになりたい」という方には、おすすめのスクールです。
受講生のインタビューもご紹介します。
トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。