【ビジネス英会話】プレゼンをスムーズに進めるための簡単な英語フレーズ集
ビジネスで英語の必要性に迫られて勉強を始めたものの、プレゼンを進めるための英語が分からないという人は多いのではないでしょうか。導入から結びまで、プレゼンをスムーズに進行するために要所要所で使えるフレーズを紹介します。まだ英語に自信がない人でも覚えやすい簡単なものをまとめました。自分が使いやすそうなフレーズをピックアップしてください。
目次
英語プレゼンのフレーズ①導入:テーマを伝える
プレゼンは導入部分が肝心です。何についてプレゼンするのか、最初に明確に伝える必要があります。それは分かっているけど、どんな英語がふさわしいのだろうかとお悩みの方は、以下のフレーズを参考にしましょう。
- Today, I’m going to talk about~.(今日は~について話します)
- I’ll be talking about ~.(~について話します)
- Our topic today is~.(今日のトピックは~)
- I’d like to talk about~.(~について話したいと思います)
「~」の部分にテーマやトピックを入れます。新製品についてのプレゼンであれば、 “Today, I’m going to talk about our new product.” という風に使えます。これは非常にポピュラーな言い方です。
また、プレゼンのトピックだけを最初にまとめて紹介したり、プレゼン全体の概要を簡単に紹介したりすると親切です。その場合には、例えば下記のように言うことができます。
- There’re basically three groups.(基本的には3つのグループがあります)
- My topics are A, B and C.(トピックは、A、B、Cです)
- There’re four steps in this process.(この過程には4つの段階があります)
- Five factors contribute to this.(5つの要因がこれに関係しています)
英語プレゼンのフレーズ②プレゼンの開始:紹介したいもの/ことを述べる
プレゼンの中身に移るときには、最初に/次に紹介したい事柄が何なのかを伝えると思いますが、このようなフレーズを使って進行するとスムーズです。
- The first/next point is ~.(最初の/次のポイントは~)
- Let’s move on to the first/next topic.(では、最初の/次のトピックに移りましょう)
- Another reason is ~.(もう一つの理由は~)
英語プレゼンのフレーズ③強調:重要なことを繰り返したいとき
聞き手や取引先にアピールしたいこと、強調して伝えたいことが必ずあると思いますが、最終的に大切なポイントが何だったのかを改めて印象づけるために、下記のフレーズを参考にしてください。
- I’ll say this again ~.(もう一度言います)
- So again, let me repeat ~.(さてもう一度、繰り返させてください)
- What you need to know is ~.(把握しておいていただきたいことは~)
- The most important thing you know is ~.(知っておいていただきたい最も重要なことは~)
- Let me say it in another way.(別の視点から言わせてください)
英語プレゼンのフレーズ④理由づけ:主張内容の根拠を述べたいとき
プレゼンの中で、例えば新製品の紹介でなぜそれが良い商品なのかを伝える理由付けをするパートが存在すると思います。様々な発表やプレゼンの中では、主張したいメインテーマを支持する理由付けを行いますよね。理由付けを行うときには、このような言葉から始めましょう。
- The first/second/third reason is ~.(最初の/2番目の/3番目の理由は~)
- This is due to ~.(これは~が原因です)
- This is because ~.(これは~の理由からです)
英語プレゼンのフレーズ⑤言い換え:分かりやすく説明したいとき
プレゼンにおいてよくあることですが、一度簡潔に述べた事柄を改めて分かりやすい言葉や別の視点で言い換えをすることがあると思います。意図的にこれをやることで効果的なプレゼンを組み立てている人もいるのではないでしょうか。「つまり」「言い換えれば」にあたるフレーズは下記の通りです。
- ~, which means ~(~ですが、つまりそれは~)
- In other words, ~.(言い換えれば、~)
- What that means is ~.(それが意味していることは~)
- Another way to say that is ~.(別の言い方をすると~)
- That is ~.(つまり~)
「~, which means ~」は少々上級テクですが、前に述べた文章について説明を加えたいときによく使います。筆者もプレゼンや英語のエッセイの中で非常によく使います。関係代名詞の非制限用法と呼ばれるもので、whichの直前の文章を先行詞としている用法です。文語でも口語でも使い、とても便利な用法です。実際に文字に起こすときには、必ず「,(コンマ)」が必要です。口語の場合も、頭の中ではコンマを置いているイメージを持ちながら話します。
英語プレゼンのフレーズ⑤自分の意見:客観的事実ではなく自分の意見を述べたいとき
プレゼンの多くはデータなど客観的事実をもとに発表されますが、客観的事実ではなく自分の意見を述べるときには、自分の意見だということを伝えるために、下記のフレーズを使って前置きしましょう。
- I think that ~.(~だと思います)
- In my opinion, ~.(私の意見では)
- Here’s what I believe is happening/going on.(私はこのように解釈しています)
- I feel that ~.(~だと思います)
英語プレゼンのフレーズ⑤例:トピックを支持する例を挙げたいとき
プレゼンをより効果的なものにするために例を挙げる場面では、このような一言を加えます。
- The first example is ~.(最初の例は~)
- Let me give you an example.(例を一つ挙げさせてください)
- Here’s an example of what I mean.(私の主張内容の例を挙げます)
英語プレゼンのフレーズ⑥確認:相手が理解しているか確認する
最初から最後まで自分一人が話すのではなく、聞き手が話について来ているか、理解しているか確認する作業も取り入れましょう。こちらから質問する場面を作ることで、プレゼンも盛り上がります。
- Do you know what I mean?(意味が分かりますか)
- Is that clear?(分かりましたか)
- Does that make sense?(理にかなっていますか)
- Do you have any questions?(質問はありますか)
- Do you understand?(お分かりですか)
英語プレゼンのフレーズ⑦締め括り:結論づけ
ようやく最後の締めくくりまできたら、プレゼンがこれで終わりであるということを聞き手に伝える必要があります。突然 “That’s all.”などの言葉で終わるのではなく、下記のようなフレーズを使って聞き手に話しかけ、プレゼンをうまく締め括りましょう。
- I’d like to conclude my presentation with ~.(私のプレゼンを~で締め括りたいと思います)
- In my conclusion, ~.(結論としては~)
- In summary, ~.(要するに~)
- To sum up, ~(要約すると~)
一番最後に、聞き手への感謝の気持ちを述べるのを忘れないようにしましょう。 “Thank you for listening.” でもいいですし、 “Thank you for your kind listening.” と言うとより丁寧な印象です。
まとめ
誰でも初めてプレゼンを行うときには緊張します。英語であればなおさらです。
難しい表現で格好をつけるよりも、最初は確実に自分が使える簡単なフレーズを覚えて、スムーズに進行することを目標にしてください。慣れてきたら、徐々に自分流の表現を取り入れ、より豊かなプレゼンにしていきましょう。
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トライズでの1年は、
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プロキャディ杉澤伸章さん
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目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。