TOEFL80点のレベルは?必要勉強時間や勉強法、TOEICとの換算表まとめ
TOEFLを受験する際は、まず留学等に必要なTOEFLスコアを調べ、そのスコアを取得するために学習計画を立てるのが一般的です。
目標もなくただ闇雲にTOEFL対策をするのは非効率です。
そこで今回は、TOEFL80点のレベルやTOEFL80点を取得するために必要な勉強時間や勉強法、他の英語資格試験との換算表についてまとめました。
記事を最後までチェックすれば、TOEFL80点がどのレベルなのか、TOEFL80点を取得するには何をすれば良いのかが分かりますよ。
目次
TOEFLとは?
TOEFLは、ETSというアメリカの機関によって開発された、英語力を測る資格試験です。英語の4技能「読む」「聞く」「話す」「書く」の能力を測定します。各30点で、4つ全てを合計すると、120点満点です。
試験時間は3時間で、受講料は235ドル(約2万5千円)です。試験会場は、全国のテストセンターで、試験会場に設置されているパソコンを使って試験を行います。
他の英語資格試験と異なり、TOEFLには2年間の有効期限があります。主に海外への留学の際に必要とされる資格です。
TOEFLの試験概要については、以下の記事で詳しくまとめています。
関連記事:TOEFLとは?受験のメリットやデメリットを解説!
TOEFL80点のレベル・難易度まとめ
続いて、TOEFL80点のレベルや難易度について、以下4つの観点からまとめました。
- 公式サイト
- TOEICへの換算
- 英検への換算
- IELTSへの換算
それぞれ詳しく見てみましょう。
なお、TOEFL各スコアのレベルについては、以下の記事でも詳しくまとめています。80点以外のスコアのレベルも知りたい方はぜひチェックしてみてください。
関連記事:TOEFL iBTのスコアのレベルはどのくらい?TOEICや英検と比較
TOEFL80点のレベル
TOEFL80点は、「専門分野に関する複雑な議論ができ、それを文章にもできるレベル」です。
日本語を母語とする人の2020年のTOEFL平均スコアが74点でしたので、TOEFL80点は平均よりも少し上のスコアとなります。しかしTOEFLは、日常的に英語を勉強している方が受験する試験です。
よって実際の英語力は、「平均より少し上程度」ではなく、中上級者レベルと考えて良いでしょう。
またTOEFL80点を取得していれば、海外の一般的な大学への進学も可能です。
TOEFL80点をTOEICに換算すると?
TOEFL80点をTOEICスコアに換算すると、900〜950点程度です。
TOEICはリスニングとリーディングに関する試験で、満点は990点です。海外留学には使えませんが、就活など国内で英語力を示す際に役立ちます。
TOEIC900〜950点を取得していれば、国内の英語力が求められる企業への就活でも、困ることはありません。
ただしTOEFLはリスニングとリーディングに加えてライティングとスピーキングの力も測られるのに対し、TOEICではリスニングとリーディングの能力しか測られません。よってTOEICで高得点を取得したからといって、英語を話したり書いたりできるとは限りません。
TOEIC900点のレベルや、取得のための勉強法については、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:TOEIC900点のレベル・勉強方法まとめ!就職や転職活動への影響についても解説
TOEFL80点を英検に換算すると?
TOEFL80点を英検に換算すると、英検準1級です。
英検準1級は英検の中で2番目に難易度が高い級で、大学中級レベルとされています。
英検は、一部海外大学への進学で使えるケースもありますが、基本は国内で英語力を示す際に役立つ資格です。TOEICに次いで国内で役立つ英語資格でしょう。
ただしTOEICとは異なり、スピーキングやライティングの能力も測定できます。
英検準1級については、以下の記事でも詳しくまとめています。
関連記事:英検準1級のレベルや合格率はどのくらい?1級や2級との違いも解説
TOEFL80点をIELTSに換算すると?
TOEFL80点を英検に換算すると、IELTS6.5〜7.0です。
IELTSはTOEFLと同様に、海外大学への進学時に必要とされる試験です。また海外への移住時にも必要とされることがあります。
IELTS7.0のレベルは以下の通りです。
- 7:優秀なユーザー
不正確さや不適切さがみられ、また状況によっては誤解が生ずる可能性もあるが、英語を使いこなす能力を有する。複雑な言葉遣いにも概ね対応でき、詳細な論理を理解できる。
IELTS6.5については、以下の記事でも詳しくまとめています。
関連記事:IELTS 6.5の難易度・レベルはどのくらい?勉強法やTOEICとの換算について解説
IELTS7.0については、以下の記事でも詳しくまとめています。
関連記事:IELTS7.0のレベルや取得するための勉強方法まとめ
TOEFLで80点を取得するために必要な勉強時間
TOEFLで80点を取得するために必要な勉強時間は、人によって異なります。必要な勉強時間を決める要素は以下の2つです。
- 現在の英語力
- 学習効率
現在の英語力がTOEFL80点に近い位置にあれば、勉強時間は少なく済みます。一方で現在の英語力がTOEFL80点から遠ければ、勉強時間は長く必要です。
中学高校英語が曖昧な状態であれば、TOEFL対策の前に、基礎英語の復習をした方が良いかもしれません。
英語学習のやり直しについては、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:【大人のやり直し英語】英語初心者の大人がまずやるべき勉強方法とは?
また「正しい方法で勉強できているか」「自分に合った勉強法を選択できているか」といった学習効率も、TOEFL80点までの道のりを短くするためには大切です。
しかし独学でTOEFL対策を行う場合、「本当に正しい勉強法なのか」はなかなか判断できませんよね。
そんな方には、英語コーチングスクールの受講をおすすめします。英語コーチングを受講すれば、英語コーチの指導のもと、最短ルートでTOEFL80点の取得を目指せます。
英語コーチングスクールについては、以下の記事で詳しくまとめています。
TOEFLで80点を取得するための勉強法
TOEFL対策では、目標スコアに関わらず、TOEFL対策用の教材を使った勉強と、それ以外の勉強が必要です。
それ以外の勉強では、英字新聞を読んだり、TEDを聞いたりして英語力を高めます。
関連記事:英語学習には【TED】がおすすめ!効果的な勉強法とレベル別のTED10選!【初心者OK】
リーディング、リスニング、スピーキング、ライティング、問題演習と、ジャンル別のTOEFL対策方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:【初心者向け】TOEFLの勉強法5つを分かりやすく解説
まとめ
TOEFL80点のレベルやTOEFL80点を取得するために必要な勉強時間や勉強法、他の英語資格試験との換算表について解説しました。
本記事で紹介した内容を早速実践して、TOEFL80点の取得を目指しましょう。
自力での対策が難しそうな方は、英語コーチングスクールの受講も検討してみてください。
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それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。