三木雄信に聞く!あなたのナゼ?に答えます!

Q.011


30代 メーカー勤務

半年ほどシャドーイングを続けています。教材を聞きながらスムーズにまねをすることはできるのですが、オンライン会議でネイティブスピーカーの話が全く聞き取れません。やり方が間違っているのでしょうか?

A.

結論:ネイティブスピーカーの英語が聞き取れない原因は、やり方が間違っているのではなく、教材選びや練習の段階を踏めていないことにあります。シャドーイングは「教材」「段階」「タイプ」の3つのポイントを押さえることで、確実に成果につながります。

多くの方が同じ壁にぶつかります。シャドーイングを本当に効果的にするためには、次の3つのポイントを意識してください。

1. 教材は「ナチュラルな英語」を選ぶ
TOEICの教材を使って練習する方は多いですが、ゴールが「ネイティブの会議を理解すること」であれば不十分です。TOEICの英語の発音は、世界各国のなまりを取り入れるなど現実的な英語に変わってきているものの、やはり単語一つ一つを明瞭に発音する傾向があるためです。

実際の会話では「talk about」が「トーカバゥ」、「get it」が「ゲディ」と聞こえるように、単語がつながったり音が変化したりします。この「リンキング」や「フラッピング」といった音声変化に慣れることが不可欠です。そこでおすすめなのが映画です。映画は学習者向けに作られたものではなく、自然な英語がそのまま使われています。「スクリーンプレイ」シリーズのような書籍や、動画配信サービスで英語の字幕を表記する方法もあります。

2. シャドーイングには段階がある
効果を出すためには、シャドーイングを大きく2段階に分けて取り組みましょう。
・プロソディシャドーイング:意味を考えず、音だけを忠実にまねします。文字を見てから音を聞くのは避けてください。目からの情報が音の認識をゆがめる「マガーク効果」があるからです。
・コンテンツシャドーイング:音をまねるだけでなく、意味も理解しながら行います。この段階ではテキストと音声を正しく結び付けることが大切です。

多くの学習者がプロソディシャドーイングの段階だけで満足してしまいますが、それでは実際の会話に対応できません。必ず意味理解を伴うコンテンツシャドーイングまで進めてください。

3. 自分のタイプを知る
学習者の中には「耳が非常に良い人」がいます。音をそっくりコピーできる一方で、意味を理解しないまま進んでしまうケースがよくあります。音声の再現はできても、実際のコミュニケーションに役立つ英語リスニング能力は全く身につかない場合があります。このタイプの方には、コンテンツシャドーイングに重点を置いて学習するのがよいですが、聞いた音声を全て文字起こしするディクテーションがよい場合もあります。自分の理解度を常にチェックしながら練習方法を調整しましょう。

Q.012


30代 金融機関勤務

これまで大学受験や資格取得のために英語を学習してきました。文法と単語には自信があり、メールは書けるのですが、話そうとすると口から英語が出てきません。どうすればスラスラ話せるようになりますか?

A.

結論:「単語や文法を一つずつ処理する方法では脳の処理が追いつかないため」、スラスラ話すことができないのです。会話で必要なのは「フレーズをひとつのまとまり(チャンク)として処理する力」です。

人間の脳には処理の限界がある

この背景には、心理学者ミラーが発表した「マジカル・ナンバー7±2」という理論があります。
https://pure.mpg.de/rest/items/item_2364276_4/component/file_2364275/content

人が瞬時に処理できる情報の数はおよそ7つ(±2)に限られる、というものです。ミラーは論文の中で先行する実験を引用しながら、聴覚(音程・音量)、味覚(塩水の濃さ)、視覚(正方形の中の丸の位置)のいずれにおいても、認知・処理できる数は7±2が限界であることを明らかにしました。

また、ミラーはある一定の意味を持つ要素・かたまりをチャンクと名付けました。どのような感覚器からのどのようなインプットであっても人間がリアルタイムで瞬時に認知・処理できるチャンクの数は極めて限られていることが明らかになったのです。

書くときには時間をかけて一つひとつの単語や文法を確認できます。しかし会話では即座に処理が求められ、「7±2」の制限を超えてしまうため、スムーズに言葉が出てこないのです。

単語単位ではなくフレーズを記憶する
例えば「このグラフは地球温暖化を示しています」と言いたい場合を考えてみましょう。
・「グラフ」を「graph」か「chart」か悩む
・「示しています」を「show」か「indicate」などから選ぶ
・動詞に「s」をつけるかどうかを確認する
・「global warming」に冠詞が必要か迷う

このように単語ごとに考えていたら、脳の処理が追いつきません。そこで有効なのが「処理対象とするチャンクを減らす」方法です。つまり、単語ひとつひとつをチャンクとして文法に従って構文するのではなく、フレーズをチャンクとして認知・処理の原則を変えるのです。もちろん中学レベルの基礎的な文法の理解は、フレーズを記憶したり、フレーズをチャンクとして活用したりするために必要なので、文法が不要となるわけではないことは強調しておきたいと思います。

例えば「このグラフは〜を示しています」を意味する英語のフレーズ「This chart shows 〜」を丸ごと覚えておけば、残りの内容を差し込むだけで済みます。結果、「This chart shows global warming.」という自然な文を瞬時に話すことができます。

ゴールに直結するフレーズを選ぶ
フレーズをためる際は、自分のゴールに直結するものを選ぶことが重要です。プレゼンが目的なら、一般的な日常会話のフレーズ集を丸暗記しても効果は薄いでしょう。自分の業務や発表内容に即したフレーズを教材から抽出し、実際に使える表現を優先して学ぶことが大切です。

まとめ
英語が書けても話せないのは、脳の処理限界に原因があります。単語を逐次処理するのではなく、フレーズをチャンク化して覚えることで、会話のスピードに対応できるようになります。自分のゴールに合ったフレーズを積み上げていけば、必要な場面でスラスラ話せる日もそう遠くありません。

Q.013


20代 金融機関勤務

TOEIC Listening & Reading Testのリーディングで時間が足りません。どうすれば読む速度を上げられますか?

A.

結論:読み方を「サイトトランスレーション」に変えることで、速読力は格段に向上します。

TOEICのリーディングで必要とされる読解スピード150WPMを達成するには、単に過去問や問題集を繰り返すだけでは不十分です。原因は、従来型の読解法にあります。

日本の中学、高校で勉強する従来型の翻訳あるいは読解方法は、紙のテキストベースで翻訳することを前提にしたものです。限定された時間内で高速で読解するよりも、厳選された英語の原文をじっくりと時間をかけて、ナチュラルで読みやすい日本語に翻訳し、社内文書や出版物としてアウトプットすることが重要だった時代があったからです。

しかし、このような従来型の翻訳あるいは読解方法では、TOEICのような時間制限のある試験や、インターネット上の膨大な情報処理には対応できません。この方法では、文章の語順を逆転させながら何度も読み返す必要があり、スピードは上がらないのです。

また、紙のテキストベースでの処理を前提にしているので、リーディングには対応できますが、リスニングでは機能しません。これが、日本人がネイティブスピーカーの話す英語を聞き取れない理由の1つです。より正確に言えば、ところどころ単語を聞き取れたとしても、話の全体としては意味を把握できないのです。

実際に、2013年1月21日に米ワシントンで行われたオバマ大統領の就任演説の一節を従来型の翻訳で処理してみましょう。

英語原文
① We must act,
② knowing
③ that today’s victories will be only partial, and
④ that it will be up to those who stand here in four years, and forty years, and four hundred years hence
⑤ to advance the timeless spirit once conferred to us in a spare Philadelphia Hall.

日本語訳(従来型)
③ 今日の勝利は部分的なものにすぎないことと
⑤ フィラデルフィア議事堂において、かつて我々に与えられた不朽の精神を前進させることは、
④ 今から4年後、40年後、400年後まで、ここに立つ人々に委ねられるだろうということを
② 念頭に置きながら
① 我々は行動しなければなりません。

従来型の翻訳では、日本語訳の語順は英語原文とほぼ逆になります。このため、文章全体の意味を把握するのに時間がかかります。

そこで、翻訳方法を変える必要があります。そのための訓練方法がサイトトランスレーションです。通訳の育成プログラムで使われてきた訓練方法です。

サイトトランスレーションとは?
サイトトランスレーションとは「Sight=見ること」で、文字通り「見たまま翻訳する」手法です。ポイントは、英文を数ワード単位の意味のかたまり=チャンクに分けて理解することです。チャンクごとに意味を理解し、原文の語順を保ったまま頭の中で日本語に置き換えていきます。

先ほどの演説を例にすると、チャンクごとに区切ることで、英語の語順を維持したまま意味を把握できます。

英語原文
① We must act,
② knowing
③ that today’s victories will be only partial, and
④ that it will be up to those
⑤ who stand here
⑥ in four years, and forty years, and four hundred years hence
⑦ to advance the timeless spirit
⑧ once conferred to us
⑨ in a spare Philadelphia Hall.

日本語訳(サイトトランスレーション)
① 我々は行動しなければならない
② 念頭に置きながら
③ 今日の勝利は部分的なものにすぎないことと
④ それは人々に委ねられるだろうということを
⑤ ここに立つ
⑥ 今から4年後、40年後、400年後まで、
⑦ 不朽の精神を前進させることは、
⑧ かつて我々に与えられた
⑨ フィラデルフィア議事堂において、

各チャンクで意味を理解することで、従来型の翻訳のように行ったり来たりする必要がなくなり、読む速度は大幅に向上します。

今回は説明のため改行して翻訳しましたが、実際には、下記のように英語原文にスラッシュを書き込み、チャンクに分けて翻訳していきます。

We must act, / knowing / that today’s victories will be only partial, and / that it will be up to those / who stand here / in four years, and forty years, and four hundred years hence / to advance the timeless spirit / once conferred to us / in a spare Philadelphia Hall.

チャンク分けのポイント
・接続詞(and, that など)
・前置詞や名詞節
・現在分詞・過去分詞
・関係代名詞
・並列構造や修飾関係も意識しながらチャンク化すると、自然な理解と高速読解が可能になります。

また、サイトトランスレーションの教材選びですが、単語レベルも含めて従来型の翻訳では難しい教材は避けてください。基本的には、従来型の翻訳が難なくできるレベルの教材を、サイトトランスレーションでできるように訓練することが最も効果的です。

まとめ
TOEICリーディングで高得点を狙うには、従来の翻訳型読解を捨て、サイトトランスレーションで英語を「見るままに理解する」訓練を行うことが鍵です。チャンクごとの理解を習慣化すれば、1分間に150ワードを読む力も確実に身につきます。

Q.014


40代 医師

英語のリスニングでは耳の訓練が重要だと聞きました。また、「英語の音の周波数帯は日本語より高いため、日本人は聞き取れない」という説もあります。年齢的に耳の訓練が難しいのではないかと感じています。私の年齢でも英語を聞き取れるようになるでしょうか?

A.

結論:年齢に関係なくリスニング力は向上します。高周波数だけにこだわる必要はありません。重要なのは、単語のシラブル(音節)やイントネーションなど含めて理解できる耳をつくることです。

質問にあった「英語の音の周波数帯が日本語の音の周波数帯より高いため、高周波数帯域を聞けるように耳の訓練をする」という訓練法ですが、おそらくトマティス理論について言われているのだと思います。トマティス理論とは、フランスの耳鼻咽喉科医アルフレッド・トマティス(1920~2001年)が提唱した聴覚・心理・発声の改善のための理論です。トマティスは、それを基に聴覚改善トレーニング手法を開発しました。

では、そもそも英語の音声には、日本人が物理的に聞き取れない周波数帯が本当にあるのでしょうか。まず、一般的に人間が聞き取れる音の範囲は20Hz~2万Hzとされています。ただ、年齢によって、ある程度の差があるとされており、年齢が上がるにつれて高い周波数帯が聞こえなくなる傾向があります。

パナソニックのサイト
https://panasonic.jp/hochouki/download/dagehg/hearing2.html)で簡易的に確認できます。年代ごとの目安が公開されていますので、ぜひ試してみてください。

いかがでしたでしょうか。1万Hzぐらいまでは聞き取ることができるのではないでしょうか。

次に、英語の発音の周波数帯についてです。トマティス理論に基づく論文や書籍では、英語の周波数帯が1万2000Hz前後まで分布しているとする論文もあり、これが日本人は聞き取りにくいという論拠となっているようです。確かに、英語は子音が多く、子音の周波数は一般的に高いため、結果として高周波数帯の占める割合が日本語より大きくなる傾向はあるようです。

私がここで違う角度から指摘したいのが、電話の音声の周波数帯です(音声の周波数であって、電波の周波数ではありません)。人間の声の主成分はおおむね200~4000Hzの周波数帯にあり、これをもとにアナログの固定電話や3Gまでの携帯電話では、音声については300〜3400Hz、2014年以降に普及したVoLTE方式の携帯電話でも、50〜7000Hzのみを再現しています。これは、全世界で共通の技術規格ですから、英語であっても高周波帯の音声は切り捨てられています。それでも会話は問題なく成立します。つまり、高周波数の音が物理的に聞こえないことが「英語が聞き取れない」ことの主原因ではないと思うのです。

こうしたことから私は、「高周波数帯域を聞けるように耳の訓練をする」といった周波数に比重を置いた特殊な訓練をする必要はないと考えます。ある特定の音にこだわるのではなく、むしろ単語のシラブルやイントネーションなども含めて学習するために、きちんとシャドーイングをしていただければ十分だと思います。

まとめると、高周波数だけを訓練する特別な方法は必須ではありません。シャドーイングなどの実践的な訓練を続ければ、年齢を問わず英語のリスニング能力は確実に伸ばせます。自信を持って学習してください。

Q.015


30代 外資系企業 ITエンジニア

グローバルチームのマネジメントで、なまりの強い英語が聞き取れず困っています ?

新システム開発のプロジェクトマネジャーとして、世界各国に分散するメンバーをビデオチャットでマネジメントしています。英会話には自信があったのですが、一部のメンバーの英語のなまりが強く、聞き取れません。国や地域ごとのなまりを学習すべきでしょうか?

A.

結論:特定の国や地域のなまりを学習する必要はありません。必要なのは、コミュニケーションを成立させるための戦略的な能力です。

近年、IT企業ではオフショア開発が増え、同じ悩みを抱える方が増えています。英語に自信がない方も、実務で英語を使う際に「聞けない」という課題に直面しています。

コミュニケーション能力は4つの要素で構成される
言語学者カナーリーとスウェインが提唱した「コミュニカティブ・コンピテンス」という概念が、この問題を理解する鍵となります。コミュニケーション能力は以下の4つから成り立っています。

①文法能力:正しい発音・語彙・文法などの狭義の英語力
②談話能力:話に一貫性を持たせる能力。例えば「スピーチでは自己紹介→テーマ提示→本題→結び」という流れや、「意見は結論→理由の順」といった型に沿って話す力
③社会言語学能力:相手や場面に応じて適切な表現を使う能力。敬意を示す表現など
④方略的能力:限られた言語能力でもコミュニケーションをゴールまで導く能力。正しい用語を尋ねたり、非言語表現(ジェスチャーなど)を活用したりする力

あなたに必要なのはアウトプット学習
なまりの強い英語を聞き取るためのシャドーイングは不要です。英語ネイティブもなまりを勉強しないことからも明らかでしょう。あなたに必要なのは②③④の能力、つまり狭義の言語能力ではなく、コミュニケーション戦略です。そのためにはインプット学習ではなく、相互的なアウトプット学習が必要です。

実務で活かせる具体的な方法
すでに実務でアウトプット環境がありますから、以下をOJTとして実践しましょう。

方略的能力を高める工夫:
・前提情報や背景を相手も知っているか確認する
・自分の持つ情報を積極的に共有する
・質問の意図が不明確なら、自分の言葉で言い換えて確認する
・複数の質問が続く場合は、1問ずつ分解して答えるよう依頼する
・ホワイトボードやチャットで文字情報も併用する

これらは優れたファシリテーターが日本語の会議でも行っていることです。日本語でのファシリテーション時にも同様に実践すれば、効果的なOJTになります。

コミュニケーションの責任は双方にある
一定の英語力をお持ちなのですから、自信を持ってコミュニケーションしてください。コミュニケーションは相互作用です。ゴールまで導く責任は双方にあります。 あなた一人が背負い込む必要はありません。応援しています。

Q.016


30代 IT企業勤務

来月の英語プレゼンに備えて、短期間で「型」を習得したいです

「来月のオンライン会議で、プロジェクト成果を英語でプレゼンテーションします。英語プレゼンには一定の型があると思いますが、短期間でどう身につければよいでしょうか?

A.

結論:型の暗記は不要です。「1スライド・1メッセージ」で勝負しましょう

実は英語プレゼンテーションは、英語を使うシチュエーションとしては、要求される英語力はそれほど高いものではないのです。時間がなくても心配いりません。

英語プレゼンが「やりやすい」5つの理由
1.テーマが決まっている ー語彙やフレーズが限定され、話題が飛躍しない
2.一方向のコミュニケーション ー自分からの発信が中心
3.スライドが補助 ー内容の大部分をスライドが伝えてくれる
4.質疑応答は明瞭 ーネイティブも聴衆向けにゆっくり話す
5.一問一答形式 ー複数人が同時に話す会議とは異なる
英語力の目安としてはCEFR B1レベル、VERSANT 47点程度あれば十分です。それより少し低くても、今回ご紹介する方法なら乗り切れます。

孫正義流「1スライド・1メッセージ」が最強
おすすめの方法は、ソフトバンクグループ孫正義会長のスライド作成法です。1枚のスライドに1つのメッセージ、それを補強するイメージやグラフを添えるだけ。同社の英語版サイトで実際の資料を確認できます。

この方法の利点:
脳科学的には、図表で右脳が興味を持ち、その後文字を読んで左脳が論理的に納得するプロセスが効果的です。
英語プレゼンでは、さらに以下のメリットがあります:
・キーメッセージがスライドにあるため、英単語を忘れても最低限成立する
・聴衆が文字を読むだけに集中せず、話に耳を傾けてくれる
・口頭では簡単な英語で補足するだけでよく、会場の反応を見ながら調整できる

孫正義氏の実例から学ぶシンプルな流れ
2017年のMobile World Congressでの孫氏のプレゼンテーションの動画を見てみましょう。
https://youtu.be/jIEfPlvnLFw

孫氏のプレゼンテーションは毎回ほぼ同じ流れです。流れの中で使われているフレーズもご紹介します。ただし、孫さんの音声のままではなく英語のネイティブスピーカーにとって、より違和感がないように一部修正をしています。

基本の流れ:
1.挨拶:Good morning.
2.テーマへの誘導:Our industry has an inconvenient truth.
3.アイスブレイク:It's morning so we shouldn't be too depressed.
4.テーマ提示:I came here to talk about my belief, the next 30 years vision.
5.自己紹介・実績:Some of you may know that we just recently announced the Softbank Vision Fund. That is a $100 billion dollar fund.
6.テーマへの回答:If super intelligence goes inside the moving devices, robots, then the world, our lifestyle, will dramatically change.
7.まとめ:I truly believe that this singularity is coming within the next 30 years.
8.提案:I'm looking for partners because we cannot do it alone, I hope we will make it happen together.
9.お礼:Thank you very much.

挨拶もお礼も極めてシンプル。装飾は一切ありません。使われているのは中学英語レベルの簡単な単語とフレーズのみ。発音もカタカナ英語に近いレベルです。しかし各スライドのメッセージは明確で、全体の流れもスッキリしています。

重要なのは英語力ではなく、プレゼンテーションの中身です。
孫氏はこのスタイルでジョブズ氏を説得してiPhone独占販売権を獲得し、10兆円規模のファンドを成功させました。

時間ピッタリに終える実践テクニック
プレゼンを時間通りに進めるコツは2つです:
①スライドにページ番号を入れる
②1スライドあたりの平均所要時間を計測する
まず全体を作成し、英語で一度通して練習してください。自分の1スライドあたりの時間が分かったら、予定時間に合わせてスライド枚数を調整します。
例えば1スライド2分なら、40分のプレゼンには20枚が適切です。本番では時計を見えるところに置き、常にページ数と時間を照らし合わせます。8枚で20分経過していたら、少しペースアップする、といった調整が可能です。

準備すれば日本語と変わらない
このような準備をすれば、英語プレゼンは日本語とさほど変わりません。本番では時計を見ながら簡単な英語でスライドを補足するだけです。

型の暗記やフレーズの丸暗記は不要。 流れに沿って1スライド・1メッセージでスライドを作り込めば十分です。自信を持ってプレゼンテーションに臨んでください。

Q.017


20代 大学生

英単語を覚えるのが苦手です。ビジネスではどれくらい必要ですか?

英語自体は嫌いではないのですが、単語を覚えるのが得意ではありません。就職活動や就職後も英語は必要だと思いますが、ビジネスパーソンとしてどれくらいの単語を覚える必要があるのでしょうか?

A.

結論:ビジネスで実際に英語を使うなら3000語でほぼ足ります。 ただし、TOEIC 700点以上が必要な場合は5000語を目標にしましょう。

覚えるべき単語数は、あなたの英語学習のゴールによって変わります。具体的なデータで検証してみましょう。

オックスフォード3000・5000という基準
今回使用するのは、オックスフォード大学出版局が提供するワードリストです。豊富なコーパス(言語データベース)を基に専門家が開発し、欧州言語共通参照枠(CEFR)に準拠しています。このリストは、全レベルに共通するベース単語を押さえた上で、各分野の重要単語を積み上げる二段構えの学習戦略を前提としています。

オックスフォード3000: CEFR A1〜B2レベルの「英語で知っておくべき最も重要な単語」。第二言語として英語を使うビジネスパーソンにはB2レベルで十分とされており、3000語が最低ラインと考えられます。

オックスフォード5000: オックスフォード3000にCEFR B2〜C1レベルの2000語を追加したもの。

ぜひ一度目を通してみてください。
(参考:https://www.oxfordlearnersdictionaries.com/wordlists/

映画「プラダを着た悪魔」で実証
映画「プラダを着た悪魔」の全セリフをオックスフォードのテキストチェッカーで分析しました。この作品はビジネスシーンが多く、現代的でナチュラルな英語のため、シャドーイング教材としても最適です。

テキストチェッカー結果
分析結果:
・総単語数:約11,047ワード(約2,001文)
・オックスフォード3000でカバー:86%
・オックスフォード5000でカバー:88%

3000語だけでも非常に高いカバー率です。

カバーされない12%の正体は?
以下は「プラダを着た悪魔」の会話部分のスクリプトを引用したものです。
「プラダを着た悪魔」セリフ
実際のセリフを見ると、オックスフォード5000に含まれない単語は13ワードありますが、その大半は人名、企業名、短縮形です。実際に覚える必要がある単語は「prepped」「incubus」「viral」「plague」の4語のみ。

CEFRレベルでもほとんどA2レベルまでで、B2レベルは「fully」の1語のみ。これはどの部分を抜き出しても同じ傾向です。
つまり、英語での会話にはオックスフォード3000でほぼ足りるのです。

TOEIC対策には5000語が必要
入社試験や昇進でTOEIC L&R 700点以上を求められる場合、5000語以上が必要です。TOEIC L&Rはスコアと単語数が直結しており、TORAIZ語学研究所の分析では1000語覚えるごとに100点アップします。
学生でTOEIC 700点以上を目指すなら、まず5000語を目標にしてください。

効率的な単語学習の二段構え戦略
5000語以上をリストで覚えるのは非効率です。おすすめは以下のアプローチです:

1.基礎固め:オックスフォード3000または5000をベースとして習得
2.専門分野の積み上げ:志望業界のニュースや専門書を英語で読み、頻出単語を自然に覚える

「単語を覚えるのが嫌だなぁ」と暗記だけにこだわる必要はありません。実務に即した形で単語を覚えていくのが最も効率的です。

まとめ:あなたのゴールに合わせて選ぶ
・実務で英語を使う:3000語+業界専門用語
・TOEIC 700点以上が必要:5000語+業界専門用語
・それ以上:実務の中で自然に習得

単語学習は量より質。基礎をしっかり固めた上で、自分の分野に特化した単語を実践的に学んでいきましょう。頑張ってください。

Q.018


20代 大学生

長年勉強しているのに、なぜ英語が話せないのでしょうか?

小学校から大学まで、塾や英会話教室でも英語を勉強してきました。相当な時間を費やしていると思いますが、まだ英語を話すことに自信がなく、抵抗感があります。なぜ多くの日本人は何年も勉強しているのに英語を話せないのでしょうか?どうしたら抵抗感なく話せるようになるのでしょうか?

A.

結論:原因は2つ。「学習時間不足」と「インプット偏重」です。

日本の英語教育には構造的な限界があります。 この根本的な問題を理解するには、英語学習だけでなく、あらゆる学習における効率的な方法論を知る必要があります。

原因①:圧倒的な学習時間の不足
多くの日本人は中高・受験・英会話スクールで1000時間以上は英語を学習していますが、実はさらに1000時間が必要です。他の科目もあるため、これ以上の時間配分が難しいのは事実ですが、足りないのです。

科学的な裏付け:
第二言語習得理論の研究は進んでいますが、画期的な方法は発見されていません。現在も米国務省の外交官やCIA職員は日本語習得に2200時間以上をかけています。もし革新的な学習法があれば、彼らがこれほど時間をかける必要はないはずです。
日本人にとって英語は第二言語であり、習得には相応の時間が科学的に必要なのです。

原因②:インプット中心の学習設計
学校教育や塾だけでなく、一部の英会話スクールや英語コーチングスクールにも当てはまる問題です。

科学的に効率的な学習方法はすでに確立されています。それが「インストラクショナルデザイン」というメソッドです。

インストラクショナルデザインの驚異的な効果
「ブルームの2シグマ問題」として知られる研究で、個別最適化したインストラクショナルデザインは、一般的な一斉授業と比べて学習者の成績が2シグマ分向上することが証明されています。
つまり偏差値50の人が偏差値70になる効果です。
米国では公教育にも取り入れられ、優れた人材を輩出する仕組みの基盤となっています。

「指導の第一原理」ー効率的学習の5つの要素
教育研究の第一人者M・デイビッド・メリルが、インストラクショナルデザインの普遍的要素を「First Principles of Instruction(指導の第一原理)」(https://mdavidmerrill.wordpress.com/wp-content/uploads/2019/04/firstprinciplesbymerrill.pdf)としてまとめました。

最大の特徴は、現実世界の課題を使ったアウトプット重視の設計です。

5つの要素:
1.Task-oriented(課題中心)
学習者は、学習プロセスで自分の現実世界の課題をテーマとして取り上げると、興味と熱意を持って効率的に学ぶことが可能になる。
2.Activation
学習者は、すでに持っている自分の知識とスキルを思い出し整理するため、あるいは新しい知識を整理するための構造が与えられるときに、知識とスキルが活性化し効率的な学習が可能になる。
3.Demonstration / Show me
学習者は、そのようなスキルや知識が自分の現実世界の問題や課題の文脈で提示されたときに、新しい知識やスキルを効率的に学習することが可能になる。
4.Application / Let me
学習者が自分の現実世界の課題に学んだ新しい知識とスキルを適用し課題解決に使うことで効率的な学習が可能になる。
5.Integration / Watch me
学習者は、新しい知識を自分の日常生活に活用することで効率的な学習が可能になる。

実践のためのチェックリスト
理論だけでは実践が難しいため、TORAIZでは、これらの原理を実際の学習で簡単に実現するために、次のようなチェックシートを使っています。

実践のためのチェックリスト
以下の項目を確認してください:
学習デザインチェック項目:
・現実の課題(仕事・目標)を学習テーマにしているか
・既存の知識を活性化させる仕組みがあるか
・新しい知識を実際の文脈で学んでいるか
・学んだことを実際の課題で使っているか
・新しい知識を日常で活用しているか

このチェックシートは英語だけでなく、資格試験などあらゆる学習に適用できます。定期的に学習デザインを見直し、結果を振り返ってください。必ず成果が出るはずです。

成果を出すための2つの行動
①追加1000時間を確保する
すでに1000時間学習しているなら、さらに1000時間を計画的に確保しましょう。
②インプットからアウトプットへ転換する
インストラクショナルデザインに基づき、現実の課題を使ったアウトプット中心の学習に切り替えましょう。
この2つを実践すれば、必ず結果は出ます。頑張ってください。

Q.019


20代 サッカー選手:中山雄太氏(TORAIZ修了生)

B1レベルからネイティブレベルの英語力を目指すには?

プロサッカー選手としてやっていく上で、ネイティブレベルの英語力を付けるにはどうすべきでしょうか。また、ネイティブスピーカーと話す機会を増やすには何を心がけるべきでしょうか。

A.

結論:CEFR B2レベルを目指し、3つのポイントで学習しましょう。

実践のためのチェックリスト
CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)でB1レベル到達後は最短3カ月でB2レベルに到達できます。 すでに自立した言語使用者の土台があるため、発音矯正や論理構成の強化が効果的に機能します。

中山選手の現在地:CEFR B1レベル
8カ月でVERSANT 47点(12点アップ)は素晴らしい成果です。これはCEFR B1「自立した言語使用者」レベルに相当します。

CEFR B1の定義:仕事や日常でよく遭遇する身近な事柄を理解でき、旅行中の状況に対処可能。身近な話題について筋の通った文章を作成し、経験や意見を簡潔に述べられる。
プロサッカー選手として、戦術ミーティングやピッチ上での選手間のやり取りなど、サッカーに関する範囲では通訳なしで対応できるレベルです。

目指すべきゴール:CEFR B2レベル
ネイティブな英語力を目指すなら、CEFR B2レベルが目標です。

CEFR B2の定義:専門的・抽象的な複雑なテキストを理解でき、ネイティブスピーカーと日常的に流暢かつ自発的に、お互い無理なく会話できる。幅広いテーマで明確で詳細な文章を作成可能。
VERSANTスピーキングテストの30点代からCEFR B1までは基本的に1年・1000時間かかりますが、B1からB2へは最短3カ月で到達可能です。理由は2つ:

1.学習の基本パターンがすでに確立されている
2.B1レベルの実力があれば、実生活で英語を使う場面が増える

CEFR B2到達のための3つの学習ポイント
①スピーキング:表現の幅と論理構成を強化
CEFR B1レベルでは最低限の用件は伝えられますが、ネイティブスピーカーと比べると表現が単調で、論理構成の説得力に欠けることが多いです。

表現の幅を広げる:例えば体調を伝える際、「My left leg hurts(左足が痛い)」だけでなく:
・My left calf hurts(左足のふくらはぎが痛い)
・I have muscle pain on my left leg(左足が筋肉痛だ)
ニュアンスを含めて説明されたフレーズ集を追加学習しましょう。

PREP法をマスターする
日本語の「起承転結」は海外の人には冗長に感じられ、「結局何が言いたいの?」となりがちです。
PREP法で構成しましょう:
・Point(結論):敵チームの守備のラインが上がってきた場合は、あなたは右サイドに展開すべきだと思う
・Reason(理由):なぜならば、自分が裏にボールを入れるから
・Example(実例):前回の試合でこの動きで得点できた
・Point(結論):だから、敵チームの守備のラインが上がってきた場合は、必ず右サイドにタイミングを見て展開してほしい

②リスニング:完全性となまりへの対応
CEFR B1レベルでは1対1なら8〜9割聞き取れますが、複数のネイティブスピーカーが手加減なしにやり取りする場面では困難です。1対1では相手が配慮してくれているからです。

ディクテーションを追加:
シャドーイングだけでなく、全てを聞き取れているか文字で書き出す訓練を行いましょう。
音の変化をパターン学習:
ネイティブスピーカーがナチュラルスピードで話す際のリエゾンやフラッピングなどの音の変化をパターンとして習得しましょう。
多様ななまりに対応:
イギリス英語、アイルランド英語、欧州非英語圏の人が話す英語など、様々ななまりを収録した教材で学習することも有効です。

③発音矯正と流暢さの向上
CEFR B1到達までは「聞いて話せる」「実践で使える」に集中するため、発音には取り組みません。しかしB1到達後は、土台ができているため、ネイティブスピーカーに近い発音やイントネーションを効果的に学べます。

ネイティブスピーカーと話す機会を増やす実践法
CEFR B1からB2へのステップでは、レッスンだけでなく日常でも英語を使って暮らし、仕事をすることが極めて重要です。

①あらゆる機会に英語で話しかける:
海外では、こちらから話しかけないと相手もあなたの英語力が分からず、会話が発展しません。英語力を大きく伸ばした留学生は「スーパーのレジでも、エレベーターでも話せる限り話した」と言います。
②環境を変える:
非常に親しい友人を作ったり、ルームシェアをしたりといったことも効果的です。
③Meetupへの参加や音声SNSを活用:
同じ興味を持つメンバーが集まるので話題作りに困りません。オンラインでネイティブスピーカーと気軽に会話する機会を持てます。

最短でCEFR B2レベルへ
すでに自立した言語使用者として土台があります。あとは:
・表現の幅と論理構成の強化
・リスニングの完全性向上
・発音と流暢さの改善
・日常での実践機会の最大化

この4点を意識して学習を続ければ、最短3カ月でネイティブスピーカーと流暢に会話ができるレベルに到達できます。今後のさらなる活躍を応援しています!

Q.020


30代 外資系金融勤務

会議は大丈夫なのに、コーヒータイムの雑談ができません。

ビジネスでの英会話には自信がありますが、ミーティングの合間のコーヒータイムやパーティーでの雑談が苦手です。帰国子女の同僚のように自然に話せません。今後また必要になると思うので、今のうちにどんな学習をすればよいでしょうか。

A.

結論:リスニング強化と「得意テーマ3つ」の準備で乗り切れます。

雑談はビジネス英語より難しいのが普通です。 対策は2つ:①ナチュラルな英語のリスニング力強化、②得意テーマを3つ準備して主導権を握ることです。

なぜ雑談はビジネス英語より難しいのか
実は、英語の専門家でも雑談は苦手という人が多くいます。理由は明確です。

①リスニング環境が過酷
静かな会議室ではなく、周りに人がいて音楽も流れている
相手が1人ではなく、ネイティブスピーカー複数人の会話に入る
ネイティブ同士が手加減なく話し、その流れで自分に話を振ってくる

②テーマが予測不可能
趣味のクリケット、子供の話など、何がテーマになるか分かりません。専門用語や言い回しが分からず、背景知識がなければさらに困難です。

③その国の常識や共通体験を知らない
例えば米国には「DMV(運転免許センター)」という悪名高い役所があり、業務停滞と最低のサービスで知られています。米国人が「あのサービスはDMV並み」と言えば「ひどいサービス」の意味ですが、米国人以外には通じません。

こうした理由から、パーティーで孤立し、ホテルの部屋で疲れと悔しさでベッドに倒れ込む経験は、多くのビジネスパーソンが味わっています。

対策①:リスニング力を本格的に強化
ネイティブスピーカー同士のナチュラルな会話を一言も漏らさず聞き取るのは非常に困難です。本格的な実力強化が必要です。

教材の変更: 一般的な英語学習用ではなく、ナチュラルな英語の教材に変えましょう。書店には様々ななまりの話者の街角会話を収録した教材もあります。

ディクテーションの追加: シャドーイングだけでなく、聞いた音声を書き下して全て聞き取れているか確認しましょう。

必要な期間: 毎日1時間のリスニング学習で数カ月から半年かかります。

ただし、これだけでもテーマごとの語彙やDMVのような話についていくのは難しいでしょう。そこで次の戦略が重要です。

対策②:得意テーマ3つで主導権を握る
準備すべきこと:
1.自分が語れる得意テーマを3つ決めます。例えば:
2.旅行先での失敗談
3.日本食
4.サッカー

これらについて:
1.ある程度の時間話せるよう内容を英語で覚える
2.よくありそうな質問のFAQを作って準備する
3.英会話レッスンで実際に話して練習する

実践での使い方:
コーヒータイムやパーティーで、自分からこれらの話題を振るのです。

考え方:
相手にテーマを振られたら負け。 主導権をこちらが持っている限り困ることはありません。

対策③:質問をしまくる戦術
自分の話の後に質問攻めにします。例えば「旅行先での失敗談」なら、「エジプト行ったことある?」「タイに行ったことある?」などの質問をして相手に話をさせることで、持ちネタの範囲内で話をコントロールしながら盛り上げられます。

通訳の第一人者も同じ工夫をしている
「こんな苦労をしてまで」と思うかもしれませんが、通訳界の第一人者でも同じ工夫をしています。TORAIZ語学研究所のフェローを務める通訳界の第一人者・新崎隆子先生も、常に事前準備をし、コーヒータイムやパーティーで今説明したような工夫をされているそうです。通訳の第一人者ですらそうなのですから、私たちビジネスパーソンはきちんと準備して工夫する必要があります。

この苦労が人生を豊かにする
こうして培った人間関係は、ビジネスで生きるだけでなく、友人として人生をさらに豊かにしてくれるかもしれません。

今から楽な気持ちで準備を
すでにベースの英語力があるのですから、楽な気持ちで今後に備えて準備すれば十分です。

準備のチェックリスト:
・ナチュラルな英語のリスニング教材を選ぶ
・毎日1時間のリスニング(シャドーイング+ディクテーション)
・得意テーマ3つを決める
・各テーマのトーク内容とFAQを英語で準備
・英会話レッスンで実践練習

これだけで、次のパーティーでは主導権を握って会話を楽しめるはずです。応援しています。